平成28年5月12日 担当 参事官(調査担当) 藤本 TEL(082)224-5633 茂文 中国地域の経済動向 (平成28年3月の指標を中心に) ~ 持ち直している ~ 中国地域の経済は、景況感は現状が上昇、雇用や設備投資に良い動き、個人消費に持ち直しの 動きがみられ、持ち直している。 ※当局ホームページ(http://www.chugoku.meti.go.jp)にも同様の資料を掲載しております。 ■項目別の動向 1.生 産 動 向 ・・・ 横ばい 2.景 況 感 ・・・ 現状は上昇、先行きは低下 3.産業用電力需要 ・・・ 減少 4.物 価 ・・・ 消費者物価は上昇、企業物価は下落 5.個 人 消 費 ・・・ 持ち直しの動き 6.設 備 投 資 ・・・ 前年度を上回る見込み 7.建 設 動 向 ・・・ 公共工事、住宅建設ともに増加 8.雇 用 動 向 ・・・ 有効求人倍率は上昇 9.企 業 倒 産 ・・・ 件数、負債額ともに減少 10.貿 易 ・・・ 輸出、輸入ともに減少 ※各項目の詳細については、次頁以降を参照してください。 ※基調における下線は、前回からの変更箇所です。 (※下線部及び網掛け部分が今回更新箇所、以下同じ) 1.生産動向 -横ばい- 3月の鉱工業生産指数は97.8、前月比0.3%の上昇となりました。 業種別にみると、電子部品・デバイス工業、化学工業などは上昇し、はん用・生産用・業務用機械工業、金 属製品工業などは低下しています。 海外向け携帯電話用が増加した電子部品・デバイス、前月よりも稼働日数の多かった化学などは増加しまし たが、前月の在庫増に伴い、やや生産調整を落としたはん用・生産用・業務用機械、受注にあわせた生産によ る金属製品などは減少しました。 (平成22 年=100、季節調整済指数) 25年 26年 27年 中 生産指数 前月(期)比 国 前年(同月期)比 95.4 - 0.8 97.7 - 2.4 97.6 - ▲0.1 全 生産指数 前月(期)比 国 前年(同月期)比 97.0 - ▲0.8 99.0 - 2.1 97.8 - ▲1.2 28年 27年 7-9月 10-12月 1-3月 97.2 97.3 99.6 0.0 0.1 2.4 ▲0.3 0.3 1.8 97.0 ▲1.0 ▲0.9 ※年の指数及び前年(同月期)比は原指数。最新月は速報値。 97.1 0.1 ▲0.8 96.0 ▲1.1 ▲1.6 27年 12月 96.6 ▲1.1 ▲1.1 95.9 ▲1.2 ▲2.1 28年 1月 103.5 7.1 ▲0.4 2月 97.5 ▲5.8 4.1 3月 97.8 0.3 1.9 98.3 93.2 2.5 ▲5.2 ▲4.2 ▲1.2 96.6 3.6 0.1 (資料:経済産業省) 2 2.景況感 -現状は上昇、先行きは低下- 内閣府が4月8日に発表した景気ウォッチャー調査(平成28年3月)結果によると、中国地域の3か月前と 比較しての景気の現状に対する判断DI(方向性)は47.8、前月差1.2ポイントの上昇となりました。2 ~3か月先の景気の先行きに対する判断DI(方向性)は45.8、同3.0ポイントの低下となりました。景 気の現状判断(水準)DIは49.0、同1.5ポイントの上昇となりました。 日本銀行広島支店が4月1日に発表した企業短期経済観測調査(平成28年3月)結果によると、中国地域の 業況判断DIは全産業では10、前期比3ポイントの低下、製造業は9、前期比4ポイントの低下、非製造業は 11、前期比2ポイントの低下となりました。また、3か月後の先行き見通しは、全産業で1、製造業は2、非 製造業は1となりました。 日本商工会議所が4月28日に発表した早期景気観測調査(平成28年4月)結果によると、中国地域の全産 業業況DI(前年同月比ベース)は、▲10.8、前月差5.7ポイントの上昇となりました。また、向こう3 か月の先行き見通しは、▲23.2となりました。 