ゼミナール名称 指 導 方 法 【研究指導テーマ】 金融論 1.授業目的 金融

ゼミナール名称
指
導
方
法
【研究指導テーマ】 金融論
1.授業目的
金融システムの仕組みと経済における役割を主にマクロ経済的側面から研究しま
す。
2.授業概要
近代経済学系の金融論のゼミです。ゼミでは、金融に関する著書・論文を読み、
議論します。半期を金融理論、半期を金融制度に当てます。とくに、現在日本と世
界が抱える金融問題を解決するために、
(1)どのように金融理論を使って問題を分
析すればよいのか、(2)どのような金融政策を実行すべきなのかと、(3)どのよ
うな金融制度を構築すべきかを勉強します。
3.教科書・参考書
上記のテーマに関する著作・論文を読み、
参考までに、昨年は国際金融に関する著作「国際金融入門」
(小川英治、日経文庫)、
「国際金融システムの制度設計」(小川、福田、東京大学出版会)を勉強しました。
奥村ゼミナール
それ以前に勉強した文献は、「日本の金融危機」(三木谷、ポーゼン編、東洋経済)、
奥村 教授
「日本の金融制度」
(鹿野嘉昭、東洋経済)、
「失われた10年の真因は何か」
(岩田、宮
川編、東洋経済)、The Japanese Economy (David Flath、Oxford U. Press) な
どです。
4.履修目標
金融の様々な問題に対し、オリジナリティのある自分の意見を持ち、それを論理
的に構成し、他人に説得的に説明できるようになることです。
5.授業方法
上記のテーマに関する著作・論文を読み、毎回一人がその内容を報告(プレゼン
テーション)し、ゼミ生全員で徹底的に議論します。
6.履修条件及び関連科目
ゼミ参加者には、2年次か3年次に、
「ミクロ経済学」、
「マクロ経済学」、
「金融論」、
「計量経済学」を履修し、単位取得することが強く望まれます。
7.成績評価の基準
ゼミでの報告と議論参加により評価します。