感温性磁性流体を用いた高性能熱輸送装置

Heat transport device using Binary temperature sensitve magnetic fluid
研究キーワード
感温性磁性流体を用いた高性能熱輸送装置
感温性磁性流体、自己循環、熱輸送装置
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やま ぐち
ひろ
し
いわ もと
ゆう ひろ
山口 博司 Hiroshi Yamaguchi
岩本 悠宏 Yuhiro Iwamoto
研究シーズ概要
使用用途
応用例など
備考
理工学部 エネルギー機械工学科
高等研究教育機構
発熱を伴う電子機器には冷却装置が重要であるが、ループ循環系の熱輸送機器を構築するには、ポンプなどの可動部が
必要である。常温域において温度上昇に伴い磁化が著しく減少する性質をもつ感温性磁性流体を用いることで、自己循
環可能である。そこで、長時間に渡って安定した連続運転が可能な熱輸送装置を構築し、感温性磁性流体の沸騰二相流
による駆動力特性および熱輸送特性を調査することを目的とする。この熱輸送装置においては、可動部を必要としない
ためメンテナンスが容易であり、また熱源として太陽熱、あるいは廃熱を利用することも考えられる。
磁性流体を用いた熱輸送装置は、熱源として太陽熱、あるいは廃熱を利用することが可能と考えられる。熱源に廃熱、
磁場印加部を永久磁石とすることで、電力フリーの熱輸送装置に応用可能である。
電気機器の発熱防止装置として用いれば、自動冷却装置として作動する装置として利用が可能。
感温性磁性流体
Fig.1 Temperature-dependent magnetization (TS-50K)
Fig.2 Schematic diagram of energy conversion
using temperature-sensitive magnetic fluid
連携団体
株式会社KRI
同志社大学リエゾンオフィス http://liaison.doshisha.ac.jp/
T E L : 0774-65-6223
E-mail : [email protected]