中国地域の経済動向 - 中国経済産業局

平成28年7月7日
担当 参事官(調査担当) 阿比留
TEL(082)224-5633
彩子
中国地域の経済動向
(平成28年5月の指標を中心に)
~ 持ち直しに足踏み感がみられる ~
中国地域の経済は、個人消費は持ち直し、雇用や設備投資に良い動きがみられるものの、生産
は弱含み、景況感は低下しており、持ち直しに足踏み感がみられる。
※当局ホームページ(http://www.chugoku.meti.go.jp)にも同様の資料を掲載しております。
■項目別の動向
1.生 産 動 向 ・・・ 弱含み
2.景
況
感 ・・・ 現状は低下、先行きは上昇
3.産業用電力需要 ・・・ 増加
4.物
価 ・・・ 消費者物価、企業物価ともに下落
5.個 人 消 費 ・・・ 持ち直している
6.設 備 投 資 ・・・ 前年度を上回る見込み
7.建 設 動 向 ・・・ 公共工事は減少、住宅建設は増加
8.雇 用 動 向 ・・・ 有効求人倍率は上昇
9.企 業 倒 産 ・・・ 件数、負債額ともに増加
10.貿
易 ・・・ 輸出、輸入ともに減少
※各項目の詳細については、次頁以降を参照してください。
※基調における下線は、前回からの変更箇所です。
(※下線部及び網掛け部分が今回更新箇所、以下同じ)
1.生産動向 -弱含み-
5月の鉱工業生産指数は92.6、前月比▲6.7%の低下となりました。
業種別にみると、輸送機械(船舶)
、繊維工業などは上昇し、輸送機械(自動車)
、はん用・生産用・業務用
機械工業などは低下しています。
年間計画に基づいて生産した輸送機械(船舶)
、前月の仕掛品が多かった繊維などは増加しましたが、稼働日
の少なかった輸送機械(自動車)
、前月の出荷増に対する反動減のはん用・生産用・業務用機械などは減少しま
した。
(平成22 年=100、季節調整済指数)
25年
中 生産指数
前月(期)比
国 前年(同月期)比
全 生産指数
前月(期)比
国 前年(同月期)比
95.4
-
0.8
97.0
-
▲0.8
26年
27年
97.7
-
97.8
2.4
-
0.1
99.0
-
2.1
97.8
-
▲1.2
27年
28年
7-9月 10-12月 1-3月
97.1
96.9
99.5
▲0.7 ▲0.2
2.7
▲0.3
0.2
1.2
28年
2月
97.3
▲5.6
3.4
3月
98.1
0.8
1.3
4月
99.2
1.1
0.1
5月
92.6
▲6.7
▲3.6
97.0
▲1.0
▲0.9
93.2
▲5.2
▲1.2
96.7
3.8
0.2
97.2
0.5
▲3.3
95.0
▲2.3
▲0.1
※年の指数及び前年(同月期)比は原指数。最新月は速報値。
97.1
0.1
▲0.8
96.1
▲1.0
▲1.6
(資料:経済産業省)
2
2.景況感 -現状は低下、先行きは上昇-
内閣府が6月8日に発表した景気ウォッチャー調査(平成28年5月)結果によると、中国地域の3か月前と
比較しての景気の現状に対する判断DI(方向性)は43.2、前月差3.4ポイントの低下となりました。2
~3か月先の景気の先行きに対する判断DI(方向性)は46.6、同1.5ポイントの上昇となりました。景
気の現状判断(水準)DIは42.3、同4.1ポイントの低下となりました。
全国
内閣府 景気ウォッチャー調査 現状判断DIの推移
中国
43.2(46.6)
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
70
60
50
40
30
20
10
0
43.0(43.5)
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
日本銀行広島支店が7月1日に発表した企業短期経済観測調査(平成28年6月)結果によると、中国地域の業
