201011667 重松 嵩朗 発表日:6月7日5限 ・多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種。 個体をより良い状態に保つために積極的に引き起 こされる。管理・調節された細胞の自殺、すなわちプ ログラムされた細胞死のこと。 ・オタマジャクシからカエルになる際に尾が消滅する のはアポトーシスによるものである。 ・ガンを引き起こすウイルスは、アポトーシスの作用を 邪魔し、自らを守ろうとする。 ・HIVに感染した細胞はアポトーシスを起こす。しかし、 その際にCD4という免疫細胞がアポトーシスを起こす と、免疫能力が落ちてエイズの発症につながる。 ・米スタンフォード大のグループは、ガン化した細胞が 低酸素状態に晒されると、アポトーシスを引き起こす ことを見つけた。しかし、あるガン抑制遺伝子が欠け た細胞ではこの機構が働かなくなり、ガンが悪化する 可能性がある。 ・HIVに感染した細胞はアポトーシスを起こし、他の細 胞に感染が拡大するのを防ぐ。 ・アポトーシスは、エイズやガンに対して、良い面と悪い 面の両方を持っている。 ・これから、研究を進めていけば、副作用の激しい抗が ん剤などを用いる治療法の代わりに、アポトーシスを 用いた治療法が開発されるかもしれない。
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