算数・数学部 平成28年度研究発表大会における算数・数学科関連情報 1 2 本校研究主題(小中連携研究) 新たな価値を創造する子どもを育てる(3年次) ~学びが広がる授業のデザイン~ 算数科研究主題 互いの解決方法のよさを吟味する活動を通して,数理を発展させていく子どもを育てる授業 3 公開授業について 算数・数学科では,仲間とかかわり合いながら課題を解決する中で,数理を発展させることができる子どもの 姿を目指しています。見出したことを基に,さらに新しいことを発見していく力が身に付けば,主体的に算数・数 学に学ぶ態度が育ち,数学的に考える楽しさを味わわせることができると考えるからです。 そこで,授業では,互いの解決方法のよさを吟味する場面を設定します。そこでは,多様な見方や考え方を 比較しながら,それぞれのよさをとらえ,関連付けていく子どもの姿を想定しています。また,子どもの問いの意 識が連続していく単元構成により,学びの深まりをねらっています。 公開授業Ⅰ(9:20~10:10) 会場:中学校3年3組教室 中学校第3学年「平方根 ~無限小数~」 授業者 將基面 裕介 公開授業Ⅱ(10:25~11:10) 会場:中学校視聴覚室 小学校第5学年「考え方,変わる?変わらない? ~小数のわり算~」 授業者 金尾 義崇 「小数でわるとはどういう意味ですか?」と問われると,大人でも答えるのは難しいです。実際,教科書でも, その点に対してあまり深く追究せず,計算方法の学習へと向かっていきます。しかし,「割合」をはじめとする, 高学年でつまずきの多い単元には,小数のわり算に対する見方や考え方の不十分さが影響しています。 学力向上には,数理の本質をとらえる学習経験が重要と考え,本時では,「小数でわる」ことの意味に踏み 込んだ算数的活動を提案します。 4 分科会について 指導助言者 周南市教育委員会 防府市立右田中学校 山口大学教育学部 指導主事 校長 教授 打道 沙織 岡本 昭彦 関口 靖広 先生 先生 先生
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