況判断DIは全産業では6、前期比4ポイントの低下、製造業は5、前期比4ポイントの低下、非製造業は7、前
期比4ポイントの低下となりました。また、3か月後の先行き見通しは、全産業で0、製造業は▲1、非製造業は
0となりました。
企業短期経済観測調査結果
(%ポイント)
日本銀行広島支店 業況判断D.I.(「良い」-「悪い」)
30
20
10
0
‐10
‐20
‐30
‐40
‐50
‐60
ⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢ
2009
年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
全産業
最近 6
先行 0
製造業
最近 5
先行 -1
非製造業
最近 7
先行 0
2016年
日本商工会議所が6月30日に発表した早期景気観測調査(平成28年6月)結果によると、中国地域の全産業
業況DI(前年同月比ベース)は、▲24.0、前月差1.1ポイントの低下となりました。また、向こう3か
月の先行き見通しは、▲19.2となりました。
日本商工会議所 早期景気観測調査 業況DIの推移
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
20
10
0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
-80
-90
全国
中国
▲24.8(▲22.8) ▲24.0(▲22.9)
2010年
2011年
2012年
2013年
3
2014年
2015年
2016年
3.産業用電力需要 -増加-
5月の産業用電力(大口)は、窯業土石や機械器具などは前年を下回ったものの、鉄鋼や化学工業などは前年
を上回ったため、前年同月比1.3%増となり、2か月連続で前年を上回りました。
(前年同月(期)比%)
産 業 用
(大口)
中国
全国
25年
26年
27年
27年
28年
7-9月 10-12月 1-3月
0.2
▲1.0
0.9
0.1
▲0.6
▲0.9
▲0.4
▲0.8
▲0.3
▲1.3
1.2
▲0.4
28年
2月
3月
4月
5月
4.0
2.0
▲0.3
▲2.2
3.1
1.3
(資料:経済産業省)
4.物価 -消費者物価、企業物価ともに下落-
28年5月の消費者物価指数(総合)は103.7、前年同月比▲0.3%となり、35か月ぶりに前年を下
回りました。費目別にみると、食料、教養娯楽などが上昇し、交通・通信、光熱・水道が下落しています。
28年5月の企業物価指数は99.4、前年同月比▲4.2%となり、14か月連続で前年を下回りました。
費目別にみると、農林水産物、食料・飲料・たばこ・飼料などが上昇し、石油・石炭製品、電力・都市ガス・水
道などが下落しています。
(前年同月(期)比%)
消費者物価指数
(22年基準・総合)
国内企業物価指数
中国
全国
全国
25年
26年
27年
27年
28年
7-9月 10-12月 1-3月
0.1
0.3
1.3
2.7
2.8
3.1
0.9
0.8
▲2.2
0.3
0.2
▲3.7
0.5
0.2
▲3.7
0.3
0.1
▲3.4
28年
2月
3月
4月
5月
0.6
0.3
▲3.4
0.2
▲0.1
▲3.8
0.0
▲0.3
▲4.2
▲0.3
▲0.4
▲4.2
(資料:日本銀行,総務省,消費者物価指数の四半期については当局が算出)
※消費者物価指数
※企業物価指数
(総合) 中国(5月)103.7
(4月)103.6
全国(5月)103.6
(4月)103.4
(生鮮食品を除く総合) 中国(5月)103.1
(4月)103.0
全国(5月)103.0
(4月)102.9
全国(5月) 99.4
(4月) 99.2
4
5.個人消費 -持ち直している-
