宝塚市立花屋敷グラウンド指定管理者 募 集 要 項 平成28年5月 宝塚市教育委員会 宝塚市立花屋敷グラウンド指定管理者募集要項 宝塚市立花屋敷グラウンド(以下「花屋敷グラウンド」という。)の管理運営業務を効果 的かつ効率的に実施するため、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3 項及び宝塚市立スポーツ施設条例(平成17年条例第41号。以下「条例」という。)第5 条の規定に基づき、次のとおり指定管理者を募集します。 1 募集の目的 花屋敷グラウンドは、豊かな緑に囲まれた本市唯一の人工芝グラウンドを有したスポー ツ施設であり、市民のスポーツ及びレクリエーションの振興を図ると共に、心身の健全な 発達に寄与するため設置された施設です。市民がともにスポーツを楽しみ相互の連帯意識 を高め、主体的に健康づくり、体力づくりを行うことにより、生涯を通じて明るく心豊か で健康な生活を送ることを目指しています。 市は、当該施設の維持・管理面における効率性の向上や新たな事業展開を図るために は、民間の柔軟な経営手法を生かした施設運営等が必要と考えています。 以上の理由から、施設の指定管理者を募集するものです。 当該施設の管理運営に当たって、施設のコンセプト及び運営目標を次のとおり提示しま す。指定管理者は、これに基づき、施設の所在する地域の環境や資源などを生かした事業 を実施するとともに、より効率的、効果的な施設運営を確実に行うことが求められます。 (1)コンセプト ア 宝塚市スポーツ振興計画に掲げる「豊かな市民のスポーツライフと宝塚市のスポー ツ文化の活性化」を推進・実現する施設 イ 施設を提供するだけではなく、市民のスポーツライフを提案する施設 ウ 各種のスポーツ大会が開催されるスポーツ施設 エ 地域や市内外の住民がふれあう交流施設 (2)運営目標 ア 健康の維持増進や体力づくりなど、多様な市民ニーズに対応した施設運営を行う。 イ 各種スポーツ大会の開催や他施設との連携等により、異世代間交流や地域間交流の 機会を設け、交流人口の増加を図る。 ウ 市民参画による事業の実施、スポーツ団体や活動を支援することにより、地域振興・ 活性化に寄与する。 エ 憩いと安らぎのあるスポーツ施設として、常に安全面での適正な管理を行うととも に、施設一帯の良好な景観を保持する。 2 管理・運営施設の概要 (1) 名称 宝塚市立花屋敷グラウンド (2) 所在地 宝塚市花屋敷荘園4丁目2番35号 (3) 施設概要 別紙1のとおり 3 指定管理者が行う管理の基準 (1) 開所時間 1 午前7時から午後9時までの時間の範囲内において、指定管理者が宝塚市教育委員会 (以下「委員会」という。)の承認を得て定めます。ただし、施設周辺の道路は通学路 となっており、日曜休日を除く午前7時30分から午前8時30分までは車両は通行で きません。なお、午後5時以降の利用にあたっては、近隣地域住民に十分説明のうえ、 了解を得る必要があります。 (2) 休所日 12月28日から翌年1月4日までの日 ただし、特に必要があると認めるときは、委員会の承認を得て、休所日を変更し、若 しくは臨時に休所日を設け、又は休所日に開所することができます。 (3) 利用の許可等 条例等に従ってください。また、施設の利用申込等は、宝塚市(以下「市」という。) が貸与する「施設利用システム」により行います。「施設利用システム」の利用にあた っては、個人情報保護のため、市、委員会及び指定管理者の間で「施設利用システムの 利用に係るセキュリティに関する覚書」を交わすものとします。 (4) 個人情報の取り扱い 指定管理者が行う管理業務(以下「本業務」という。)において取り扱う個人情報の 保護に関しては、個人情報の保護に関する法律(平成15年5月30日法律第57号)、 宝塚市個人情報保護条例(平成17年宝塚市条例第54号)の規定を遵守し、必要な措 置を講じてください。 (5) 情報公開 本業務に関しては、宝塚市情報公開条例(平成12年宝塚市条例第50号)の趣旨に のっとり、情報公開を行うため必要な措置を講じるよう努め、本業務に関して委員会の 行う情報公開に協力をしてください。 (6) 利用料金の減免 条例第11条に基づき、市長の承認を得た基準に従い利用料金を減免することができ ます。 なお、減免した利用料金については、市は原則補填しません。 *平成26年度の減免実績(平成26年11月から平成27年3月)は、「市民スポ ーツ振興事業」における全額免除13件、宝塚市体育協会主催大会における半額免除 12件、総減免金額372,400円、平成27年度の減免実績は、「市民スポーツ 振興事業」における全額免除69件、宝塚市体育協会主催大会における半額免除54 件、総減免金額1,231,880円です。 (7) 業務の委託等 指定管理者は、業務の処理の全部を他に委託し、又は請け負わせてはなりません。た だし、個々の業務を委託し、又は請け負わせる場合は、委員会に委託契約書の写しその 他委員会が必要と認める資料を提出してください。 (8) 市施策への協力 指定管理者は、市施策へ協力するものとし、市及び委員会の主催又は共催する行事等 について協力してください。 (9) 危機管理業務 ア 指定管理者は、消防法(昭和23年法律第186号)の規定に基づき、防火管理者 を定め、防火に関する必要な措置を講じ、防火管理を行ってください。 イ その他緊急時対策、防犯対策及び防災対策についてマニュアルを作成し、職員に周 知徹底してください。 2 (10) 環境衛生管理業務 指定管理者は、施設利用者が快適に施設を利用できる良質な環境を提供するため、 常に施設内及び敷地内における環境衛生の適切な維持管理を行ってください。業務に 当たり、関係法令を遵守した対応マニュアルを作成し、建物の利用目的、利用内容等 を充分に把握してください。 (11) 関係法令等の遵守 指定管理者が業務を遂行するに当たっては、次の関係法令等を遵守してください。 ア 地方自治法(昭和22年法律第67号)及び同施行令(昭和22年政令第16号) イ 労働基準法(昭和22年法律第49号) ウ 宝塚市立スポーツ施設条例(平成17年宝塚市条例第41号)及び同施行規則(平 成17年宝塚市教育委員会規則第5号) エ 宝塚市情報公開条例(平成17年宝塚市条例第54号) オ 宝塚市個人情報保護条例(平成12年宝塚市条例第50号) カ その他施設の管理運営に関する全ての法令等 4 指定管理者が行う業務 (1) 宝塚市立スポーツ施設条例第3条に規定される事業の実施に関すること (2) 施設の管理運営に関する業務 (3) 施設及び設備の維持管理並びに修繕に関する業務 (4) 利用許可等に関する業務 (5) 利用料金の収受等に関する業務 (6) 自主事業に関する業務 (7) 危機管理に関する業務 (8) その他施設の管理上必要と認める業務 詳細は、別紙「指定管理者が行う業務の概要」を参照してください。 5 指定期間(予定) 平成29年4月1日から平成32年3月31日までを予定しています。この指定期間は 議会の議決事項であるため、指定管理者の議決の時に指定期間も確定することとなります 。ただし、14に記載するとおり、指定期間満了以前に取り消す場合があります。 6 指定管理料等 指定管理者は、次に掲げる利用料金等及び市が支払う指定管理料等により、管理運営を 行うことになります。 (1) 利用料金等 施設の管理・運営に当たっては、地方自治法第244条の2第8項の規定に基づく「利 用料金制度」を採用します。従って、施設の利用料金は指定管理者の収入となります。 指定管理者は、施設の利用料金を条例第10条第2項で定める範囲内で、市長の承認 を得て定めることができ、施設の管理・運営に係る収支について一定の責任を負うこと になり、施設の利用を促進し収入の確保を図る必要があります。 また、利用料金以外の人的サービス及び物販等に係る料金については、別途、指定管 理者が定め収入とすることができます。 (2) 指定管理料 市が支払う花屋敷グラウンドの指定管理業務に要する経費(以下「指定管理料」とい 3 う。)は、提出された事業計画書及び収支計画書に基づき、予算で定める範囲内で年度 毎に、市と指定管理者が別途締結する年度協定により定めます。平成29年度に市が支 払う指定管理料の額は、18,400,000円を上限とします。(「市民スポーツ振 興事業」に係る経費も含み、消費税率10%で算出している。)