情報公開 - 北海道大学病院

研究番号:自 015-0073
北海道大学病院内科 II に通院中の(または過去に通院・入院された)
患者さんまたはご家族の方へ(臨床研究に関する情報)
当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、研究用に保管された検体
を用いて行います。このような研究は、厚生労働省・文部科学省の「人を対象とした医学
系研究に関する倫理指針」
(平成 26 年文部科学省・厚生労働省告示第 3 号)の規定により、
研究内容の情報を公開することが必要とされております。この研究に関するお問い合わせ
などがありましたら、以下の「問い合わせ先」へご照会ください。
[研究課題名] 疾患特異的 iPS 細胞を用いた自己免疫性疾患の病態解明・新規治療法開発
に関する研究
[研 究 機 関] 北海道大学病院 (病院長 寳金 清博)
[研究責任者]
渥美
[研究の目的]
患者さんより樹立した iPS 細胞から病態の首座となる細胞の分化を行い、
その機能を健常人のものと比較することにより、病態解明を行う。病態解
明がなされた場合には、病態に適した新規治療薬の開発を行う。
達也
(内科 II・教授)
[研究の方法]
●対象となる患者さん
北海道大学病院内科 II に通院または入院中の北海道大学病院内科Ⅱに通院または入院
中の全身性自己免疫性疾患(全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、関節リ
ウマチ、ベーチェット病、血管炎症候群、自己炎症性筋疾患(多発性筋炎・皮膚筋炎)、
再発性多発軟骨炎、成人発症スティル病など)患者のうち、①同意取得時において年
齢が 15 歳以上の者②先行研究(自 013-0231)
「自己免疫性疾患における疾患特異的 iPS
細胞」の参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、被験者(代諾者の場
合を含む)本人の自由意思による文書同意が得られた患者で、検体提供が行われた方
●利用する検体および情報
検体:末梢血単核球から樹立した iPS 細胞(以前に研究用保管に同意いただいた分)
患者基本情報:年齢、性別
疾患情報:疾患名、治療内容、疾患活動性
血液検査結果:肝機能、腎機能、電解質、炎症反応、補体、各種自己抗体
画像診断検査結果
[個人情報の取り扱い]
この研究に関して、研究計画等をお知りになりたい場合は、支障となる事項以外はお
知らせすることができます。
研究に利用する情報は、患者さんのお名前、住所など、患者さん個人を特定できる個
人情報は削除して管理いたします。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、
その際も患者さんを特定できる個人情報は利用しません。
患者さんからご自身の情報開示等の請求は、個々に対応いたします。
*上記の研究に検体を利用することをご了解いただけない場合は、以下にご連絡くださ
い。
[問い合わせ先]
北海道札幌市北 14 条西 5 丁目
北海道大学病院 内科 II
担当医師
渥美
電話 011-706-5915 FAX 011-706-7710
達也