2016年6月21日 トルコの金融市場動向 Weekly Report 【2016年6月11日~2016年6月17日の推移】 【1】先週の回顧 【トルコ・リラ 為替推移】 先週のトルコ・リラ相場は対米ドルでほぼ横ばい、 対円で下落となりました。またトルコの2年国債金 利は低下となりました。先週は、米国でFOMC(米 国連邦公開市場委員会)が開催されたほか、英 国のEU(欧州連合)離脱をめぐる国民投票につ いての思惑などが相場を動かす材料となりました。 1週間を通して見ると、トルコ・リラは対米ドルで はほぼ横ばいでの推移となったものの、日銀の金 融政策決定会合で追加の金融緩和が見送られた ことから、円高が進展し、対円では下落となりまし た。また債券市場では、FOMCで米国の利上げ が見送られ、当局者が予想する利上げのペース が緩やかなものとなったことが示されたほか、週後 半にかけて英国のEU離脱への懸念が後退したこ となどを受けて、金利低下となりました。 (2016年5月20日~2016年6月17日) (円/トルコ・リラ) (トルコ・リラ/米ドル) 44.0 2.75 円/トルコ・リラ(左軸) 42.0 トルコ・リラ/米ドル(右軸、上下反転) 2.93 40.0 2.80 トルコ・ リラ 2.85 高 38.0 2.90 36.0 2.95 34.0 3.00 安 35.58 32.0 5/20 5/27 6/3 6/10 3.05 6/17 ※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。 【トルコ 金利推移】 (2016年5月20日~2016年6月17日) (%) 【2】今週の見通し 12.0 今週は21日(現地)に金融政策決定会合の開 催が予定されています。トルコ中央銀行は引き続 き、金融政策の簡素化を目的として、コリドー上限 金利である翌日物貸出金利の引き下げを実施す るとみられています。また、英国でEU離脱をめぐ る国民投票が予定されており、引き続き英国のEU 離脱に対する警戒などが意識されやすい環境が 予想されます。 2年国債 11.0 10.0 9.15 9.0 8.0 5/20 5/27 6/3 6/10 6/17 【3】主要経済指標 発表日 6/21 6/21 6/21 発表頻度 月次 月次 月次 期間 - 指標名 1週間物レポ金利 翌日物貸出金利 翌日物借入金利 データ - (参考)前回 7.50% 9.50% 7.25% (出所:ブルームバーグより大和投資信託作成) 当資料のお取り扱いにおけるご注意 ■当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものであり、勧誘を目的としたものではありません。■当資料は、 各種の信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性が保証されているものではありません。■当資料の中で記載されている内容、数値、 図表、意見等は当資料作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。■当資料中における運用実績 等は、過去の実績および結果を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。 販売会社等についてのお問い合わせ⇒大和投資信託フリーダイヤル0120-106212(営業日の9:00~17:00) HP http://www.daiwa-am.co.jp/ 1/1
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