平成30年度以降は収 支決算状況等をもとに、指定管理料を見直します。 また、原則として、指定管理料の増額は行いませんので、事業計画及び収支計画立案 の際は注意してください。 (3) 自主事業の参加費等 指定管理者は、施設を利用して、スポーツ教室等の自主事業を企画し、料金を徴収し て実施することができます。内容は、市民が広く参加できるものに限ることとし、特定 の団体等しか参加できないものは認めません。また、市民の平等な利用が損なわれない ように配慮するようにしてください。 (4) 会計年度区分等 経理は会計年度(4月1日から翌年3月31日)毎に区分してください。 なお、指定管理料の支払い時期については、協定締結時に別途協議します。 (5) 物品・備品 業務に必要な最低限の物品・備品は委員会が無償で貸し付けます。ただし、これに係 る修繕及び消耗品類の更新については、指定管理者の負担とします。 車両が必要な場合、指定管理者の負担により確保し、維持管理することとします。 7 応募資格等 (1) 応募資格(次の条件を満たす場合に限ります。) ア 指定期間中、施設の管理運営を的確かつ継続的に実施できる法人その他の団体(以下 「法人等」という。)又は複数の法人等が共同で構成する団体(以下「共同企業体」と いう。)とします。 *個人が、応募することはできません。 イ 共同企業体での応募について ① 共同企業体で応募する場合は、共同企業体を代表する法人を定めるとともに、構 成員は連帯して責任を負います。 ② 同時に複数の共同企業体の構成員となることはできません。 ③ 単独で応募した法人は、共同企業体で応募する場合の構成員となることはできま せん。 ④ 代表となる法人及び共同企業体を構成する法人の変更は原則として認めません。 ただし、共同企業体を構成する法人については、業務遂行上支障がないと判断した 場合、変更を認めることがあります。 ウ 法人等または法人等の代表者が、次の項目に該当する場合は応募者となることはで きません。(欠格事項) ① 法律行為を行う能力を有しない者 ② 破産者で復権を得ない者 ③ 地方自治法施行令第167条の4第2項(同令第167条の11第1項の規定 において準用する場合を含む。)の規定により本市における一般競争入札等の参 加を制限されている者 ④ 本市が行う建設工事等の請負または物品の購入若しくは製造の請負の指名競争入 札について指名停止措置を受けている者 4 ⑤ 本市又は他の地方公共団体から指定管理者の指定を取り消され、2年を経過しな い者 ⑥ 会社更生法、民事再生法等の規定により更生又は再生の手続きをしている者 ⑦ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に規定する暴力団 またはその構成員(暴力団の構成団体の構成員を含む。)若しくは暴力団の構成員 でなくなった日から5年を経過しないものの統制下にある団体 ⑧ 宝塚市暴力団の排除の推進に関する条例(平成24年条例第6号。)第2条第3 号に該当する者 ⑨ 政治団体(政治資金規正法第3条第1項に規定する政治団体及びこれに類する団 体) ⑩ 宗教団体(宗教団体法第2条に規定する宗教団体及びこれに類する団体) ⑪ 市町村民税、法人税、消費税及び地方消費税を滞納している者(法人以外の団体 にあっては、その代表者が市町村民税、所得税、消費税、地方消費税を滞納してい る団体) ⑫ 宝塚市立スポーツ施設指定管理者選定委員会委員及び公募事務に関与した者及び これらの者と利害関係にある者 ⑬ 労働基準監督署から是正勧告を受け、2年を経過しない者(是正勧告を受け、必 要な措置の実施について、労働基準監督署に報告している者を除く。) ⑭ 上記の項目に掲げるもののほか、社会的信用を損なう行為等により、指定管理者 の指定をするのに相応しくない事由があると市長が認める者 (2) 応募条件 指定管理者に応募しようとするものは、3 指定管理者が行う管理の基準の(11)の関 係法令の規定を遵守するとともに、次のア、イのいずれの条件も満たすものとします。 