鳥取県感染症流行情報(速報)

資
料 提 供
平成28年 5月 11日
担 当 課
衛生環境研究所
(担 当 者 )
(若林、上田)
電 話
0858-35-5411
鳥取県感染症流行情報(速報)
第18週 [ 平成 28 年 5 月 2 日(月) ~ 5 月 8 日(日) ]
疾
病
名
東
部
中
部
西
部
ザ
△
△
○
炎
○
△
○
)
流 行 性 耳 下 腺 炎 (お た ふ く か ぜ )
×
△
×
×
△
×
手
病
×
×
△
)
×
×
△
熱
○
◎
○
A 群 溶 血 性 レ ン サ 球 菌 咽 頭 炎
★
★
★
流
炎
○
×
×
炎
△
○
×
斑
○
△
△
染
症
×
×
×
★ 警報発令中
◎ 流行している
△ 散発
○
×
イ
ン
感
染
水
ヘ
フ
痘
ル
性
( 水
エ
胃
ぼ
パ
咽
ン
マ
イ
伝
ギ
S
ー
ナ
( 夏
結
性
コ
角
プ
染
R
そ
ウ
う
口
頭
行
腸
う
足
ル
ン
ラ
ル
ぜ
膜
結
ズ
膜
マ
性
イ
か
肺
紅
ス
感
やや流行している
患者発生極少又はなし
1 A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎警報が発令中です。中部地区で患者報告数が増加しており、引き
続き注意が必要です。
2 感染性胃腸炎は、ロタウイルスによる臨時休業事例が西部地区で報告されており、注意が必要
です。
3 咽頭結膜熱は、中部地区で患者報告数が増加し、流行しています。流行が拡大する恐れがある
ので、注意が必要です。
4 定点における患者報告数は、感染性胃腸炎(100 件)、インフルエンザ(64 件)、A 群溶血性
レンサ球菌咽頭炎(63 件)、咽頭結膜熱(16 件)、その他基幹定点の患者報告数は、感染性
胃腸炎(ロタウイルスによるものに限る)(5 件)です。
【お知らせ】
○A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎警報が発令中です。
病
名
A 群溶血性レンサ球
菌咽頭炎
特
徴
予防のポイント
発熱と咽頭痛、発疹等の症状がみられ ・症状があった場合は、早めに医療機関
る細菌による感染症です。まれに重症 を受診しましょう。
化することもあり、小児だけでなく成 ・特に流行時には手洗いをしっかりしま
しょう。
人でも発症します。
・咳エチケットを心がけましょう。
※咳エチケット:咳、くしゃみが出る場合には、ティッシュ、ハンカチなどで鼻や口を押さえ飛沫を飛ばさないようにすること
鳥取県感染症発生動向調査情報(週報)
第18週 [ 平成28年5月2日(月)~8日(日) ]
(地区別)
平成28年5月11日 作成
東 部
中 部
西 部
合 計
18週 前週比 18週 前週比 18週 前週比 18週
12
6
11
インフルエンザ定点数
1 インフルエンザ
13
小児科定点数
100%
8
8
2 咽頭結膜熱
100%
43
4
(件)
全国1
県内1定点当
定点当
61%
64
7
17週 前週比
29
91
18週
17週
17週
70%
2.21
3.14
2.51
19
2
67%
11
275%
3
43%
16
14
114%
0.84
0.74
0.40
3 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
20
63%
18
180%
25
58%
63
85
74%
3.32
4.47
2.41
4 感染性胃腸炎
40
82%
21
45%
39
66%
100
155
65%
5.26
8.16
5.98
5 水痘
0
0%
0
-
3
75%
3
7
43%
0.16
0.37
0.36
6 手足口病
0
0%
0
-
2
100%
2
4
50%
0.11
0.21
0.06
7 伝染性紅斑
7
175%
1
11%
1
17%
9
19
47%
0.47
1.00
0.34
8 突発性発疹
2
67%
0
0%
0
0%
2
10
20%
0.11
0.53
0.55
9 百日咳
0
0%
0
-
0
-
0
1
0%
0.00
0.05
0.02
10 ヘルパンギーナ
0
-
1
-
5
83%
6
6
100%
0.32
0.32
0.05
11 流行性耳下腺炎
1
-
0
-
0
-
1
0
-
0.05
0.00
0.80
12 RSウイルス感染症
0
-
0
-
0
-
0
0
-
0.00
0.00
0.15
眼科定点数
2
1
2
5
13 急性出血性結膜炎
0
0%
0
-
0
-
0
1
0%
0.00
0.20
0.02
14 流行性角結膜炎
4
40%
0
0%
0
-
4
11
36%
0.80
2.20
0.68
基幹定点数
2
1
2
5
15 細菌性髄膜炎
0
-
0
-
0
-
0
0
-
0.00
0.00
0.02
16 無菌性髄膜炎
0
0%
0
-
0
-
0
1
0%
0.00
0.20
0.03
17 マイコプラズマ肺炎
2
-
3
-
1
-
6
0
-
1.20
0.00
0.47
18 クラミジア肺炎(オウム病を除く)
0
-
0
-
0
-
0
0
-
0.00
0.00
0.01
19 感染性胃腸炎(ロタウイルスによるものに限る)
2
-
3
150%
0
-
5
2
250%
1.00
0.40
0.61
合 計
93
76%
66
78%
122
61%
281
407
69%
第18週の感染症発生動向調査情報について
1 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎警報が発令中です。中部地区で患者報告数が増加しており、引き続き注意が必要です。
2 感染性胃腸炎は、ロタウイルスによる臨時休業事例が西部地区で報告されており、注意が必要です。
3 咽頭結膜熱は、中部地区で患者報告数が増加し、流行しています。流行が拡大する恐れがあるので、注意が必要です。
4 定点における患者報告数は、感染性胃腸炎(100件)、インフルエンザ(64件)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(63件)、咽
頭結膜熱(16件)、その他基幹定点の患者報告数は、感染性胃腸炎(ロタウイルスによるものに限る)(5件)です。