企業見学ツアーに係る「山口県」の共催及び共催名義使用承認事務取扱要領（趣旨）第１条この要領は、山口県が民間事業者の行う企業見学ツアーについて、共催及び共催名義の使用（以下「共催等」という。）を承認することに関し、必要な事項を定めるものとする。（用語の定義）第２条この要領において、次の各号に掲げる用語の定義は、当該各号に定めるところによる。 (1)共催事業の企画、運営に参画し、当該事業についての責任の一部を負担することをいう。 (2)企業見学ツアー民間事業者が主催する学生を対象とした複数の企業を訪問するツアーをいう。 (3)学生学校教育法（昭和 22 年法律第 26 号）第１条の規定による大学（大学に置く大学院を含む。）、同法第 108 条の規定による短期大学、同法第 115 条の規定による高等専門学校又は同法第 124 条の規定による専修学校に在籍している者をいう。（承認基準）第３条共催等は、予算の範囲内で、次の各号の基準を全て充たす企業見学ツアーについて、承認することができる。 (1) 学生の山口県内企業への就職・定着を目的とし、県内企業の魅力を学生に周知する上で効果的な内容であること (2) 開催期間が単年度であること (3) 県内５社以上の企業を訪問し、また、訪問先が複数の市町にわたること (4) 訪問する各企業が同一のグループでないなど、強い関係性が認められないこと (5) 商業的宣伝意図または営業を目的としないこと (6) 特定の宗教及び政党の利害に関与しないこと (7) 主催者の事業遂行能力が十分あると認められ、かつ、開催の期間及び場所並びに運営が適切であると認められること（申請手続等）第４条原則として、事業開始の１か月前までに次の各号に掲げる事項を記載した「企業見学ツアーに係る「山口県」の共催及び共催名義使用承認申請書（様式第１号）」を県あてに提出する。 (1) 主催者の名称 (2) 事業の名称 (3) 事業の目的及び内容 (4) 開催期間 (5) ツアーの出発地及び解散地 (6) 訪問する企業の名称及び所在地 (7) 参加対象者及び参加定員 (8) 他の主催者、後援者及び賛助者（予定を含む。）の名称 (9) 参加料金等の参加者の負担の有無 (10)その他承認基準を充たすことを示す書類２県は、前項の規定による申請があった場合、速やかに承認の可否を決定し、その結果を書面で通知するものとする。（承認の条件）第５条共催等を承認する場合は、次の各号の条件を付することができる。 (1) 経費は主催者負担とすること (2) 県は、事業における事故等についての責任は負わないこと (3) 申請事項に変更があった場合には、速やかに届け出ること (4) 政治活動及び宗教活動は行わないこと (5) 事業実施前に参加（見込）者の情報を提供すること (6) 事業終了後に参加者の状況を証明する資料を提供するとともに実施状況を報告すること (7) その他必要と認める事項（その他）第６条この基準に定めるもののほか、特に必要のある場合は、別に定める。附則この基準は、平成２８年６月２１日から適用する。