平成28年度 「沖縄文化活性化・創造発信支援事業に係る追跡

平成28年度
「沖縄文化活性化・創造発信支援事業に係る追跡調査業務」
企画提案仕様書
1
委託業務名
平成28年度「沖縄文化活性化・創造発信支援事業に係る追跡調査業務」
2
事業期間
契約締結の日から平成28年10月31日まで(予定)
3
事業目的
沖縄文化活性化・創造発信支援事業(以下「本事業」という。)においては、県内文
化関係団体による地域の文化資源を活用した事業に要する経費を補助するとともに、沖
縄版アーツカウンシル機能モデルの導入として文化芸術の専門職員及び有識者を活用し
ながらPDCAサイクルに基づく支援を行うことで、本県の多様で豊かな地域の伝統芸能・
文化の保存継承、芸術文化の創造発信や県内文化関係団体の育成を図ってきたところで
ある。
【沖縄文化活性化・創造発信支援事業スキーム概要】
県内文化関係団体等
○地域の文化資源を活用
した事業の実施
①事業提案
沖縄県文化振興会
③助言等支援
※文化芸術の専門職員(プログラムディレクター、プログ
ラムオフィサー等)、文化芸術の有識者によるアドバイザ
リーボード(事業選定委員)により構成する機能。
補助
沖縄県
○文化振興会より報告を
受けて、補助金を交付
沖縄版アーツカウンシル機能モデル
②選定結果報告
委託
○事業提案の審査及び補助対象事業の選定
○事業効果や団体の課題等を検証し、PDCAサイクルに基
づく文化関係団体への支援を実施 等
本委託業務は、本事業の支援を受けたことによる県内文化関係団体等の組織運営体制
の変化やその後の取組展開等について追跡調査を行うとともに、アーツカウンシル機能
モデルによる支援の効果を調査することで、今後の文化芸術振興施策の企画立案に資す
ることを目的とする。
4 委託業務内容
(1)本事業の支援を受けた県内文化関係団体等の追跡調査
①調査対象
平成24年度から平成27年度において、本事業の支援を受けた県内文化関係団体等
- 1 -
②調査方法
アンケート調査を主とし、必要に応じてヒアリング調査等によるものとする。
③調査内容
(ア)本事業の支援を受けた県内文化関係団体等の運営体制の変化
(イ)本事業の支援を受けた県内文化関係団体等の取組のその後の展開
(ウ)アーツカウンシル機能モデルによる支援の効果
(2)本事業に応募したものの不採択となった県内文化関係団体等の状況調査
①調査対象
平成24年度から平成27年度において、本事業に応募したものの不採択となった県内文
化関係団体等
②調査方法
アンケート調査を主とし、必要に応じてヒアリング調査等によるものとする。
③調査内容
(ア)応募の動機
(イ)不採択となった応募事業の実施状況
【参考】沖縄文化活性化・創造発信支援事業補助金の採択状況
応募件数
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
合 計
145
79
98
61
383
採択件数
新規採択(A) 採択継続(B)
21
0
24
12
21
11
17
12
83
35
不採択件数
(A)+(B)
21
36
32
29
118
124
43
66
32
265
(3)その他提案調査
必須としない。提案がある場合のみ。
(4)実施計画書、支払関係書類、成果報告書の作成
①上記(1)から(3)に係る実施計画書の作成(1部)
②上記(1)から(3)に係る支払関係書類の整理・保管
③上記(1)から(3)に係る成果報告書の作成(A4版100部及び複製用原稿1部並び
に電子データ(CD-ROM))
- 2 -
5 企画提案の内容
(1)調査全体の実施方針
実施方針について記載すること。
(2)本事業の支援を受けた県内文化関係団体等の追跡調査について
調査内容を把握するための調査項目の設定、調査票の回収率の目標設定、調査結果及
びヒアリング結果の集計・分析等、調査方法を記載すること。また、アーツカウンシル
機能モデルによる支援の効果を調査するための方法について詳細に記載すること。
(3)本事業に応募したものの不採択となった県内文化関係団体等の状況調査について
調査内容を把握するための調査項目の設定、調査票の回収率の目標設定、調査結果及
びヒアリング結果の集計・分析等、調査方法を記載すること。
(4)その他提案調査
上記(1)~(3)以外で事業目的に沿った効果的な提案がある場合は、その理由も
含めて記入すること。
(5)事業実施スケジュール
上記(1)~(4)の提案内容を踏まえ、事業実施スケジュールを記載すること。
6
業務の進め方
本調査事業の実施にあたっては、県の担当者との調整を行うこと。
7 積算見積について
(1)積算の費目については、以下の内容で提出すること。
①直接人件費(研究員等)
②直接経費(旅費、消耗品費、印刷製本費、通信運搬費等)
③再委託費(直接経費のうち、再委託を行う経費については明記すること)
④一般管理費((直接人件費+直接経費-再委託費)×10%以内とすること)
⑤消費税(各経費は税抜き価格として、別途消費税を併記する)
(注1)各積算費目の単価と内訳を記載すること。
(注2)この事業を実施するにあたっての一切の費用を積算すること。
(注3)提案にあたっては、4,930千円(消費税込み)を上限として見積もること。
※企画提案のために設定した金額であり、実際の契約金額とは異なる。
8
著作権
成果物の著作権及び所有権は、沖縄県文化観光スポーツ部文化振興課に帰属する。
ただし、本委託事業にあたり、第三者の著作物等その他の権利に抵触するものについ
ては、受託者の費用をもって処理するものとする。
- 3 -
9 再委託等の制限
(1)一括再委託の禁止等
契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委任し、又は請負わせることができ
ない。また以下の業務(以下「契約の主たる部分」という。)については、その履行
を第三者に委任し又は請負わせることができない。
○契約の主たる部分
契約金額の50%を超える業務
企画判断、管理運営、指導監督、確認検査などの統轄的かつ根幹的な業務
(2)再委託の相手方の制限
指名停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関係を有する者に契約の
履行を委任し、又は請負わせることはできない。
(3)再委託の承認
契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせようとするときは、あらかじめ書面によ
る県の承認を得なければならない。
ただし、以下に定める「その他、簡易な業務」を第三者に委任し、又は請け負わせる
ときはその限りでない。
○その他、簡易な業務
複写・印刷・製本
原稿・データの入力及び集計
10 そ の 他
①受託者は委託者からの要請に応じ、会議等に出席しなければならない。
②その他、上記仕様書に示されていない事項については、協議の上取り決めるものとする。
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