松川町総合交流促進施設指定管理者募集要項 平成 28 年 5 月 2 日 松川町 産業観光課 松川町は、松川町公の施設の指定管理者の指定の手続き等に関する条例及び同施 行規則に基づき、松川町総合交流促進施設(交流棟、滞在棟、その他施設)を、一括管 理していただける指定管理者(管理運営を実施する団体)を募集します。 1 募集の概要 (1)指定の期間 指定管理者指定の日から原則として 5 年間とする。 (2)名称及び所在地 正 式 名 称 松川町総合交流促進施設 所 在 地 松川町生田 6009 番地 (3)施設の概要 ①建 物 ○交流棟(木造平屋建)1棟 635 ㎡ ・研修室(和室 3 室 119.6 ㎡)、会議室(和室 1 室 29.8 ㎡)、食堂(1 室 91 ㎡)、厨房(1 室 59.6 ㎡)、事務室(1 室 14.5 ㎡)、休憩室(1 室 13.2 ㎡)、他 ホール、トイレ ○滞在棟(木造平屋建)5 棟 計 291 ㎡ (1 棟→和室 8 畳 2 室、台所、トイレ、浴室・洗面所他計 58 ㎡) ○その他の施設 (外部トイレ、ステージ、炭焼小屋、東屋)各 1 棟、駐車場 一式 ②設置年月日 平成 12 年 3 月 20 日 ③敷地等 ○敷地面積(平地)24,484 ㎡ 施設の配置は、別紙資料「概略図」を参照してください。 2 施設の管理運営方針 (1)施設の設置目的 この松川町総合交流促進施設(以下「交流促進施設」という。)は、豊かな自然資源・ 特産加工品、地域の文化歴史を都市部等に情報発信し、地域及び都市住民との交流 により特産品の消費拡大と農業振興及び就業機会・所得の増加による地域の活性化を 図ることを目的とする。 1 (2)管理運営方針 ・施設の設置目的を踏まえ、指定管理者の創意工夫に基づいた、持続可能な管理運 営を目指すものとする。 ・公の施設であることを常に念頭におき、施設の利用に関し公平性を確保すること。 (3)法令等の遵守 管理運営にあたっては、松川町総合交流促進施設の運営に関連する諸法令を遵守 すること。 ・松川町総合交流促進施設設置及び管理に関する条例 ・地方自治法、労働基準法、労働安全衛生法、食品衛生法、個人情報保護法、消防 法ほか関連法令 3 指定管理者が行う業務の範囲 (1)施設の管理運営に関すること ① 施設の運営に関すること 指定管理者は、施設を利用して次に掲げる事項を条件として、事業を計画し実施す ることができる。 ア 施設の設置目的に沿った事業内容とすること。 イ 地域の資源を生かした運営活用を行うこと。 ウ 地域や利用者の要望、依頼等に関して、柔軟かつ積極的な施設の利活用を促 す運営を行うこと。 エ 既存設備を大幅に改造することなく活用されるよう企画、運営すること。 オ 隣接する農産物等加工施設「アグリ工房まつかわ」と連携をし、施設利用、運営 を図ること。 ② 管理運営に係る許可申請等に関すること ③ 職員の配置に関すること 施設責任者 1 名を配置するとともに、地元雇用の創出・推進に配慮すること。 ④ 施設の利用に関すること 施設の利用申請を受け付け、その申請に対して利用許可を行うこと。 ⑤ 守秘義務に関すること 施設を管理運営するにあたり、利用者の個人情報を取り扱う場合は、個人情報の適 切な管理のために必要な措置を講じること。 ⑥ 災害等発生時の対応 利用者の避難誘導等の安全確保を最優先すること。 (2)施設及び設備の維持管理に関すること 指定管理者の負担で施設及び設備の維持管理を行うこと。 ① 保守管理業務 ア 建物は、適切な状態を維持し、かつ美観を維持すること。 イ 設備は、日常点検、法定点検、定期点検等を行い、性能を維持に努めること。 2 ウ 食堂・厨房設備の管理については、各種食中毒の防止対策等、安全管理に努 めること。 ② 清掃業務 施設の環境を維持し、快適な環境を保つため、清掃業務を適切に行うこと。 ③ 設備・備品管理業務 ア 施設内備品の保守管理 ・施設の運営に支障をきたさないよう、施設内の備品管理を行うこと。なお、施設 内の設備・備品については、町が指定管理者に無償で貸与する。 イ 消耗品 ・必要な消耗品を適宜購入し、管理を行うこと。 ・地元事業者から物品を購入する等、地元の活用に努めること。 ウ 新規備品の購入 ・施設内の備品以外に指定管理者が必要とする備品が生じた場合に、備品を購 入し管理を行うこと。なお、指定管理者が購入した備品については、指定管理者 に属するものとし、指定期間終了後は指定管理者が処分するが、協議により町あ るいは町が定める者に引き継ぐことができる。 ④ 原状回復 ・指定管理者が管理を終了した場合は、原状に回復して返還すること。 (3)その他 ① 事業計画及び収支予算書、事業報告書等を作成し、報告すること。 ② 全業務を一括して他の事業者に再委託することはできない。但し、一部の業務を 委託することは可とする。 4 管理に要する経費 (1)管理経費の考え方 ① 指定管理者は、施設使用料として、原則として年額 87 万円を、毎年度末までに 町に支払うものとする。 尚、指定管理者は、事業計画の公共性(山村地域振興等)を鑑み、施設使用 料の減免について、町と協議を行うことができるものとする。 ② 指定管理者は、管理運営に必要な経費を、利用料金及び自主事業の収入等に よって賄うものとする。 ③ 施設の修繕他維持管理に必要な整備については、指定管理者が自己の費用と 責任において実施するものとする。 ④ 指定管理者の経営努力が最大限収益に反映されるよう、経費節減や利用率向 上などによって、収支計画を上回る収支差額を生じた場合であっても、精算等は しないものとする。 ⑤ 交流促進施設の火災保険料は、町及び指定管理者において負担するものとす る。施設賠償責任保険については、指定管理者において加入するものとする。 3 5 業務実施状況の確認等 指定管理者は、町が指定する業務報告書を提出する義務があり、必要に応じ町は業 務の実施状況及び施設の管理状況の確認を行うものとする。 運営状況が適正でないと認められる場合は、町は指定管理者に対して指導を行う。 6 町と指定管理者との責任分担 次の表に掲げる事案に係る町と指定管理者との責任分担は、原則として次表に定め るとおりとする。 なお、次表に記載のない事項については、町と指定管理者の協議により解決するもの とする。 項 目 指定管理者 松川町 運営の基本的な考え方 ◎ ○ 条例・規則事項 金利・物価変動 ◎ 不可抗力(自然災害等の不可抗力による業 務の変更、中止等) 協 議 事 項 施設の管理運営 ◎ その他営業に必要な許可申請 ◎ 施 設 備 品 の 損 管理上の瑕疵による損傷 傷 上記以外の損傷 ◎ 施 設 の 修 繕 、 管理に必要な整備 改修等 新築、増築、改築 ◎ 各 種 保 健 等 へ 火災保険及び災害保険 の加入 損害賠償保険 ◎ 協 議 事 項 協 議 事 項 ◎ ◎ ※ ◎=主たる責任、○=従たる責任 7 応募者の資格 指定管理者に応募する者は、次の項目のすべての要件を満たすこと。 (1)法人その他の団体(以下「法人等」という。)であること。ただし、法人等は、株式会社、 NPO(特定非営利活動法人)及びその他の任意団体等、組織の形態は問いませんが、 個人での応募はできません。 (2)地方自治法施行令第 167 条の 4 に規定する者に該当しない者であること。 (3)町税について滞納がないものであること。 (4)指定期間中、安全円滑に対象施設を管理運営できる法人その他の団体とする。 4 8 応募者説明会 応募方法、応募書類、指定管理者業務等について現地説明会を開催します。 (1)開催日時 平成 28 年 5 月 11 日(水) 午後 1 時 30 分∼午後 3 時(予定) (2)開催場所 松川町総合交流促進施設(現地) ※参加をされる方は、平成 28 年 5 月 10 日(火)までにご連絡をお願いします。 