自分の考えを豊かに表現する子の育成 (3 年計画の 3 年次) 校長 1 大浦 和典 研究主題について (1)教育目標具現化のために 本校では「かしこく やさしく たくましく」を教育目標に掲げ、 「わかる」「できる」を増やし、 考える習慣を身に付けさせるように努めてきた。今年度は、書き言葉と学び方を習得し、考え続ける 習慣を身に付けさせることを重点施策として取り組んでいく。そのために、授業の充実と言語スキル アップによる表現力の育成に取り組んでいくことが大切である。 昨年度は、各教科・領域において課題提示を工夫したり、話し合いの形態や伝え合う手段を工夫し たりして、子ども同士の伝え合いが意欲的になされるよう取り組んできた。話し合いの場を工夫する ことで、子ども同士での伝え合おうとする意識が高まり、全体の話し合いの場で積極的に交流する様 子が見られるようになった。 今年度はこれまでの取り組みを継続し、子どもたちの語彙が増えたり、自分の考えをよりわかりや すく伝えられたりするように、読書や書く活動を更に充実させていく。そして、全校同一歩調で日々 の授業を行っていくために、学習の基礎となる学習規律をしっかりと身に付けさせたいと考えた。 2 研究のねらい 自分の考えを伝え合う子どもを育成するための指導のあり方を授業実践を通して明らかにする。 3 研究仮説 問題把握のさせ方や伝え合う場を工夫することで、自分の考えを自分の言葉で表現する力を育てる ことができる。 4 研究内容 (1)考えをもたせる課題提示の工夫 ア 学習意欲を引き出す課題 イ ユニバーサルデザインを意識した課題提示 ウ 視聴覚機器の効果的な活用 (2)考えを伝え合う場の工夫 ア 目的を明確にした話し合い場面の設定 イ 話し合いの形態の工夫 ウ 話し合いの場における教師の指示や発問、発話の手立ての工夫 (3)書く活動を取り入れる ア 自分の考えを残すノート指導の工夫(間違っても消さない) イ 自己評価のさせ方の工夫(振り返りマーク、○○日記等) 5 年間計画 (1)授業研究等 月 日 4 20 6 8 授業研究 全体会 全体研修(概要共通理解・年間計画) 全体研修(学習のきまり) 15 授業研究①2学年、専科 8 31 授業研究②おおぞら、すぎのこ 9 7 授業研究③3学年 14 授業研究④1学年 10 12 授業研究⑤4学年 11 2 2 1 授業研究⑥5学年、6学年 全体研修(成果と課題) 22 3 全体研修(次年度の方向性) 1 全体研修(研修報告会) (2)一般研修 月 日 内容・概要 5 11 特別支援講習会 (ことばの教室担当) 6 8 特別活動講習会 (特別活動担当) 29 AED講習会 7 29 アセス活用講習会 1 12 ICT講習会
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