ア 施設利用者の平等な利用を確保する能力を有すること イ 施設の管理運営を円滑かつ安定して実施できる能力を有すること (3) 留意事項 ア 応募しようとするものは、申請書類の提出をもって本募集要項の記載内容を承諾し たものとみなします。 イ 施設運営のため、新たに法人等を設立する場合は、応募時に設立していなくても、 その名称等を使用して申請できることとしますが、宝塚市議会における指定管理者の 指定の議案提出時【平成28年9月の予定】までに、法人登記事項証明書又は法務局 登記官の受領書を提出してください。 8 応募の手続き (1) 募集要項等の配布 募集要項及び関係資料(以下「募集要項等」という。)を次のとおり配布します。 ア 配布開始日 平成28年5月16日(月)午前9時から イ 配布場所 〒665-8665 宝塚市東洋町1番1号 宝塚市教育委員会社会教育部スポーツ振興課 TEL0797-77-9117 FAX0797-71-1891 (2) 申請書類の受付等 ア 受付期間 平成28年5月25日(水)から6月23日(木)までの午前9時から午後5時 30分までとします。 5 ただし、土曜日、日曜日、祝日は受け付けません。 イ 提出先 上記募集要項等配布場所まで持参してください。 ウ 提出部数 正本1部、副本(写し)7部を提出してください。 (3) 提出書類 指定管理者の指定を受けようとするものは、次の書類を提出してください。なお、委 員会が必要と認める場合は、追加資料の提出を求める場合があります。 ア 指定管理者指定申請書(様式第1号) イ 指定管理者事業計画書(様式第2号) ウ 収支計画書(指定期間に属する各年度)(様式第3号) エ 法人等の概要(様式第4号) オ (欠格事項に該当しない旨の)誓約書(様式第5号) カ その他申請に必要な書類 ① 登記事項証明書又はこれらに相当する書類(申請日前3ヶ月以内に取得したもの) ② 印鑑証明書(申請日前3ヶ月以内に取得したもの) ③ 定款、寄附行為又はこれらに相当する書類 ④ 役員の名簿(就任年月日が記載されているもの) ⑤ 指定申請の日の属する事業年度の開始日前3年以内に開始した各事業年度におけ る事業報告書、収支計算書、貸借対照表、損益計算書、財産目録その他法人等の事 業及び経営の状況を明らかにする書類(指定申請をしようとする日の属する事業年 度に設立された法人その他の団体にあっては、その設立時における財産目録) ⑥ 指定申請の日の属する事業年度における法人等の事業計画書及び収支予算書又は これらに準ずる書類 ⑦ 市町村民税納税証明書、法人税(法人以外の場合は所得税)納税証明書、消費税 納税証明書又は地方消費税納税証明書(過去3年間のもの) ⑧ その他法人等の概要が分かる書類(団体の設立趣旨、活動内容、組織、運営及び 事業所の所在等に関する事項の概要がわかる書類(各団体作成の外部向けのパンフ レット等でも可とします。) ※ ア~オの書類は、所定の様式に基づいて記入すること。 ※ 共同企業体での応募の場合、エ、オ、カ①~⑧については、構成団体ごとに提出 すること。 ※ 書類はすべてA4サイズで統一すること。 ※ 書類等の作成に用いる言語、通貨及び単位は、日本語、日本円、日本の標準時及 び計量法(平成4年法律第51号)に定める単位に限る。 (4) 提出書類の著作権、情報公開 ア 応募者が提出した書類(以下「申請書類」という。)の著作権は、応募者に帰属し ます。ただし、市は指定管理者の公表等必要な場合は、申請書類の全部又は一部を無 償で使用できるものとします。また、申請書類は、理由の如何を問わず返却しませ ん。 イ 申請書類は、情報公開の請求により開示することがあります。(ただし、個人情報 に係る部分は除く。) ウ 申請内容に特許権、商標権、その他法令に基づいて保護される第三者の権利を用い る事項があり、これらを用いた結果生じる責任は全て応募者が負うものとします。 6 (5) 応募に当たっての留意事項 ア 提出期間終了後の申請書類の再提出及び差し替えは、原則として認めません。 イ 応募者1団体につき、申請は1回のみとします。また、複数の事業計画書を提出す ることはできません。 ウ 書類審査前に、書類の不足・不備の補完、内容不明点の回答を求める場合がありま す。 エ 申請書類提出後に申請を辞退する場合は、辞退届(任意)を提出してください。 