Ⅰ計画(17.建築積算) ①重要事項の解説

Ⅰ計画(17.建築積算) ①重要事項の解説
「17.建築積算」で2回以上繰り返し出題のある重要項目(H8~H27)は、下記の通りである。
その他、所要数量の設計数量に対する割増しが、それぞれ出題されるので、表1は暗記する必要がある。
(1)窓開口部0.5㎡以下
※過去に選択肢問題として2回出題有
・窓、出入口等の開口部面積が、0.5㎡以下の場合は、開口部によるコンクリートと型枠の欠除はないものとする。
(2)ダクト開口部0.1㎡以下
※過去に選択肢問題として2回出題有
・鉄骨の所要数量を算出する場合、0.1㎡以下のダクト孔等による鋼材の欠除については、ないものとする。
(3)割増し数量
・下記割増し数量は、表1の%値も含め出題されるので、数値は暗記する。
表1 所要数量の設計数量に対する割増し数量
項目
割増数量
一般
4%
杭・地中連続壁
3%
形鋼・鋼管・平鋼
5%
デッキプレート
5%
広幅平鋼・鋼板(切板)
3%
ボルト類
4%
アンカーボルト類
0%
工事
鉄筋
鉄骨
【割増し数量の問題例】
・鉄筋の所要数量は、その設計数量の4%割増しを標準とする。
・山留壁(地中連続壁)の鉄筋は、所要数量とし、設計数量に対し3%増を標準とする。
・デッキプレートの所要数量を算出する場合、形鋼と同様、設計数量に5%の割増をすることを標準とする。
・鉄骨材料のうち、アンカーボルト類の所要数量については、設計数量に0%の割増をすることを標準とする。