(仕様書)(PDF文書)

平成28年度
補
起
平成 年 月 日 単
設 計 図 書
下関市立しものせき水族館「海響館」リニューアル調査検討業務
下関市観光交流部観光施設課
課 長
課長補佐 課長補佐
主査
主 任
係 員
下関市立しものせき水族館「海響館」リニューアル調査検討業務仕様書
1
業務概要
(1)業務名
下関市立しものせき水族館「海響館」リニューアル調査検討業務
(2)業務目的
本業務は、構想段階にある下関市立しものせき水族館「海響館」のリニューアル整備事業(以
下「整備事業」という。)について、市の財政負担の低減と将来負担を考慮した事業スキーム(資
金調達スキームを含む)の調査・検討を行い事業の推進に資することを目的とする。
(3)業務期間
契約締結日から平成 29 年 3 月 21 日まで
2
委託業務内容
(1)対象施設における過去の改修計画と来場者数等の整理
①過去の改修、展示水族数の変化と来場者数の整理
過去の施設設備改修、展示水族数の変化と来場者数の関係について整理を行う。
②マーケティング戦略の確認
過去のマーケティング戦略について整理するとともにマーケティング企画の展開と来場者数
の関係について整理する。
③財務分析
過去の施設設備改修が収益性や効率性、頑健性など財務指標に与えた影響の整理を行う。
(2)先行事例の調査
対象施設と同種類似施設におけるリニューアル事例を収集し、リニューアル内容、事業費、
資金調達、管理運営体制、事業手法、その他特徴的な取組等について整理する。なお、情報収
集にあたり発注者にて照会等が必要な場合はその内容提案を行う。
(3)想定される事業手法の抽出
対象施設のリニューアルにあたり、市財政負担軽減の視点から有効と考えられる事業手法を
検討し、メリット・デメリット、実現性、効果、補助金等助成制度、主なリスク等について整
理し、今後、検討対象とすべき手法を抽出する。なお、民活手法については、下記(4)民活手
法の検討評価に掲げる事項について検討を加えること。
(4)民活手法の検討評価
①前提条件の整理
対象施設のリニューアルにあたって、これまでの運営実績(収支、内容、体制等)と
平成 26 年度に策定した基本構想を踏まえ、適用候補となる民活手法について各々の手法の
概要及び特徴、法制度上の課題並びに支援措置等(整備財源等のあり方を含む)について
整理する。
②事業範囲の検討
対象施設のリニューアルにあたって、施設を構成する機能及び各機能におけるリニュー
アル(増築・改修)、運営及び維持管理に係る業務内容を整理し、それらの業務のうち民
活手法による事業(以下、「民活事業」という。)とする事業範囲について検討する。
③事業手法の検討
前項までの整理結果を踏まえ、民活事業として実施する場合の事業手法(PFI、DBO、指
定管理者等)について検討する。
④事業スキームの構築
ア)事業方式の検討
対象施設の特性等を踏まえ、民活事業として実施する場合の事業方式(改修部分は RO
方式、増築部分は BTO 方式、BOT 方式、BOO 方式等)について検討する。
イ)事業形態の検討
対象施設の事業内容等を踏まえ、民活事業として実施する場合の事業形態(サービス購
入型、独立採算型、混合型等)について検討する。
ウ)事業期間の検討
対象施設のリニューアルの考え方や需要等を踏まえ、民活事業として実施する場合の
事業期間を検討する。
エ)事業スキームの検討
ア、イ、ウで検討した内容をもとに、整備事業で採用し得る事業スキームを検討する。
⑤VFMの算定
ア)概算事業費の検討
整備事業の実施にあたり必要となる概算事業費(設計費、建設費、維持管理・運営費、
調査費等)について、平成 26 年度に策定した基本構想における事業費をもとに、他事例
における事業費を調査した上で比較を行い、概算事業費の検討を行う。
イ)概算事業収支の算定(従来手法、民活手法)
アで検討した概算事業費をもとに、従来手法及び民活手法で事業を実施した場合の概算
事業収支を算定する。
ウ)パターン別概算事業収支の算定(従来手法、民活手法)
アで検討した概算事業費をもとに、支出パターン別、収入パターン別の概算事業費を改
めて検討し、従来手法及び民活手法で事業を実施した場合の概算事業収支を算定する。
エ)VFMの算定
イ、ウで算定した概算事業収支について、現在価値に換算した公共財政負担額を比較し、
VFMを算定する。
⑥課題等の整理
整備事業を民活手法で実施する場合に想定される課題について抽出し、その対応策の検
討を行う。
⑦民活手法導入の適性評価
前項までの調査結果を踏まえ、整備事業への民活手法の導入の適性について、総合的に
判断を行う。
3
業務打合せ・協議
業務着手時、最終納品時のほか業務の進捗に応じ、適宜業務打合せを行うこととし、業
務着手時等を含め4回程度とする。但し、必要に応じ、市と協議の上、打合せ回数を適宜
変更するものとする。
4
成果品
(1)業務報告書 10 部(簡易製本)
(2)本業務において作成した資料等の中で市が指示するもの
(3) 上記(1)~(2)のデータが格納されたCD-R(データ化できないものは除く)
※報告書の書式(製本仕様を含む)、及びデータの記録方法及び枚数等、成果品の提出方法は市と
協議すること。
5
その他留意事項
(1)受注者は協議の上、適宜、市等の意向及び意見を集約し、本業務に反映させること。
(2)受注者は本業務遂行中に疑義が生じた場合には、その都度速やかに市と協議の上、その指示
に従うものとする。
(3)業務に必要な資料の収集、整理及び解説は受注者が行うものとし、市より貸与された資料は
一覧表を作成し本業務完了後は速やかに返却するものとする。
(4)受注者は本業務を遂行するにあたり、関連の法令及び当仕様書を遵守するとともに、市の意
図及び目的を十分に把握した上で、正確丁寧にこれを行わなければならない。
(5)受注者は本業務を遂行するにあたり、知り得た情報を第三者に漏らしてはならない。
(6) 業務期間中において、次年度予算編成及び議会対応等において必要となる資料について作成
及び提出を求めることがあること。
委
託
課 長
課長補佐
主査
主任
係
積 算
計 算
下関市立しものせき水族館「海響館」リニューアル調査
検討業務
名
円
一 金
内
番号
名 称
訳
規 格 ・ 寸 法
数 量
単位
A
直接人件費
1.00
式
B
直接経費
1.00
式
C
その他原価
1.00
式
D
一般管理費等
1.00
式
1.00
式
単 価
金 額
摘 要
業務価格
E
消費税相当額
合計
(1)
下関市観光交流部観光施設課
番号
名 称
規 格 ・ 寸 法
数 量
単位
単 価
金 額
摘 要
A 直接人件費
1
2
リニューアル調査検討
過去リニューアル効果等調査
1.00
式
先行事例の調査
1.00
式
想定事業手法の抽出
1.00
式
民活手法の検討評価
1.00
式
報告書とりまとめ
1.00
式
1.00
式
打ち合わせ協議
業務打ち合わせ
直接人件費 計
(2)
下関市観光交流部観光施設課
番号
名 称
B
直接経費
1
旅費交通費
2
成果品等作成費
規 格 ・ 寸 法
数 量
印刷、製本、電子化
単位
1.00
式
1.00
式
単 価
金 額
摘 要
直接経費 計
(3)
下関市観光交流部観光施設課