9 提出書類 この要項により指定管理者の指定を受けようとする者は、提出期間内に次の書類につ いて正本 1 部と写し指定部数を、町長に提出してください。 応募書類の様式(要項含む)は、松川町ホームページに掲載します。 提出書類は、原則 A4 版とします。なお、提出書類については返還しませんので、ご承 知ください。また、応募書類作成並びに提出等に要する費用は、すべて応募団体の負 担とします。 (1)申請書 (2)松川町総合交流促進施設の管理に関する事業計画書 (3)松川町総合交流促進施設の管理に関する収支予算書 (4)定款及び登記簿謄本(法人以外の団体にあっては会則等) (5)当該団体が現に行っている事業の概要を記載した書面 (6)当該団体の直近事業年度の財務状況を記載した書面 10 応募の受付等 提出先 :松川町役場 産業観光課 農業振興係 まで提出してください。 住所:〒399−3303 長野県下伊那郡松川町元大島 3823 番地 提出期間:平成 28 年 5 月 2 日(月)から 6 月 1 日(水)まで(必着) 受付時間:午前 8 時 30 分から午後 5 時 15 分まで 11 指定管理者の選定等 (1)指定管理者選定方式 指定管理者の選定は、公募提案型によるものとする。 町長は、応募のあった法人等のうちから、指定管理者の候補団体を選定するものとす る。 町長は、松川町総合交流促進施設指定管理者選定委員会の意見を聴いた上で、候 補者一者を選定する。 (2)選定の基準 指定管理者の選定にあたっては、松川町公の施設の指定管理者の指定の手続等に 関する条例及び施行規則、並びに本要項の規定に基づき、総合的に審査し、最も適当 と認める団体を指定管理者の候補者として選定する。 (3)選定委員会による審査 5 選定委員会において、書類審査や提案者からの提案説明(6 月初旬予定)等による審 査を行うものとする。 以上を踏まえ、選定委員会において指定管理者の候補団体を町長へ報告する。 (4)指定管理者候補者の決定時期 平成 28 年 6 月中旬(予定) ※指定管理者の議決を経て指定となります。 (5)審査結果の通知及び公表 審査結果については、応募者全員に対して通知するとともに、選定の理由をホームペ ージへの掲載等により公表する。 (6)協定の締結 松川町と指定管理者候補団体は、細目について協議を行い、指定議案の議決を経た 後に協定の締結を行うものとする。 12 応募に際しての留意事項 (1)費用負担 応募に関して必要となる費用は応募者の負担とする。 (2)提出書類の著作権 町が提示する設計図書等の著作権は、町及び作成者に帰属し、応募者の提出する 書類の著作権は、それぞれの応募者に帰属するものとする。 (3)応募の辞退 応募受付後に辞退する場合は、辞退届の提出よるものとする。 (4)事業計画について 指定管理者の候補団体として選定された事業計画については、町は提案内容を尊重 しつつ、候補団体との協議の上決定するものとする。 13 指定管理者の取り消し等 指定管理者が、正当な理由なくして協定の締結に応じない場合、指定管理者による 事業の履行が確実でないと認められる場合、または、著しく社会的信用を失う等により指 定管理者としてふさわしくないと認められる場合は、指定管理者の指定の決定を取り消 すことがある。 14 問合せ先 松川町 産業観光課 〒399−3303 長野県下伊那郡松川町元大島 3823 番地 TEL/0265-36-7027(産業観光課直通) 課長 片桐雅彦 TEL/0265-34-7066(交流センターみらい) 農業振興係長 後藤正雄 6
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