全国 内閣府 景気ウォッチャー調査 現状判断DIの推移 47.8(46.6) 3月 1月 11月 9月 7月 5月 3月 1月 11月 9月 7月 5月 3月 1月 11月 9月 7月 5月 3月 1月 11月 9月 7月 5月 3月 1月 11月 9月 7月 5月 3月 1月 11月 9月 7月 5月 3月 1月 11月 9月 7月 5月 3月 70 60 50 40 30 20 10 0 中国 45.4(44.6) 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016 年 企業短期経済観測調査結果 (%ポイント) 日本銀行広島支店 業況判断D.I.(「良い」-「悪い」) 30 20 10 0 ‐10 ‐20 ‐30 ‐40 ‐50 ‐60 Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ 2009 年 2010年 2011年 2012年 2013年 日本商工会議所 早期景気観測調査 業況DIの推移 2015年 製造業 最近 9 先行 2 非製造業 最近 11 先行 1 2016 年 全国 中国 ▲21.0(▲23.6) ▲10.8(▲16.5) 3月 1月 11月 9月 7月 5月 3月 1月 11月 9月 7月 5月 3月 1月 11月 9月 7月 5月 3月 1月 11月 9月 7月 5月 3月 1月 11月 9月 7月 5月 3月 1月 11月 9月 7月 5月 3月 1月 11月 9月 7月 5月 20 10 0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 -80 -90 2014年 全産業 最近 10 先行 1 2009年 2010年 2011年 2012年 3 2013年 2014年 2015年 2016 年 3.産業用電力需要 -減少- 3月の産業用電力(大口)は、非鉄金属や化学工業は前年を上回ったものの、鉄鋼や石油石炭などは前年を下 回ったため、前年同月比▲0.3%減となり、3か月ぶりに前年を下回りました。 (前年同月(期)比%) 産 業 用 (大口) 中国 全国 25年 26年 27年 27年 28年 7-9月 10-12月 1-3月 27年 12月 28年 1月 0.2 ▲1.0 0.9 0.1 ▲0.6 ▲0.9 ▲0.4 ▲0.8 ▲0.6 ▲2.3 0.2 ▲1.0 ▲0.3 ▲1.3 1.2 2月 3月 4.0 ▲0.3 2.0 (資料:経済産業省) 4.物価 -消費者物価は上昇、企業物価は下落- 28年3月の消費者物価指数(総合)は103.2、前年同月比0.2%となり、33か月連続で前年を上回 りました。費目別にみると、食料、教養娯楽などが上昇し、交通・通信、光熱・水道が下落しています。 28年3月の企業物価指数は99.6、前年同月比▲3.8%となり、12か月連続で前年を下回りました。 費目別にみると、石油・石炭製品、電力・都市ガス・水道などが下落し、食料品・飲料・たばこ・飼料、農林水 産物などが上昇しています。 (前年同月(期)比%) 消費者物価指数 (22年基準・総合) 国内企業物価指数 中国 全国 全国 25年 26年 27年 27年 28年 7-9月 10-12月 1-3月 27年 12月 28年 1月 2月 3月 0.1 0.3 1.3 2.7 2.8 3.1 0.9 0.8 ▲2.2 0.3 0.2 ▲3.6 0.3 0.2 ▲3.5 0.3 0.0 ▲3.2 0.6 0.3 ▲3.4 0.2 ▲0.1 ▲3.8 0.5 0.2 ▲3.6 0.3 0.1 ▲3.4 (資料:日本銀行,総務省,消費者物価指数の四半期については当局が算出) ※消費者物価指数 (総合) 中国(3月)103.2 (2月)103.1 全国(3月)103.3 (2月)103.2 (生鮮食品を除く総合) 中国(3月)102.5 (2月)102.3 ※国内企業物価指数 全国(3月)102.7 (2月)102.5 全国(3月)99.6 (2月)99.7 4 5.