平成28年度 土地有効活用による 節税対策Q&A \500(税込) 判型:B5判64ページ 出版社:清文社 発行年月: 平成28年5月 ご購入はコチラのページからどうぞ 税金特例フル活用!安心・有利な資産形成のために 平成28年4月1日現在の法令等に基づいて制作しています。 第1章 資産の透明化と相続税・贈与税 Q1.マイナンバー導入による資産透明化時代の到来 マイナンバー制度がスタートしましたが、実際には特 に大きな影響や変化がないように思います。我々資産 家にとって今後どのような影響が出てくるのでしょう か? Q2.相続税と贈与税のしくみと税額計算 平成27年1月1日以後から相続税と贈与税が増税に なる一方、直系尊属からの贈与については減税になっ たと聞いています。現在の相続税の基礎控除や税率、 贈与税のしくみは、どのようになっているのでしょう か? 第2章 土地の有効活用と税金対策 Q3.建物評価減と土地評価減でこんなに下がる相続税 遊休地をそのままの状態にしておくと相続税の評価は 自用地となるため、その土地の上に建物を建築して賃 貸すると相続税の評価額が低くなると聞きました。本 当ですか? Q4.広大地に該当すれば大きく評価減される 広大な土地については開発して道路等を付けなければ 活用できないとして、それを考慮した上で広大地とし て相続税評価額を大きく減額できると聞いています。 建物がすでに建っている場合も含め、どんなケースが 認められ、どのようにして計算するのでしょうか? Q5.土地の一部転用や老朽貸家の建替えで大幅評価減 土地が広い場合、その利用のしかたによって評価が下 がると聞きました。また、古い貸家で長く空家状態が 続いていると貸家の評価減を使えないそうですが、具 体的な対処方法を教えてください。 Q6. 〈居住用〉小規模宅地等の特例を賢く活用 相続の際に被相続人等の自宅に利用していた土地の評 価額は大幅に軽減されると聞きましたが、どのような しくみで軽減されるのでしょうか? 第4章 最近の土地有効活用の手法 Q15.相続税の納税猶予の適用を受けている農地の有効活 用が可能になる時期は? 所有している農地について相続税の納税猶予を受けてい ますが、有効活用をしたいと考えています。いつから有 効活用したら相続税を払わなくてよくなるのでしょう か? Q16.サービス付き高齢者向け賃貸住宅による賃貸経営 急速な少子高齢化の中、賃貸経営も高齢者向けに対応す る必要がありますが、医療や介護に対する政府の政策が めまぐるしく変わるため、医療法人や介護事業者に賃貸 するにしても不安です。どのように考えればよいでしょ うか? Q17.空き家に係る譲渡所得の特別控除の特例の創設 母は私たちが育った家で一人暮らしをしています。母が 亡くなった場合には、この家を売却することで兄弟間で 合意していますが、従来、居住用の3,000万円特別控除 の適用ができなかったところ、平成28年度の税制改正で 3,000万円特別控除ができるようになったと聞きまし た。内容を教えてください。 Q18.空家の敷地にかかる固定資産税等が約3.6倍に 空家等対策推進法に基づく必要な措置の勧告の対象とな った特定空家等に係る土地については、住宅用地にかか る固定資産税等の課税標準の特例対象から除外されるこ ととなったと聞きました。詳しく教えてください。 Q19.老朽化アパートの整理で安定収入と納税資金確保 父が亡くなると相続税を支払わなければなりませんが、 支払に充てることができるのは古い木造アパート2棟ぐ らいしかありません。この建物は物納できませんし、売 却するにしても相続税の評価額相当ではとても売れそう にないそうです。なにかよい知恵はないでしょうか? Q20.資産の組み替えには事業用資産の買換え特例を 駐車場用地や農地を保有していますが、有効活用には向 Q7. 〈事業用〉小規模宅地等の特例を賢く活用 個人や同族法人が事業に利用している土地の場合、条 件によっては相続の際の評価額が大幅に軽減されるそ うですが、どのようなしくみになっているのでしょう か? Q8.住宅用地に転用すれば固定資産税が大幅軽減 土地の有効活用をするときに、土地にかかっている固 定資産税の負担や、新たに建てる建物にかかる固定資 産税を軽減することのできるよい方法はないでしょう か? Q9.不動産賃貸事業と消費税 貸地や貸店舗、賃貸集合住宅等の経営を行っています が、消費税を納めなければいけないのでしょうか? Q10.