5月の小売6業態※1合計の販売額は、前年同月比1.3%と14か月連続で前年を上回りました。百貨店・ス
ーパーは、同0.7%と6か月連続で前年を上回りました。コンビニエンスストアは、同2.7%と39か月連
続で前年を上回りました。ホームセンターは同▲2.3%と5か月ぶりに前年を下回りました。家電大型専門店
は同▲1.7%と4か月連続で前年を下回りました。ドラッグストアは同5.3%と14か月連続で前年を上回
りました。
5月の乗用車新車登録・販売台数は、普通乗用車、小型乗用車は前年を上回ったものの、軽乗用車が前年を下
回り、同▲1.4%と2か月ぶりに前年を下回りました。
中国地域における小売業業態別販売額
(前年同月比)の推移
前年同月比(%)
70
百貨店
スーパー
コンビニ
ホーム
センター
ドラッグ
ストア
55
家電大型専門店
40
自動車
登録台数
25
10
▲5
▲ 20
▲ 35
5月
3月
4月
2月
28年1月
12月
11月
10月
9月
7月
8月
5月
6月
3月
4月
2月
27年1月
12月
11月
10月
9月
7月
8月
5月
6月
3月
4月
2月
26年 1月
12月
11月
10月
9月
7月
8月
25年 5月
6月
▲ 50
(前年同月(期)比%)
百貨店・スーパー
中国
販売額
全国
コンビニエンスストア
中国
販売額
全国
ホームセンター
中国
販売額
全国
家電大型専門店
中国
販売額
全国
ドラッグストア
中国
販売額
全国
小売6業態
※1
販売額
中国
乗用車新車登録
中国
・販売台数
全国
25年
26年
27年
▲1.4
0.6
4.3
4.2
▲1.4
-
0.7
-
4.4
-
0.6
▲1.0
▲0.2
0.4
1.7
6.0
5.6
4.1
-
0.3
-
10.1
-
2.7
4.3
3.0
0.8
1.3
6.1
5.5
▲2.0
▲1.3
▲8.5
▲6.3
8.1
6.4
2.2
▲11.1
▲10.3
27年
28年
28年
7-9月
10-12月
1-3月
2月
3月
4月
5月
2.8
2.8
5.8
5.3
2.7
2.6
0.3
3.8
7.2
7.8
3.8
▲5.6
▲7.0
1.2
1.3
5.6
5.1
▲ 1.3
▲0.5
▲1.7
▲1.8
7.3
7.5
2.4
▲13.1
▲9.0
2.0
1.6
5.0
5.2
2.4
2.0
▲ 0.3
▲ 1.7
7.3
8.3
3.1
▲ 8.0
▲ 7.5
2.8
3.3
7.3
7.6
1.1
2.3
▲ 0.1
▲1.2
9.8
10.8
4.4
▲ 7.5
▲ 7.5
0.2
▲0.2
3.3
3.5
1.8
0.9
▲ 4.5
▲6.3
7.2
6.8
1.3
▲ 9.4
▲ 9.2
2.1
▲ 0.1
5.2
4.5
3.9
3.3
▲ 1.0
▲ 0.9
8.7
9.5
3.6
2.2
2.2
0.7
▲ 1.9
2.7
2.6
▲2.3
▲1.4
▲1.7
▲2.1
5.3
3.7
1.3
▲0.9
▲1.4
※ 平成26年1月分よりホームセンター、家電大型専門店及びドラッグストアに関する統計調査が変わりました。そのため、平成26年1月分から
12月分の各小売業態販売額の前年同月比は次のとおりとします。
なお、
平成25年12月以前は各小売業態とも全店舗ベースの前年同月比です。
・百貨店、スーパー、コンビニエンスストア:全店舗ベースの前年同月比(従前通り)
・ホームセンター、家電大型専門店、ドラッグストア:新旧統計調査における同一事業所の前年同月比
・小売6業態:上記を合算した額の前年同月比
※ 百貨店・スーパー(5月)
中国 百貨店
▲3.0%(5か月連続減少) スーパー
2.2%(14か月連続増加)
(前年同月比)
全国 百貨店
▲5.4%(7か月連続減少) スーパー
▲0.1%(14か月ぶり減少)
中国 普通車
10.2%(2か月連続増加) 小型車 2.6%(2か月連続増加) 軽乗用 ▲10.8%(17か月連続減少)