個人消費 -持ち直しの動き- 3月の小売6業態※1合計の販売額は、前年同月比1.3%と12か月連続で前年を上回りました。百貨店・ス ーパーは、同0.2%と4か月連続で前年を上回りました。コンビニエンスストアは、同3.3%と37か月連 続で前年を上回りました。ホームセンターは同1.3%と3か月連続で前年を上回りました。家電大型専門店は 同▲4.5%と2か月連続で前年を下回りました。ドラッグストアは同6.8%と12か月連続で前年を上回り ました。 3月の乗用車新車登録・販売台数は、普通乗用車、小型乗用車、軽乗用車ともに前年を下回り、同▲9.4% と15か月連続で前年を下回りました。 中国地域における小売業業態別販売額 (前年同月比)の推移 前年同月比(%) 70 百貨店 スーパー コンビニ ホーム センター ドラッグ ストア 55 家電大型専門店 40 自動車 登録台数 25 10 ▲5 ▲ 20 ▲ 35 3月 28年1月 2月 12月 11月 10月 9月 7月 8月 6月 5月 4月 3月 27年1月 2月 12月 11月 10月 9月 7月 8月 6月 5月 4月 2月 3月 26年 1月 12月 11月 10月 9月 7月 8月 6月 5月 25年 3月 4月 ▲ 50 (前年同月(期)比%) 百貨店・スーパー 中国 販売額 全国 コンビニエンスストア 中国 販売額 全国 ホームセンター販売額 中国 販売額 全国 家電大型専門店販売額 中国 販売額 全国 ドラッグストア販売額 中国 販売額 全国 小売6業態※1販売額 中国 乗用車新車登録 中国 ・販売台数 全国 25年 26年 27年 ▲1.4 0.6 4.3 4.2 ▲1.4 - 0.7 - 4.4 - 0.6 ▲1.0 ▲0.2 0.4 1.7 6.0 5.6 4.1 - 0.3 - 10.1 - 2.7 4.3 3.0 0.8 1.3 6.1 5.5 ▲2.0 ▲1.3 ▲8.5 ▲6.3 8.1 6.4 2.2 ▲11.1 ▲10.3 27年 28年 27年 28年 7-9月 10-12月 1-3月 12月 1月 2月 3月 2.8 2.8 5.8 5.3 2.7 2.6 1.2 1.3 5.6 5.1 ▲ 1.3 ▲0.5 ▲1.7 ▲1.8 7.3 7.5 2.4 ▲13.1 ▲9.0 2.0 1.6 5.0 5.2 2.4 2.0 ▲ 0.3 ▲ 1.7 7.3 8.3 3.1 ▲ 8.0 ▲ 7.5 0.6 0.9 5.2 5.1 ▲4.8 ▲2.7 ▲1.9 ▲2.8 6.2 5.7 1.3 ▲21.0 ▲14.6 3.1 2.1 4.7 4.8 5.1 3.1 4.7 3.2 5.3 8.0 4.1 ▲6.2 ▲4.5 2.8 3.3 7.3 7.6 1.1 2.3 ▲ 0.1 ▲1.2 9.8 10.8 4.4 ▲ 7.5 ▲ 7.5 0.2 ▲0.2 3.3 3.5 1.3 0.9 ▲ 4.5 ▲6.3 6.8 6.3 1.3 ▲ 9.4 ▲ 9.2 0.3 3.8 7.2 7.8 3.8 ▲5.6 ▲7.0 ※ 平成26年1月分よりホームセンター、家電大型専門店及びドラッグストアに関する統計調査が変わりました。そのため、平成26年1月分から 12月分の各小売業態販売額の前年同月比は次のとおりとします。