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Hiroshi Nitta
新田 浩司
趣味はレコード鑑賞です。体力維持のため、ジョギングを始め
ました。効果の程は・・・!?
︵教授︶
ひと言
私の研究テーマ
忠誠に関して、アメリカ合衆国における
国旗に対する忠誠の誓い
の我が国への帰化要件、移民制度の導入
そもそも航空法は、行政法をはじめと
公共事業などは、行政法に関わる問題で
エネルギー問題あるいはダム建設などの
えば、昨今問題となっている災害対策や
行政研究対象は多岐にわたるが、たと
法領域にまたがっているが、航空法に関
これらの問題を検討するためには、行
ある。
して商法、民法、刑法、国際法等様々な
する研究者は決して多いとは言えない。
政法の基礎知識の習得は不可欠である。
しかしながら、我が国における航空法研
究には多くの蓄積がある︵それらは、﹁航
書の輪読を行い、行政法に親しむように
している。その後、行政法に関する様々
そのため、ゼミでは、最初に行政法教科
研究テーマとしては、航空行政法研究
年生に対し、憲法について学ぶサブゼミ
な判例を研究する。また、平行して、2
空 法 研 究 文 献 目 録 ︱ 前 編 / 後 編 ︱﹂関
序説と題する継続的な研究と、それに並
口雅夫=工藤聡一=新田浩司共著参照︶
。
行 し て、全 地 球 的 航 空 管 制 シ ス テ ム
︵
なろう。
後の実社会においても有意義なスキルと
を収集し、論文にまとめる作業は、その
的な問題について問題点を整理し、資料
として結実することになるが、個別具体
G l o b a l N a v i g a t i o n S a t e l l i t e を開講している。
ゼミでの研究成果は、各自の卒業論文
︶に 関 す る 法 的 問 題 に つ
System,GNSS
いて様々な角度から研究を進めている。
憲法分野
また、憲法及び行政法分野における研
また、ゼミでは、夏季合宿や他大学ゼ
究としては、国家と国民との関係におい
て、国民が国民であるとの自覚をいかに
ミとの討論会も行っており、全てのゼミ
生諸君が、現実に社会で起きている様々
して持つことができるのか、国民の憲法
尊 重 擁 護 義 務 及 び国 家 に 対 する国 民の
な問題について、法律を手掛かりに考え
(fledge of る力︵リーガル・マインド︶を身につけ
ることが、ゼミの一つの目的である。
の是非等について研究を進めている。
等を
allegiance to the United States)
中心とした比較法的研究、並びに外国人
私は、行政法を中心として、航空法及
航空行政法分野
び 憲 法 に関 する 問 題 を研 究の 対 象 とし
ている。行政法分野においては、交通行
政法、その中でも航空行政法を研究対象
としている。
ゼゼ
ミミの
容 の活
活動
動内
内容
地域を超えて、国家を世界を考える。
APPROACH 2016
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担当科目:行政法総論、
行政法各論、
法学、
演習Ⅰ・Ⅱ、
初年次ゼミ
■
専門分野:行政法、
航空法、
憲法
■
略歴:山形県出身。
駒沢大学法学部卒業、
駒沢大学大学院法学研究科修士課
程修了、駒澤大学大学院法学研究科公法学専攻博士後期課程満期退学。CRC
(株)総合研究所副主任研究員、
( 学)日本航空学園航空研究所所長を経て、
2005年より現職。
憲法学会理事など。
地域政策
学科