第8回資料

流体力学1
第8回 2016.6.9 理想流体のポテンシャル流(1)
1
到達目標
今回の達成目標
- 理想流体のポテンシャル流について複素ポテンシャルを計算す
ることができ,様々な条件における流線を描くことができる.
- ポテンシャル流の定義
- 速度ポテンシャル,流関数の定義
Fluid Mechanics 1
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今回の評価項目
【達成目標4】理想流体のポテンシャル流について複素ポテンシャルを計算することができ,
様々な条件における流線を描くことができる
評価項目
4-1
理想流体の定義について説明できる
4-2
ポテンシャル流の定義について説明できる
4-3
流関数と速度ポテンシャルの定義,および相互の関係について説明できる
4-4
具体的な条件に対して,流関数と速度ポテンシャルを求めることができる
4-5
複素ポテンシャルの定義について説明できる
4-6
基本的な流れの複素ポテンシャルを求めたり,複素ポテンシャルから流れの様子を明ら
かにしたりすることができる
4-7
円柱表面の圧力分布を導出できる
4-8
円柱まわりの流線を計算し描画することができる
4-9
循環をもつ円柱まわりのフローパターンについて説明できる
4-10
Magnus効果について説明できる
4-11
Kutta-Joukowskiの定理について説明できる
Fluid Mechanics 1
3
速度ポテンシャル
渦度ゼロの流れでは速度ポテンシャルが定義できる
速度ポテンシャル( とおく. は x, y, z の関数 )は
以下の関係を満足する.
Q1. 渦無しの条件を満たしていることを確認せよ.
Q2. 速度ポテンシャルを使うと連続方程式はどのように記述できるか.
Fluid Mechanics 1
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