別添1 東三河若者人材確保支援事業委託業務仕様書 1 事業目的 人口減少と高齢化が進む東三河地域において、地域産業を支える若者の人材を 確保する。 2 業務名 東三河若者人材確保支援事業委託業務 3 委託期間 契約締結日から平成29年3月15日まで 4 業務内容 (1)人材流入促進事業 ・東京圏に在学中の学生を対象に、東三河地域の複数企業を訪問する 1 泊 2 日のツ アーを夏休みに実施すること。 ・ 定 員 は 40 名 と す る こ と 。 ・ツアー中の移動、宿泊、食事等に係る費用は主催者の負担とすること。 ・東京駅と豊橋駅間の移動には往復新幹線を利用すること。 ・訪問する企業は、ツアー1回あたり 5 件程度とすること。 ・宿泊地は東三河地域内とすること。 ・宿泊先では東三河地域での働き方、暮らし方について考えるワークショップを実 施すること。 (2)就職活動支援事業 ア 大学等での研究会の開催 ・若者が働き、暮らす場所としての東三河地域の魅力や課題、将来のあり方等をテ ーマに、大学等において学生と話し合う研究会を開催すること。 ・東三河の地域特性(産業構造、人口構造、自然環境、歴史的背景等)を熟知した コーディネーターを 1 名選定し、県の承認を受けること。 ・コーディネーターには、大学等との調整等の事前準備から当日の取り回し、報告 書作成までの一連の業務を行わせること。 ・コーディネーターは開催する大学等の要望に合わせ、東三河地域の企業 3 社程度 を選定し、それぞれの社員から事例発表をさせるとともに、学生との意見交換を 行わせること。 1 イ 親子向け就活準備ツアーの実施 ・就 職 活 動 前 の 学 生 と そ の 保 護 者 を 対 象 と し た 日 帰 り ツ ア ー を 2 回 実 施 す る こ と 。 ・ 定 員 は 各 回 に つ き 10 組 20 名 と す る こ と 。 ・内容は 2 部構成とする。 「第 1 部」現役世代と保護者世代の就職活動事情の違いを学ぶセミナー 「第 2 部」東三河地域の複数企業を訪問するバスツアー ・第 2 部で訪問する企業は、ツアー1 回あたり 2 社以上とすること。 ・第 2 部では、訪問先企業で社員の離職防止に向けた事例を発表させること。 ウ 学生の1日就業体験の実施 ・東 三 河 地 域 の 企 業 で 学 生 が 気 軽 に 就 業 体 験 が で き る 1 日 イ ン タ ー ン シ ッ プ を 20 回以上実施すること。 ・ 実 施 期 間 は 平 成 28 年 8 月 か ら 平 成 29 年 2 月 ま で と す る 。 ・専用のウェブサイトを設け、学生と企業のマッチングを行うこと。 ・実施期間中、1 企業あたりの実施回数に制限は設けない。また、学生 1 人あた りの参加回数についても制限を設けない。 ・インターンシップの受入経験がない企業にも積極的に参加を呼び掛けること。 エ インターンシップ意識調査の実施 ・東三河地域の企業を対象に、インターンシップ意識調査を実施すること。 (3)参加者アンケートの実施 上記(1)及び(2)アからウまでの事業について参加者アンケートを実施 し、その都度、アンケート結果を県に報告すること。 5 業務実施上の留意点 (1)本委託業務の経理を明確にするため、他の経理と明確に区別して会計処理を 行うこと。 (2)本委託業務に係る会計帳簿及び証拠書類は、事業完了後 5 年間は県の求めに 応じ、いつでも閲覧に供することができるよう保存しておくこと。 (3)各業務の遂行にあたっては、参加者の安全に十分配慮するとともに、必要に 応じ傷害保険等の保険に加入すること。 (4)本委託業務は国の「地方創生推進交付金」を活用し実施する可能性があるた め、同交付金の交付要綱並びに関係する通知等の規定を遵守すること。 6 成果品 業務報告書 (1)紙媒体 2 部(正本1部、副本1部) 本 事 業 の 取 組 に つ い て 詳 細 に 明 記 し た も の 。( 業 務 日 誌 に 相 当 す る も の を 作 成すること) 2 (2)業務報告書の概要版 2 部(正本1部、副本1部) A3 判 1 枚程度にまとめたもの。 ( 3 ) 電 子 デ ー タ ( CD− R 等 ) 7 その他 (1)事前に実施計画を提出し、県の承認を得ること。 ( 2 )作 業 の 進 捗 状 況 に つ い て は 、随 時 、県 に 報 告 す る と と も に 指 示 を 受 け る こ と 。 (3)完了日以前に委託成果の提出を求められたときは、速やかに提出すること。 (4)本業務の実施に起因する事故・トラブル等については、県に遅滞なく報告す るとともに、受託事業者は誠意をもって対応し解決すること。 ( 5 ) 本 業 務 に よ り 制 作 し た 成 果 物 の 全 て の 著 作 権 ( 著 作 権 法 第 27 条 及 び 第 28 条 に規定する権利を含む)は、県に帰属するものとする。 (6)本業務の実施にあたり、個人情報等の保護すべき情報を取り扱う場合は、そ の取り扱いに万全の対策を講じること。 (7)本業務で使用する写真等については、既存のものを使用しても差し支えない が、受託事業者以外の者が著作権を保有している写真等ついては、その権利の 取り扱いについて、県と調整して、受託事業者において著作権者の了解を得る こと。 (8)本業務の実施にあたり、本仕様書に記載のない事項については、県と協議の うえ決定するものとする。 3
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