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状態監視振動診断技術者コミュニティ 第8回ミーティング開催案内 (速報版)
~ 機械状態監視診断技術者の技術交流と技術力向上のためのフォローアップ ~
〔企画:日本機械学会 機械状態監視資格認証事業委員会 機械状態監視振動診断技術者コミュニティ〕
ISO18436-2 準拠
機械状態監視診断技術者(振動)認証者の皆様
一般社団法人 日本機械学会 機械状態監視資格認証事業委員会 委員長 藤原浩幸
状態監視振動診断技術者コミュニティ 主査 渡部幸夫
2004年にスタートした「ISO18436-2 準拠 機械状態監視診断技術者(振動)」資格認証制度は、13年目を迎えました。
今年1月時点での本資格の試験合格者は、カテゴリーⅠ698人、カテゴリーⅡ3235人、カテゴリーⅢ 306人、カテゴリー
Ⅳ 28人です。トライボロジーの試験合格者は、2009年に開始され、昨年9月時点でカテゴリーⅠ762人、カテゴリーⅡ
157人、カテゴリーⅢ8人です。本資格は診断技術に特化したものであり、これまでに類の無い資格として、設計技術者、
保全技術者から高度専門家まで、また、重工業・回転機械製造産業、エンジニアリング・メンテナンス産業、石油・化
学・鉄鋼・電力・ガスなど多岐にわたる産業分野の技術者が資格を取得しております。それぞれ振動診断技術という共
通の技術に携わる技術者ではありますが、異なる業種にある技術者同士の技術交流、情報交換は、新たなヒントを得
る貴重な機会であり、技術力の向上に役立つものであると考えられます。
そこで、機械状態監視診断技術者のコミュニティの場として、また資格取得者に対するフォローアップの場として「状
態監視振動診断技術者コミュニティ第8回ミーティング」を開催することとしました。第8回となる今回は、従来実施して
いる振動診断の講義とカテⅣ合格者事例報告と診断相談に加えて、広い知見を持っていただくためにトライボロジー
の診断講義関係を加えました。多くの振動診断技術者の参加ならびに活発な意見交換を期待いたします。なお、機械
状態監視診断技術者(トライボロジー)資格認証者、資格習得に希望のある方も参加できますので、積極的なご参加を
お願い致します。
スケジュール
開催日時:2016年7月15日(金)13:00~19:45
会場:新日鐵住金㈱名古屋製鐵所 ゲストホール1階 見学者ホール
(〒476-8686 愛知県東海市東海町5-3)
当日の連絡先:渡部の携帯: 080-6772-7498
プログラ ム
13:00~13:10
司会
幹事
沼尻光一郎
コミュニティ主査挨拶 ・・・・・・・主査 渡部幸夫
13:10~14:30 名古屋製鐵所 状態監視の現場見学 (同業他社の方は、ご遠慮ください)
14:40~15:30
題目:振動のとらえ方・考え方 (仮題) ・・・・・・・岡山大学 古池治孝
15:30~16:00 振動カテⅣ合格者 による事例紹介 ・・・・・・㈱ 小森コーポレーションつくばプラント 梅津 功
題目:印刷機械でのベアリング損傷事例
概要:複数台の機械を納入・据付後、正常に稼動していた。稼動より数年経過後に、オペレータから複数台納
入した機械の内1台がステップの振動が大きくなったとの指摘があった。サービスマンが調査・対応を実施
したが、ステップの振動は解消しなかった。調査・原因推定・対策・対策後評価を実施した事例を紹介。
16:00~16:30 振動カテⅣ合格者 による事例紹介
・・・・・神戸製鋼所 福知 孝平
題目:1段ターボ圧縮機の試運転時に発生した(API617規格)非同期成分の振動値NG
概要:圧縮機単体試運転の為に3つの試運転設備(設備モーターが両軸で各々増速ギア結合)を保有してい
る。所内負荷関係で1台目と試運転ベンチが異なっており、2台目のみNGが発生した。過去のトラブルと振
動因果マトリックスより旋回失速、接触、捩じり振動等の要因を抽出し、調査を実施した。圧縮機と反対側
の増速ギアが結合されていない為に解析から捩じり振動成分が原因と判明した事例。
16:30~16:45
休憩
16:45~17:15 トライボロジーカテⅢ合格者による事例紹介・・・・・(元)研究開発法人土木研究所 上野 仁士
題目:排水機場ポンプ設備への状態監視保全技術の導入について
概要:河川ポンプ設備は、洪水が予想される際にその被害を防止するために運転される、極めて重要な社会
インフラである。この設備は必要時には確実な稼働が要求されている反面、老朽化や公共事業予算の大
幅削減などから、少ない予算で効果的な維持管理を行うことが求められている。その具体的対策として、状
態監視保全技術の重要性がクローズアップされている。そこで、土木研究所で進めていた河川ポンプ設備
を対象とした状態監視保全技術の研究について、潤滑油分析によるものを中心に概説する。
17:15~17:45 事前メール受付による振動相談 ・・・・振動幹事 沼尻光一郎
振動相談1: 未定
振動相談2: 未定
振動相談3: 未定
*相談がありましたら、7月13日までに振動は、渡部([email protected])にメールください。会場
にて、参加者の皆さんに解答して頂きます。
17:45~19:45 技術討論会
【締切り】--------締切り:2016年7月1日(金)
【定員】---------定員:90名(先着順)
【費用】---------参加費:5,000円 (当日会場にてお支払いください) 技術討論会の出欠に関わらず参加費は
一律です。
【申込方法】-----下記1.~5. についてご記入の上、[email protected] (日本機械学会 ・荒木弘尊)宛、電子メー
ルにてお申込み下さい。
1.氏名/
2.認証番号/
3.所属/
4.E-mail アドレス:
5.電話番号:
6.技術討論会の出欠: 参加 or 不参加 (どちらかを削除)
 アクセス
名古屋駅より「名鉄 空港・常滑線 新日鉄前駅」より徒歩 5 分
・ バスター ミナル
見学者
・ AT M
ホール
第2
会議室
・ 受付
徒歩 約5分
懇親会会場
コ
ン
ビ
ニ
・
名鉄 空港・常滑・築港線