なお、平成25年12月以前は各小売業態とも全店舗ベースの前年同月比です ・百貨店、スーパー、コンビニエンスストア:全店舗ベースの前年同月比(従前通り) ・ホームセンター、家電大型専門店、ドラッグストア:新旧統計調査における同一事業所の前年同月比 ・小売6業態:上記を合算した額の前年同月比 ※ 百貨店・スーパー(3月) 中国 百貨店 ▲2.1%(3か月連続減少) スーパー 1.1%(12か月連続増加) (前年同月比) 全国 百貨店 ▲3.2%(5か月連続減少) スーパー 1.2%(12か月連続増加) 中国 普通車 ▲2.5%(5か月ぶり減少) 小型車 ▲7.8%(6か月連続減少) 軽乗用 ▲14.2%(15か月連続減少) 全国 普通車 ▲1.9%(5か月ぶり減少) 小型車 ▲3.4%(5か月連続減少) 軽乗用 ▲19.4%(15か月連続減少) ※ 新車登録・販売台数(3月) (前年同月比) (資料 経済産業省、中国経済産業局、国土交通省、中国運輸局、(社)全国軽自動車協会連合会) ※1 6業態=百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、ホームセンター、家電大型専門店、ドラッグストア(平 成 21 年 4 月 公 表 分 か ら 追 加 ) 5 6.設備投資 - 前年度を上回る見込み - 日本銀行広島支店の企業短期経済観測調査結果(平成28年3月調査)によると、27年度設備投資計画(含 む土地投資額)は製造業が前年度比0.5%、非製造業が同19.3%となることから、全産業では同8.2% となっています。 2月の民間非居住用建物の出来高推移は、前年同月比6.3%となり、5か月ぶりに前年を上回りました。 (前年度比 %) 中 国 全 国 26年度実績 27年度実績見込み 28年度計画 全産業 8.4 8.2 3.0 製造業 13.8 0.5 6.3 非製造業 1.6 19.3 ▲1.0 全産業 4.3 8.0 ▲4.8 製造業 6.8 10.8 ▲0.9 非製造業 3.1 6.7 ▲6.8 (資料:日本銀行広島支店「企業短期経済観測調査結果(平成28年3月調査)」) ※民間非居住用建物の出来高推移(前年同月比) (中国 平成28年2月):6.3%(5か月ぶり増加) (全国 平成28年2月):5.6% (34か月連続増加) ※船舶と電力を除く民需の機械受注額(前年同期比)(全国 平成28年2月):▲0.7% (2か月ぶりの減少)、対前月比:▲9.2%(3か月ぶりの減少) ※工 作 機 械 受 注 額(前年同月比) ※法人企業景気予測調査(設備投資):(前年度比) (全国 平成28年3月):▲21.2% (8か月連続の減少) (中国 平成27年度見込み( 平成28年1~3月期調査)):7.6% (資料:国土交通省、内閣府、(一社)日本工作機械工業会、中国財務局) 6 7.建設動向 -公共工事、住宅建設ともに増加- 3月の公共工事請負金額は、県、市町村では前年を下回ったものの、国、独立行政法人等では前年を上回り、 合計では前年同月比27.3%と2か月連続で前年を上回りました。 民間の建築・土木工事を含めた2月の建設総合統計(出来高ベース)は、▲2.7%と7か月連続で前年を下 回りました。 3月の新設住宅着工戸数は、貸家、給与住宅では前年を下回ったものの、持家、分譲住宅では前年を上回り、 合計では前年同月比8.2%と7か月連続で前年を上回りました。 28年 27年 28年 27年 25年度 26年度 27年度 7-9月 10-12月 1-3月 12月 1月 2月 3月 公共工事請負金額 中国 13.0 ▲1.1 ▲2.3 ▲9.3 12.6 9.2 11.8 ▲13.3 1.8 27.3 全国 17.7 ▲0.3 ▲17.8 ▲8.0 ▲4.0 1.2 ▲9.6 ▲2.6 ▲2.2 5.0 公共機関からの 中国 19.4 3.4 0.1 5.9 ▲0.9 ▲21.5 ▲22.0 受注工事額 全国 21.5 4.3 ▲5.2 ▲4.1 ▲5.4 ▲2.0 2.7 建設総合統計 中国 17.6 1.1 ▲2.1 ▲7.6 ▲11.3 ▲5.8 ▲2.7 出来高(名目) 全国 14.4 0.3 3.6 0.1 ▲2.1 0.0 0.2 新設住宅着工戸数 中国 10.9 ▲15.5 8.1 8.1 6.2 9.8 3.7 3.0 19.7 8.2 全国 10.6 ▲10.8 4.6 6.2 ▲0.7 5.5 ▲1.3 0.2 7.8 8.4 (前年同月(期)比%) ※公共工事請負金額(前年同月比)(3月) 中国:国 80.1%(2か月連続増加)、独立行政法人等 733.6%(3か月ぶり増加)、県▲12.1%(4か月連続減少)、市町村▲5.8%(2か月連続減少) 全国:国 25.5%(9か月ぶり増加)、独立行政法人等 36.7%(4か月連続増加)、県 15.4%(2か月連続増加)、市町村▲11.8%(4か月連続減少) ※ 新設住宅着工戸数(前年同月比)(3月) 中国:持家8.5%(3か月連続増加)、貸家▲3.8%(5か月ぶり減少)、給与住宅▲91.7%(2か月ぶり減少)、分譲住宅46.5%(2か月連続増加) 全国:持家4.3%(2か月連続増加)、貸家1.1%(5か月連続増加)、給与住宅5.6%(5か月ぶり増加)、分譲住宅26.0%(2か月連続増加) (資料:北海道建設業信用保証㈱、東日本建設業保証㈱、西日本建設業保証㈱、国土交通省 ) 8.雇用動向 -有効求人倍率は上昇- 3月の有効求人倍率は1.51、前月から0.03ポイント上昇しました。 2月の広島県の所定外労働時間(製造業)は前年同月比1.8%マイナスとなりました。 (所定外労働時間数、賃金指数は前年同月(期)比%) ※2 有効求人倍率 (季節調整値) 新規求人倍率※2 (季節調整値) 所定外労働時間 (製造業) 賃金 調査産業計 指数 製造業 完全失業率※3 中国 全国 中国 全国 広島 全国 広島 全国 広島 全国 中国 全国 25年 26年 27年 27年 28年 7-9月 10-12月 1-3月 12月 28年 1月 2月 3月 1.04 0.93 1.68 1.46 7.4 4.3 1.6 ▲0.3 2.4 ▲0.1 3.8 4.0 1.23 1.09 1.92 1.66 11.5 6.8 3.6 0.9 4.6 1.9 3.3 3.6 1.37 1.20 2.11 1.80 ▲0.9 ▲0.5 2.4 0.0 ▲0.8 0.2 3.2 3.4 1.40 1.22 2.15 1.83 ▲1.1 0.7 2.6 0.6 ▲1.7 0.3 3.5 3.4 1.45 1.27 2.21 1.90 0.5 ▲1.2 7.4 ▲0.3 4.4 1.4 3.3 1.47 1.28 2.48 2.07 ▲2.9 ▲4.2 2.8 1.0 ▲0.8 0.2 3.2 1.48 1.28 2.23 1.92 ▲1.8 ▲2.2 2.6 1.2 0.4 0.9 3.3 1.51 1.30 2.26 1.90 1.43 1.26 2.18 1.89 ▲2.1 ▲0.3 3.6 0.1 0.8 1.3 2.9 3.1 1.49 1.29 2.32 1.96 ▲2.6 1.4 0.4 2.9 3.2 ▲1.6 2.0 0.2 3.2 ※ 各県別有効求人倍率(平成28年3月):鳥取県 1.24、島根県 1.43、岡山県 1.57、広島県 1.62、山口県 1.37) ※ 中国地域新規求人数(平成28年3月):65,996人(前年同月:61,024人) ※ 完全失業者数(平成28年1~3月平均 :中国11万人 (前年同期 12万人)) (平成28年3月:全国216万人 (前年同月より12万人減 ▲5.3%)) (資料:厚生労働省、各労働局職業安定課、広島県統計課、総務省) ※2 ※3 年平均は季節調整値ではなく原数値。なお、平成26 年 12 月以前の数値は新季節指数により改訂されている 月次は季節調整値。なお、平成25年1月結果から新基準に切り替えられている。 7 9.企業倒産 - 件数、負債額ともに減少 - 4月の企業倒産件数は、22件で前年同月比▲24.1%となり、4か月連続で前年を下回りました。 業種別にみると、製造業及びサービス業ほか5件で最も多く、次いで小売業が4件などとなっています。 原因別にみると、販売不振が最も多く、放漫経営などとなっています。 (前年同月(期)比%) 企業倒産件数 負債額 ※倒産件数、負債額 中国 全国 中国 全国 25年 26年 27年 27年 28年 7-9月 10-12月 1-3月 ▲5.6 ▲10.5 57.4 ▲27.4 ▲7.8 ▲10.4 ▲52.7 ▲32.6 ▲14.3 ▲9.4 0.5 12.7 ▲19.4 ▲14.1 ▲46.4 21.6 ▲20.6 ▲3.2 29.7 51.5 ▲23.5 ▲5.6 ▲41.8 ▲14.1 28年 1月 2月 3月 4月 ▲25.7 ▲6.4 13.2 ▲24.5 ▲26.2 4.5 ▲23.0 8.2 ▲19.0 ▲13.2 ▲70.1 ▲21.3 ▲24.1 ▲36.3 中国: 28年4月22件/35.26億円(3月34件/42.8億円、2月31件/56.3億円) 全国: 28年3月746件/1,758.99億円(2月723件/1,635.16億円、1月675件/1,269.3億円) ( 資料: ㈱東京商工リサ-チ ) 10.貿易 - 輸出、輸入ともに減少 - 3月の輸出は、前年同月比▲16.5%と7か月連続で前年を下回りました。品目別では、鉄鋼、化学製品な どが前年を下回りました。地域別では、アジア、大洋州向けなどが前年を下回りました。 3月の輸入は、前年同月比▲17.1%と11か月連続で前年を下回りました。品目別では、原油及び粗油、 金属鉱及びくずなどが前年を下回りました。 輸出 輸入 為替※4 総合 中国 全国 自動車(中国) 鉄鋼(中国) 総合 中国 全国 原粗油(中国) 石炭(中国) 円/ドル 25年 26年 27年 13.7 9.5 29.5 0.8 17.7 14.9 25.1 ▲8.7 97.63 4.9 4.8 4.5 2.5 ▲0.7 5.7 ▲13.8 ▲6.9 105.78 1.9 3.5 12.2 ▲10.6 ▲20.4 ▲8.7 ▲45.5 ▲6.9 121.03 27年 7-9月 2.9 3.7 18.6 ▲11.1 ▲16.6 ▲5.9 ▲31.8 ▲2.3 122.23 10-12月 ▲7.8 ▲4.6 26.9 ▲23.8 ▲28.2 ▲13.9 ▲54.8 ▲17.4 121.48 28年 1-3月 ▲10.4 ▲7.9 1.3 ▲24.4 ▲21.2 ▲15.7 ▲34.9 ▲19.5 115.45 27年 12月 ▲2.5 ▲8.0 41.2 ▲23.3 ▲28.9 ▲18.0 ▲46.9 ▲29.8 121.84 28年 1月 ▲11.8 ▲12.9 ▲2.6 ▲26.6 ▲21.9 ▲17.8 ▲30.1 ▲14.0 118.25 2月 ▲1.6 ▲4.0 12.7 ▲22.4 ▲24.6 ▲14.2 ▲38.9 ▲21.7 115.02 3月 ▲16.5 ▲6.8 ▲5.2 ▲24.3 ▲17.1 ▲14.9 ▲36.5 ▲24.2 113.07 (通関ベース、円ベース、前年同月(期)比%) (資料 : 財務省、日本銀行) 輸出入額 (円ベース、前年同月比) 70 50 75 40 80 輸 30 出 入 20 額 10 ・ 前 0 年 -10 同 月 -20 比 % -30 -40 85 円 相 場 ・ 95 円 100 / ㌦ 105 90 ) 110 ) 115 125 輸入 -60 130 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 円相場 2008 ※5 120 輸出 -50 -70 ( 65 60 ( 70 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 135 2016 為替は東京インターバンク相場(スポット 月中平均 中心、日本銀行公表) (参考)平成28年5月10日の東京インターバンク相場(スポット 17:00時点)108.88-90円/ドル、124.02-06円/ユーロ 8
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