オ 指定管理者の応募にかかる必要経費は、応募者が負担することとします。 9 対象施設の視察・説明会の開催、質問書の受付及び回答 施設の視察・現地説明会を次のとおり行います。参加者は応募者につき3人以内とし、 参加者氏名等をあらかじめ参加申込書(様式第6号)に記入し、平成28年5月20日 (金)までに電子メール若しくはFAXでお知らせください。 ※ 視察・説明会への参加は、応募の条件ではありませんが、可能な限り参加いただきま すようお願いします。 (1) 開催日時 平成28年5月24日(火)午後1時から (2) 開催場所 宝塚市立花屋敷グラウンド (3) 連絡先 宝塚市教育委員会社会教育部スポーツ振興課 TEL0797-77-9117 FAX0797-71-1891 メールアドレス [email protected] (4) 質問事項 質問がある場合は、質問書(様式第7号)を電子メール若しくはFAXに て、宝塚市教育委員会社会教育部スポーツ振興課に提出してください。電話 や面談による質問は受け付けません。 なお、FAXにて質問書を提出する場合は、必ず電話にてFAXが届いたかど うかの確認を行ってください。 ア 質問の受付は、平成28年5月25日(水)から平成28年5月27日(金)まで とします。期間を過ぎた場合は受け付けません。 イ 質問書に対する回答 回答は応募者名等の個人情報に配慮した上で、下記のとおり宝塚市ホームページ上 で回答します。回答開始は平成28年6月7日(火) ウ 質問が受け付けられたか否かの確認は、各応募者の責任で行ってください。 通信上のトラブル等による不受理に関しては一切責任を負いません。 エ 候補者の選定後に本要項等関連書類の不知又は不明を理由として、異議を申し立て ることはできません。 10 指定管理者の選定の方法及び基準 (1) 選定方法 指定管理者の選定は、宝塚市立スポーツ施設指定管理者選定委員会(以下「選定委員 会」という。)において、書類審査及びプレゼンテーションによる審査により選定しま す。ただし、応募者が多数の場合は、事前に選定委員会事務局による書類審査を行い、 プレゼンテーションによる審査に進めない場合があります。 なお、審査の結果、今回の応募者から指定管理者の候補者を選定しない場合もありま す。 7 (2) 選定基準 選定委員会は条例第18条第3項に規定する次の基準等を基本に、別に定める選定基 準に基づき公平かつ適正に審査し選定します。 ア 利用対象者の平等な利用が確保されていること。 イ 施設の効用を最大限に発揮でき、サービスの向上が図られること。 ウ 事業計画等の内容が施設の効果を最大限に発揮するとともに、管理経費の縮減が図 られるものであること。 エ 施設の安定した管理運営を行う能力を有していること。 オ 施設の適切な維持管理を行う能力を有していること。 カ その他施設の特殊性等 なお、審査の日程等詳細については、別途応募者にお知らせします。 (3) 選定結果 結果については応募者に通知します。 (4) 選定対象の除外 応募者が次の要件に該当する場合は、選定対象から除外します。 ア 申請書類提出期間に所定の書類が整わなかった場合 イ 申請書類に虚偽又は不正があった場合 ウ 選定審査に関する不当な要求等を申し入れた場合 エ この選定方針に違反し又は著しく逸脱した場合 オ その他不正な行為があった場合 11 指定管理者の指定 指定管理者の指定には、宝塚市議会の議決が必要です。上記10で選定した候補者を指定 管理者に指定する議案を議会に提案し、議決されれば、市長が指定管理者の候補者に対し て指定の可否の通知を行うとともに、その旨を告示します。 12 協定の締結 指定管理者の指定の後に、指定管理者との協議に基づき、指定管理業務の実施に関し、 包括的な事項を定めた基本協定書及び年度ごとに管理経費の支払い方法等の事項を定めた 年度協定書を締結します。 (1) 基本協定書の主な項目 ア 施設の概要及び管理の基準に関する事項 イ 業務内容に関する事項 ウ 指定期間に関する事項 エ 事業計画に関する事項 オ 指定管理料、利用料金に関する事項 カ 情報公開に関する事項 キ 個人情報の保護に関する事項 ク 損害賠償に関する事項 ケ 指定の取り消し及び管理業務の停止に関する事項 コ 指定期間の終了に関する事項 サ 事業報告及びモニタリングに関する事項 シ 施設の修繕等に関する事項 ス リスク分担に関する事項 8 セ 備品等の貸与に関する事項 ソ その他施設等の管理において必要な事項 (2) 年度協定書の主な項目 ア 当該年度の業務内容に関する事項 イ 当該年度に市が支払うべき管理運営経費に関する事項 ウ その他 (3) その他 協定で定めた事項については、基本的に改定は行いません。ただし、特別の事情があ るときは、協議の上、協定の改定をすることができるものとします。 13 事業開始前に管理の実施が困難となった場合における措置に関する事項 指定管理者の業務開始前までの期間に、指定管理者の候補者として選定された者又は指 定管理者(以下「指定管理者等」という。)が、次の事項のいずれかに該当した場合は、 指定管理者の候補者としての決定又は指定管理者の指定を取り消すこととします。 (1) 宝塚市議会において指定に係る議案が否決されたとき。 (2) 指定管理者等が倒産し、若しくは解散したとき又は社会的に非難される事件を起こし たとき。 (3) 資金事情の悪化等により、業務の履行が確実でないと認められるとき。 (4) 指定管理者等が提出した書類に虚偽の記載があることが判明したとき。 (5) 正当な理由なくして協定の締結に応じないとき。 (6) この募集要項に定める応募資格を失ったとき又は応募資格がないことが判明したとき。 (7) その他指定管理者に指定することが不可能となったとき又は著しく不適当と認められ る事情が生じたとき。 14 指定期間満了前の取消しに関する事項 (1) 委員会による指定の取消し 委員会は、次の事項のいずれかに該当すると認める場合は、指定期間満了前に指定管 理者の指定を取消し、又は期間を定めて業務の全部若しくは一部の停止を命ずることが できることとします。 ア 指定管理者が業務に際し不正行為を行ったとき。 イ 指定管理者が委員会に対し虚偽の報告を行い、又は正当な理由なく報告等を拒んだ とき。 ウ 指定管理者が協定内容を履行せず、又はこれらに違反したとき。 エ 自らの責めに帰すべき事由により、指定管理者から協定締結の解除の申出があった とき。 オ 指定管理者が次の事項のいずれかに該当するとき。 (ア) 委員会が定める申請資格を失ったとき又は申請資格がないことが判明したとき。 (イ) 資金事情の悪化等により、業務の遂行が確実でないと認められるとき。 カ その他委員会が必要と認めるとき。 (2) 指定管理者による指定の取消しの申し出 指定管理者は、次の事項のいずれかに該当すると認める場合は、委員会に対し指定期 間満了前に指定の取消しを申し出ることができます。この場合、委員会は、指定管理者 との協議を経てその措置を決定するものとします。 ア 委員会が協定内容を履行せず、又はこれらに違反したとき。 9 イ 委員会が任意に指定の取消しを行ったとき。 ウ 委員会の責めに帰すべき事由により、指定管理者が損害又は損失を被ったとき。 エ その他指定管理者が必要と認めるとき。 (3) 不可抗力による指定の取消し 委員会又は指定管理者は、不可抗力により、業務の継続等が困難と判断した場合は、 相手方に対して指定取消しの協議を求めることができるものとします。協議の結果、や むを得ないと判断された場合、委員会は指定の取消しを行うものとします。 (4) 指定期間満了前の取消し時の措置に関する事項 ア 指定管理者の責めに帰すべき事由により、指定期間満了前に指定の取消しが行われ た場合は、委員会に生じた損害は指定管理者が賠償することとします。 イ 指定管理者は、指定期間満了前の指定の取消しが行われた場合、その事由の如何を 問わず、次期指定管理者が円滑かつ支障なく、業務を遂行できるよう引継ぎを行うも のとします。 なお、円滑な引継ぎは義務とします。恣意的な引継ぎ妨害、遅延、怠慢等が認めら れる場合は、指定管理料の一部返還を求めることや損害賠償請求の手続きを行います ので予めご留意ください。 15 引継ぎ等 指定管理者の指定後、指定期間開始までの間に、従業員の研修及び帳票類の印刷等必要 な準備を行うものとします。 