全国 普通車
11.6%(2か月連続増加) 小型車 2.7%(2か月連続増加) 軽乗用 ▲17.3%(17か月連続減少)
※ 新車登録・販売台数(5月)
(前年同月比)
(資料 経済産業省、中国経済産業局、国土交通省、中国運輸局)
※1
6業態=百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、ホームセンター、家電大型専門店、ドラッグストア(平 成 21 年 4 月 公 表 分 か ら 追 加 )
5
6.設備投資 - 前年度を上回る見込み -
日本銀行広島支店の企業短期経済観測調査結果(平成28年6月調査)によると、28年度設備投資計画(含
む土地投資額)は製造業が前年度比15.6%、非製造業が同▲0.3%となることから、全産業では同8.5%
となっています。
4月の民間非居住用建物の出来高推移は、前年同月比24.4%となり、3か月連続で前年を上回りました。
(前年度比 %)
中 国
全 国
26年度実績
27年度実績
28年度計画
全産業
8.4
5.7
8.5
製造業
13.8
▲0.9
15.6
非製造業
1.6
15.3
▲0.3
全産業
4.3
5.0
0.4
製造業
6.8
9.1
6.0
非製造業
3.1
2.9
▲2.5
(資料:日本銀行広島支店「企業短期経済観測調査結果(平成28年6月調査)」)
※民間非居住用建物の出来高推移(前年同月比)
(中国 平成28年4月):24.4%(3か月連続増加)
(全国 平成28年4月):3.1% (36か月連続増加)
※船舶と電力を除く民需の機械受注額(前年同期比)(全国 平成28年4月):▲8.2% (2か月ぶりの減少)、対前月比:▲11.0%(2か月ぶりの減少)
※工 作 機 械 受 注 額(前年同月比)
(全国 平成28年5月):▲24.7% (10か月連続の減少)
※法人企業景気予測調査(設備投資):(前年度比) (中国 平成28年度見込み(平成28年4~6月期調査)):7.0%
(資料:国土交通省、内閣府、(一社)日本工作機械工業会、中国財務局)
6
7.建設動向 -公共工事は減少、住宅建設は増加-
5月の公共工事請負金額は、市町村では前年を上回ったものの、国、県、独立行政法人等では前年を下回り、
合計では前年同月比▲7.5%と2か月連続で前年を下回りました。
民間の建築・土木工事を含めた4月の建設総合統計(出来高ベース)は、▲1.3%と9か月連続で前年を下
回りました。
5月の新設住宅着工戸数は、持家では前年を下回ったものの、貸家、給与住宅、分譲住宅では前年を上回り、
合計では前年同月比18.4%と9か月連続で前年を上回りました。
27年
28年 28年
25年度 26年度 27年度
7-9月 10-12月 1-3月
2月
3月
4月
5月
公共工事請負金額 中国 13.0
▲1.1
▲2.3
▲9.3
12.6
9.2
1.8
27.3
▲15.8 ▲7.5
全国 17.7
▲0.3 ▲17.8 ▲8.0
▲4.0
1.2
▲2.2
5.0
10.6
1.4
公共機関からの 中国 19.4
3.4
▲6.7
0.1
5.9
▲11.9 ▲22.0 ▲2.4 ▲30.7
受注工事額
全国 21.5
4.3
▲6.6
▲5.2
▲4.1
7.1
2.7
13.1
5.8
建設総合統計
中国 17.6
1.1
▲4.2
▲2.1
▲7.6
▲3.5
▲2.7
▲1.8
▲1.3
出来高(名目)
全国 14.4
0.3
1.4
3.6
0.1
▲0.6
0.2
▲2.1
▲1.2
新設住宅着工戸数 中国 10.9
▲15.5
8.1
8.1
6.2
9.8
19.7
8.2
5.0
18.4
全国 10.6
▲10.8
4.6
6.2
▲0.7
5.5
7.8
8.4
9.0
9.8
(前年同月(期)比%)
※公共工事請負金額(前年同月比)(5月)
