医療福祉学部専門教育科目学生が選ぶグッドティーチング賞報告書（平成 26 年度）氏名筒井久美子所属医療福祉・マネジメント学科職位助教〈略歴・主な研究内容〉略歴 2011 年東京医科歯科大学大学院生命情報科学教育部博士課程修了博士（理学） 2011 年東京医科歯科大学難治疾患研究所生命情報学分野特任助教 2014 年国際医療福祉大学医療福祉学部医療福祉・マネジメント学科助教研究内容地域医療連携の連携診療情報項目の全国的な共通化確立に向けた研究オミックス解析を用いた難病の遺伝学的分類に関する研究など〈担当科目およびシラバス（授業概要）〉担当科目「医療情報学」授業概要医療情報の電子化が進む中で情報を有効に利用できる人材を育成すべく、医療情報の概要、コンピュータの仕組み、医療情報システム、医療情報の標準化と今後の課題などについて広く学び、医療情報学の基礎知識を身につけることを主題とする。〈授業で特に工夫している点〉「学生の頭と心に自然と知識がインストールされる」講義を展開する。 ①視覚とイメージに訴えかけること。 ②教養として永く留めること。 ③他の知識（既知＆興味がある）に結びつけること。 ④時には立場を変えた思考を促すこと。〈この賞を受賞した理由として思い当たる点〉自分の学生時代を思い返しながら、どのような講義が印象的で楽しく興味深いか、もっと知りたいという気持ちはどんな時にわいてくるのかなど、学生の立場に立って考えることを心がけています。〈受賞者コメント〉着任 1 年目ということもあり、模索しながら講義を進める日々でしたが、このような賞をいただき大変うれしく光栄です。評価してくれた学生たち、支えて下さった学科長はじめ諸先生方に感謝いたします。 “情報学”という字面に最初は抵抗感を抱く学生が少なくはないのも事実ですが、全 15 回を終えた時には講義について「とても楽しい」「最初は苦手と思ったけれど好きになった」「もっと勉強したい」などのポジティブな感想を多くの学生に持ってもらえるよう、これからも初心を忘れずに邁進したいと思っております。