また、指定管理者は、指定期間の満了によって管理業務が終了したときは、次期指定管 理者が円滑かつ支障なく、業務を遂行できるよう引継ぎを行うものとします。 なお、円滑な引継ぎは義務とします。恣意的な引継ぎ妨害、遅延、怠慢等が認められる 場合は、指定管理料の一部返還を求めることや損害賠償請求の手続きを行いますので予め ご留意ください。 16 モニタリング及び実績評価 市及び委員会は、指定期間中にモニタリング及び実績評価を実施します。なお、実績評 価の実施にあたり、市は知識経験者等からなる外部委員会を設置する場合があります。詳 細は、別紙宝塚市指定管理者モニタリングマニュアルのとおりです。 17 管理状況の把握と評価 (1) 利用者の声の把握 利用者サービス向上の観点から、花屋敷グラウンド利用者の意見・苦情等をアンケー ト等により聴取し、その後の管理運営に反映させてください。 (2) 業務報告書の提出 月別の利用者数、利用料金の実績等は毎月提出し、年度終了後その年度の報告書を提 出してください。また、利用者アンケート等の結果及び改善への反映状況等の報告書は 随時提出してください。 (3) 業務の評価 毎年度末に、毎年の活動内容(事業計画達成度、利用者の満足度等)を自己評価し、 委員会に報告してください。 (4) 調査及び監査等 委員会は、地方自治法第244条の2第10項の規定により、指定管理者の管理する 10 施設の適正を期するため、必要があると認めるときは、指定管理者に対して当該管理の 業務又は経理の状況に関し報告を求め、実地に調査し、又は必要な指示をすることがで きるものとします。 また、市監査委員等が委員会の事務を監査するために必要があると認める場合、指定 管理者に対し、実地に調査し、又は帳簿書類その他の記録の提出を求めることがありま す。 18 リスクの分担 別紙のリスク分担表のとおりとします。ただし、リスク分担表に定める事項で疑義があ る場合又は定めのないリスクが生じた場合は、委員会と指定管理者が協議の上リスク分担 を決定します。 19 その他 (1) 応募に係る経費 指定管理者の応募から、業務の開始(平成29年4月1日)までの間にかかる必要経 費は、応募者が負担することとします。 (2) 協定書の解釈に疑義が生じた場合又は協定書に定めのない事項が生じた場合の措置 委員会と指定管理者は誠意をもって協議するものとします。ただし、協議が定まらな い場合は、委員会が決定するものとします。 (3) 指定管理者は基本協定を締結するに当たり、宝塚市暴力団の排除の推進に関する条例 (平成24年条例第6号。)及び宝塚市等の事務等からの暴力団等の排除の推進に関す る要綱第3条第2号に基づく誓約書を提出すること。 (4) 指定管理者が指定管理業務に係る下請及び建設材料等の契約を締結する際に、宝塚市 暴力団の排除の推進に関する条例(平成24年条例第6号。)及び宝塚市等の事務等か らの暴力団等の排除の推進に関する要綱第3条第3号に基づく誓約書を徴収し提出する こと。 (5) スケジュールは、概ね下記のとおりです。 ア 募集要項の配布開始 平成28年5月16日 イ 現地説明会開催 平成28年5月24日 ウ 質問書受付期間 平成28年5月25日から平成28年5月27日まで エ 応募の受付締切り 平成28年6月23日 オ 書類及びプレゼンテーションによる審査 平成28年7月上旬以降 カ 市議会における指定管理者指定の議決 平成28年10月上旬 キ 指定管理者による管理運営開始 平成29年4月1日 20 配布資料 (1) 申請に係る様式 (2) 宝塚市立花屋敷グラウンド指定管理者が行う業務の概要 (3) リスク分担表 (4) 宝塚市立花屋敷グラウンド施設の概要 (5) 宝塚市立スポーツ施設条例 11 (6) (7) (8) 宝塚市立スポーツ施設条例施行規則 宝塚市指定管理者モニタリングマニュアル 暴力団等の排除に関する誓約書の提出について 21 問い合わせ先 〒665-8665 兵庫県宝塚市東洋町1番1号 宝塚市役所教育委員会 社会教育部 スポーツ振興課 電話 0797-77-9117 FAX 0797-71-1891 12
© Copyright 2024 ExpyDoc