中国:国 ▲4.7%(4か月ぶり減少)、独立行政法人等▲ 68.9%(3か月ぶり減少)、県▲20.9%(2か月ぶり減少)、市町村0.3%(4か月ぶり増加)
全国:国 25.3%(3か月連続増加)、独立行政法人等▲ 25.7%(6か月ぶり減少)、県 0.2%(4か月連続増加)、市町村▲3.4%(6か月連続減少)
※ 新設住宅着工戸数(前年同月比)(5月)
中国:持家▲0.5%(5か月ぶり減少)、貸家21.7%(2か月連続増加)、給与住宅947.1%(3か月ぶり増加)、分譲住宅29.9%(4か月連続増加)
全国:持家4.3%(4か月連続増加)、貸家15.0%(7か月連続増加)、給与住宅56.1%(2か月ぶり増加)、分譲住宅7.9%(4か月連続増加)
(資料:北海道建設業信用保証㈱、東日本建設業保証㈱、西日本建設業保証㈱、国土交通省 )
8.雇用動向 -有効求人倍率は上昇-
5月の有効求人倍率は1.56、前月から0.02ポイント上昇しました。
4月の広島県の所定外労働時間(製造業)は前年同月比0.5%プラスとなりました。
(所定外労働時間数、賃金指数は前年同月(期)比%)
※2
有効求人倍率
(季節調整値)
新規求人倍率※2
(季節調整値)
所定外労働時間
(製造業)
賃金 調査産業計
指数
製造業
完全失業率※3
中国
全国
中国
全国
広島
全国
広島
全国
広島
全国
中国
全国
25年
26年
27年
27年
28年
7-9月 10-12月 1-3月
28年
2月
3月
4月
5月
1.04
0.93
1.68
1.46
7.4
4.3
1.6
▲0.3
2.4
▲0.1
3.8
4.0
1.23
1.09
1.92
1.66
11.5
6.8
3.6
0.9
4.6
1.9
3.3
3.6
1.37
1.20
2.11
1.80
▲0.9
▲0.5
2.4
0.0
▲0.8
0.2
3.2
3.4
1.40
1.22
2.15
1.83
▲1.1
0.7
2.6
0.6
▲1.7
0.3
3.5
3.4
1.48
1.28
2.23
1.92
▲0.9
▲2.2
2.4
1.2
1.2
0.9
3.3
1.51
1.30
2.26
1.90
▲1.9
▲1.6
3.4
2.0
0.5
0.7
3.2
1.54
1.34
2.36
2.06
0.5
▲1.7
2.5
0.7
1.6
0.0
3.2
1.56
1.36
2.40
2.09
1.43
1.26
2.18
1.89
▲2.1
▲0.3
3.6
0.1
0.8
1.3
2.9
3.1
1.49
1.29
2.32
1.96
▲2.0
▲2.6
2.9
1.4
0.3
0.6
2.9
3.2
3.2
※ 各県別有効求人倍率(平成28年5月):鳥取県 1.36、島根県 1.47、岡山県 1.61、広島県 1.68、山口県 1.38)
※ 中国地域新規求人数(平成28年5月):62,372人(前年同月:57,009人)
※ 完全失業者数(平成28年1~3月平均 :中国11万人 (前年同期 12万人))
(平成28年5月:全国216万人 (前年同月より8万人減 ▲3.6%))
(資料:厚生労働省、各労働局職業安定課、広島県統計課、総務省)
※2
※3
年平均は季節調整値ではなく原数値。なお、平成26 年 12 月以前の数値は新季節指数により改訂されている
月次は季節調整値。なお、平成25年1月結果から新基準に切り替えられている。
7
9.企業倒産 - 件数、負債額ともに増加 -
6月の企業倒産件数は、35件で前年同月比6.1%となり、2か月連続で前年を上回りました。
業種別にみると、サービス業他が10件で最も多く、次いで建設業が8件、小売業が7件などとなっています。
原因別にみると、販売不振が最も多く、既往のしわ寄せ、過小資本などとなっています。
(前年同月(期)比%)
企業倒産件数
中国
全国
中国
全国
負債額