消費税は支出の方が多いと一定の手続により還付 される 店舗や賃貸建物等を建てたり、これらの建物の大規模 な修繕を行うと多額の消費税を支払うことになりま す。また、駐車場施設に機械式の駐車施設を設置した り、コンピューター等の大がかりな新規投資をした場 合も同様です。これらの消費税については還付しても らえるのでしょうか? 第3章 不動産を上手に生前贈与する方法 Q11.精算課税制度のしくみと賢い活用法 相続時精算課税制度はどのような贈与税の制度で、暦 年の贈与税制度とはどう違うのでしょうか?また、ど ちらを選択すれば有利なのでしょうか? Q12.収益建物の精算課税による贈与は相続税対策とし て効果が高い 高収益の賃貸建物を子に贈与すれば相続税や所得税対 策として効果が大きいそうですが、贈与税の負担や敷 金について注意すべき点があると聞きました。実際に 行うときの留意点はどのようなことでしょうか? Q13.収益建物を上手に贈与すれば土地も貸家建付地と して評価される 親の所有している賃貸建物を子に贈与した場合、親の 土地に子の賃貸建物があることになるのですが、自用 地評価になるのか心配です。その敷地の評価はどうな るのでしょうか? Q14.相続を考慮した賢い生前活用 借入れをすれば相続税対策になるといわれ、父が自己 所有地に借入金で賃貸物件を建て、賃貸経営をするこ とになりました。もちろん、土地も建物も担保に提供 しています。その土地と建物及び債務については相続 ではどのように取り扱われ、どのように評価されるの でしょうか? いていない土地ですので、これを売却して収益性の高い 不動産に買い換えようと思います。このようなケースで 税金が有利になるような方法はありませんか? Q21.定期借地契約を土地活用に生かす 定期借地契約で土地を賃貸して安定収入を得たいと考え ていますが、定期借地権についてはいくつかの手法があ るそうですので、その活用方法について教えてください。 第5章 名義の決め方と会社活用 Q22.建物は誰が取得すればよいのか? 相続税対策や所得税対策を上手にするためには、賃貸建 物を取得するときに誰が取得すればよいのでしょうか? Q23.不動産保有会社による収入分散の税金効果は大きい 会社を設立して不動産を保有させたり管理させると有利 であると聞きましたが、どのような効果があり、どのよ うな点に注意すればよいのでしょうか? Q24.不動産保有会社の設立とメリット・デメリット 不動産保有会社を設立して、キチンとした不動産経営を 行いたいと考えています。設立のための費用やメリッ ト・デメリット、設立に当たっての税務上・法務上の注 意点などを教えてください。 第6章 土地活用のケーススタディ Q25.ケーススタディ 1:青空駐車場を賃貸住宅経営に ~収入は減っても手取りは増加 私の財産は土地が中心です。今のところAの土地を青空 駐車場にしていますが、聞くところによると相続税額引 下げ対策にはならないようです。賃貸住宅を建てるにし ても、預金のうち2,000万円を残しておくためには借入 を行わなければならず、返済すればほとんどお金が残ら ないのではと心配です。どうすればいいでしょうか? Q26.ケーススタディ 2:ロードサイドで高収入がある 場合 ~所得税・相続税対策となる 賃貸住宅経営 幹線道路沿いに土地Aがあり、数年前から、ある外食産 業に建設協力金方式で店舗を建てて貸しています。毎月 350万円の家賃収入ですが、収入の4割以上が所得税・ 住民税でなくなってしまいます。相続の時にはトータル 1億3,297.5万円もの相続税がかかるそうです。そのと きは延納で支払おうかとも思いますが、何かよい対策は ないでしょうか? Q27.ケーススタディ 3:事業用資産の買換えで無借金 土地活用 私の財産内容は土地が中心です。今のところAとCの土 地を青空駐車場にしていますが、相続税額引下げ対策に はならないようです。借入金で賃貸住宅経営をすれば収 入が増えて相続税も安くなると聞きましたが、借金をす るのは気が進みません。どうせ相続税の支払で土地を手 放すのなら、先に土地を売却してもいいかなと思います が、譲渡所得税も気になります。何かよい方法はないで しょうか? ※無断複写・複製等、記載文書を承諾なしに転載することを禁止します。
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