国分寺稲門会:同好会合同伊豆旅行(4 月 12~13 日)報告 中山(記) 次

国分寺稲門会:同好会合同伊豆旅行(4 月 12~13 日)報告
中山(記)
4月12日、桜の残り香と春の暖かな陽射しが立ち昇る早朝、参加者 29 名と大量の酒・つまみを積み込んだ
貸切りバスは定刻通り国分寺駅南口を出発しました。
今回は、国分寺稲門会の麻雀・ゴルフ・カラオケ・ハイキング・町歩き・グルメ・俳句同好会による初の合同
旅行です。車内はうきうき気分で、車中朝酒のいきおいもあり、とても平均年齢 70 歳後半とは思えない賑わい
です。国立 IC.から圏央道・東名高速・伊豆中央道を快調に飛ばし、韮山反射炉見学では幕末の大砲鋳造技術を
学び、浄蓮の滝では轟々と流れ落ちる水音と光り輝く水しぶきに、天城の自然の驚異を感じ取りました。
伊豆半島突端の須崎にあるホテルいそかぜにおいて、南伊豆稲門会との交流会が開催され、陽春の海原に浮か
ぶ伊豆七島の大島・利島・新島が見渡せるオーシャンデッキで、アワビ・サザエ・海老焼きなどの海鮮バーベキ
ュと美酒のグルメを堪能しました。地元からは清田会長はじめとして8名の校友が参加され、わが会とは初面識
でしたがまたたく間に打ち解けて、
「紺碧の空」の歌声が伊豆の空にたなびく中で別れを惜しみました。
須崎御用邸の広大さに驚愕し、太平洋を望む爪木崎の絶景をあとに、町歩きペリーロード散策の始まりです。
ガイドの案内で異国情緒漂う町並みを楽しみ、沢村邸・了仙寺・開国博物館では黒船渡来と唐人お吉のヒストリ
ーに耳を傾けました。
16 時半過ぎに稲取温泉「いなとり荘」に到着し、一同は大宴会に備えて、温泉にゆったりとつかり昼酒の酔
いと老化ぎみの弱った足腰を充分に癒した後、大宴会が開始。清水会長の開宴挨拶、谷田相談役の乾杯で現地参
加1名を加えて総勢 30 名の宴会が始まりました。各同好会での食事会は頻繁に開催されていましたが、湯上り
のほてった顔のゆかた姿でお座敷に一同が会し、女性5名を交えた宴席はにぎにぎしく華やかで酒量も増える一
方です。野部さん司会による即興トークショーでは、指名された同好会代表者が、思いもよらぬ質問にあたふた
として答える表情も楽しく、野部・眞宅さんの小話、カラオケの熱唱、空手形披露などの出し物に、笑みの輪が
ひろがりました。参加者最長老の谷口さん(S26 年政経卒)のお元気な中締め挨拶と全員が肩を組み感涙とともに
熱唱した校歌斉唱で宴もお開きとなりました。
その後、カラオケ組はボックスに繰り出して持参の酒でさらに酔いしれ、麻雀組は、自動卓で慣れきった指先
と酒酔いの頭を駆使して牌を並べ興じました。浴びるほど飲み、疲労困憊のさわぎにもかかわらず、後期高齢者
の朝は早く、4時半すぎには、大浴場におなじみの顔が湯船に浸っておりました。
翌朝は、稲取ゴルフクラブでのゴルフ組(4 組 12 名)、稲取クロスカントリーコースでのハイキング組(8 名)、
稲取温泉街の町歩き組(10 名)に分かれてのお楽しみです。ゴルフ組は池が多い難コースに池ポチャが続出しまし
たが、予想どおり宮坂さんが、グロス 92、ネット 79 で優勝しました。ハイキング組は、爽やかな風と山桜が満
開の高原をのんびりと散策し、バードウオッチャーの染谷さん(三田会)の指導で、ツグミ・コマドリなどの野
鳥観察も楽しみ、見晴台では稲取港が一望できる絶景に目を見張りました。町歩き組は稲取「雛の館」見学後ハ
イキング組と合流し、済廣禅寺かやの寺で真暗闇の胎内巡りと摩尼車体験・住職の法話を拝聴し、一同悟りの境
地に一瞬だけ浸りました。昼食は、そば処「誇宇耶(こうや)」で昼酒を嗜みながら手打ちそばを満喫しました。
15 時半にゴルフ組と合流、海沿いの国道 135 号・圏央道を経て 19 時半過ぎに無事、国分寺駅前に到着しまし
た。帰路の車中では俳句披露もあり、お酒とともに旅の思い出と珍事話に花が咲いたのは言うまでもありません。
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(旅行幹事:野部、山田、日置、中村、中山、アシスト:丸山)
参加者:谷口、千原、谷田、廣田、吉松、小田切、北原、小田切夫人、原、眞宅、清水、林、青木、宮坂、小林、
五十嵐、久保田、北川、大橋、浅野、染谷(三田会)
、青木・吉田・中山各夫人、上記幹事、合計 30 名(敬称略)
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想い出の写真集
南伊豆稲門会との校友会(オーシャンデッキで BBQ)
韮山反射炉
南伊豆稲門清田会長と清水会長
宴会(いなとり荘)
ゴルフ同好会(稲取 GC)
下田旧沢村邸
麻雀同好会
ハイキング同好会(稲取高原)
カラオケ同好会
町歩き同好会(稲取
雛の館)
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