※倒産件数、負債額
25年
26年
28年
27年
10-12月 1-3月
▲5.6
▲10.5
57.4
▲27.4
▲7.8
▲10.4
▲52.7
▲32.6
▲14.3
▲9.4
0.5
12.7
▲20.6
▲3.2
29.7
51.5
▲23.5
▲5.6
▲41.8
▲14.1
4-6月
3月
4月
5月
6月
▲2.2
▲19.0
▲13.2
▲70.1
▲21.3
▲24.1
▲7.1
▲36.3
▲46.4
10.0
▲7.3
▲49.6
▲9.3
6.1
▲11.3
73.3
中国: 28年6月35件/77.62億円(5月33件/31.85億円、4月22件/35.26億円、3月34件/42.8億円)
全国: 28年5月671件/1,158.52億円(4月695件/1,033.44億円、3月746件/1,758.99億円)
( 資料: ㈱東京商工リサ-チ )
10.貿易 - 輸出、輸入ともに減少 -
5月の輸出は、前年同月比▲4.6%と9か月連続で前年を下回りました。品目別では、一般機械、鉄鋼など
が前年を下回りました。地域別では、アジア、中東向けなどが前年を下回りました。
5月の輸入は、前年同月比▲21.4%と13か月連続で前年を下回りました。品目別では、石油製品、金属
鉱及びくずなどが前年を下回りました。
輸出
総合
中国
全国
自動車(中国)
鉄鋼(中国)
総合
中国
全国
原粗油(中国)
石炭(中国)
円/ドル
輸入
為替※4
25年
26年
27年
13.7
9.5
29.5
0.8
17.7
14.9
25.1
▲8.7
97.63
4.9
4.8
4.5
2.5
▲0.7
5.7
▲13.8
▲6.9
105.78
1.9
3.5
12.2
▲10.6
▲20.4
▲8.7
▲45.5
▲6.9
121.03
27年
28年
7-9月 10-12月 1-3月
2.9
▲7.8 ▲10.4
3.7
▲4.6 ▲7.9
18.6
26.9
1.3
▲11.1 ▲23.8 ▲24.4
▲16.6 ▲28.2 ▲21.2
▲5.9 ▲13.9 ▲15.7
▲31.8 ▲54.8 ▲34.7
▲2.3 ▲17.4 ▲19.5
122.23 121.48 115.45
28年
2月
▲1.6
▲4.0
12.7
▲22.4
▲24.6
▲14.2
▲38.9
▲21.7
115.02
3月
▲16.5
▲6.8
▲5.2
▲24.3
▲17.0
▲14.9
▲35.9
▲24.2
113.07
4月
▲9.3
▲10.1
4.9
▲28.4
▲38.4
▲23.3
▲63.4
▲26.9
109.88
5月
▲4.6
▲11.3
11.5
▲17.7
▲21.4
▲13.8
▲20.5
▲26.0
109.15
(通関ベース、円ベース、前年同月(期)比%)
(資料 : 財務省、日本銀行)
輸出入額 (円ベース、前年同月比)
70
50
75
40
80
輸 30
出
入 20
額 10
・
前 0
年 -10
同
月 -20
比
% -30
85
)
円
相
90 場
・
95
円
100 /
㌦
105
110
)
115
-40
125
輸入
-60
130
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
円相場
2008
※5
120
輸出
-50
-70
(
65
60
(
70
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
135
2016
為替は東京インターバンク相場(スポット 月中平均 中心、日本銀行公表)
(参考)平成28年7月5日の東京インターバンク相場(スポット 17:00時点)101.73-75ドル、113.47-51円/ユーロ
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