赤シソ収穫スタート!

2016 年 5 月 30 日
ニュースリリース
愛知県内一の生産地、碧南市で
赤シソ収穫スタート!
JAあいち中央碧南しょうが・しそ部会(碧南市/部会長:片山昌弘)が栽培する赤
シソの収穫が 5 月 25 日から始まりました。当JA管内の碧南市は県内一の生産地で、
和歌山県など、梅の生産地の出荷に合わせて出荷します。今年は、梅の主力産地の出荷
が1週間ほど早かったため、昨年より3日早いスタートとなりました。
赤シソの多くは、梅干しの色付けとして使用されますが、この地域では、家庭で手軽
にできる赤シソジュースの材料としても使用さ
れます。鮮やかな赤色をした赤シソジュースは、
さわやかな香りと酸味が今からの季節にピッタ
リです。
梅干しやジュースを作るとき、手間が掛かるの
がシソの軸取り作業。当部会では、出荷基準にも
軸の長さを設けており、収穫の際は出来るだけ浅
く刈るように呼び掛けています。市場からも「碧
南の赤シソは軸が短いので消費者からも喜ばれ
早朝から専用の機械で赤シソを収穫
する生産者
ている」と高い評価をいただいています。
赤シソの収穫から出荷まで
赤シソの収穫は朝 6 時 30 分ごろから始めます。専用の機械
で軸が入らないように浅めに刈り取り、水洗いをします。水洗
いした赤シソはJA碧南東部営農センターに持ち込み、葉を傷
めないようにネットに入れて機械で脱水します。その後、軸の
長さを確認しながら、袋詰めし、出荷します。
鮮度を保つため、JAは出荷後に予冷処理し、保冷車で運び
ます。
葉を傷めないようにネッ
トに入れて脱水します
JAあいち中央碧南しょうが・しそ部会
部会員:13 人(うち赤シソ栽培は 12 人) 栽培面積:約 12ha 総出荷量:130t
出荷時期:5 月下旬~7 月上旬(日量:約 1500 ケース(1ケース:300g 入 10 袋))
流通先:中京市場(名古屋・岐阜)を中心に、関西・関東・北陸地方へ出荷してい
当部会では、主力品種の「シャローム」を中心に
2011 年
ます。
に愛知県で開発された新品種「クルクマ愛知1号」や苞葉が緑
〈今年の出来〉
色の「ゼブラチョコレート」
、白色の「サマーホワイト」など
3、4 月は気温の高い日が続き、適度な降雨があったため、生育は順調。例年に比
5品種を栽培しており、
「シャローム」が全体の約8割を占め
べて、色、ツヤが良く、品質は良好です。
ています。
(お問い合わせ先)生産者のご紹介をさせていただきます。
「クルクマ愛知1号」は観賞持続性に優れ、色は
JAあいち中央
総合企画部 企画課(広報担当:平岩) TEL:0566-73-5504
鮮やかな赤紫色、従来の品種に比べてコンパクト
FAX:0566-73-5513 HP:http://www.jaac.or.jp/ E-mail:[email protected]
で、花束などの新たな需要が期待されています。