鳥取訪問記(心暖かい人たちとゆっくりとした時間の中で) 自動車システム開発工学科 石綿良三 9 月 17 日、18 日に米子工業高等専門学校と公立鳥取環境大学に出張する機会があり、鳥取を訪問しま した。鳥取というと鳥取砂丘などが思い浮かびますが、なじみが薄い方も多いかもしれません。 17 日「米子鬼太郎空港」に到着し、米子高専の H 先生に出迎えていただきました。境港へちょっと足 を延ばして漁港、鬼太郎ロード、某自動車メーカーの CM で有名になったべた踏み橋「江島大橋」など を案内いただき、昼食に海鮮丼をごちそうになりました。午後は米子高専を訪問し、研究室、実習室、 製図室、図書館などを見せていただきました。全学で 5 学科、1 学年 200 名、そのうち機械工学科は定 員 40 名、教員 10 名、1~5年とその上に 2 年間の専攻科があります。1 年次から工作実習や製図など の授業もあり、5 年次の卒業研究の時点では機械加工を自分たちで行い、装置の製作も行っているそうで す。恵まれた環境で座学と実践教育がなされています。見学後、鳥取県東西の端を移動して鳥取市へ。 鳥取は駅から徒歩 5 分ほどに温泉町があり、天然温泉の出るホテルに宿泊しました。 明けて 18 日は鳥取環境大学まちなかキャンパスでサイエンスカフェ「流れのふしぎ」を行いました。 飲み物を飲みながら気軽に科学に触れるというイベントで、小学生から大人(教員の方も参加)まで幅 広い参加がありました。たくさんのデモ実験を交えながら話を進めていきましたが、皆さん熱心で目を 輝かせながら聞いていただきました。12 月公開予定の某 SF 映画の砂像が鳥取砂丘で公開されているこ とにちなんで「フォース」を持ち出しながら数々の実験を行い、楽しく過ごさせていただきました。講 演後は参加者全員に実験を体験いただき、長時間にわたって数多くの質問を受けました。圧倒されるば かリの熱意です! お会いした方々の心暖かさ、静かな佇まいの街並み、ゆっくりと流れる時間を思い描きながら「鳥取 砂丘コナン空港」へタクシーを飛ばし、最終便で一路羽田へ・・・。次の日は授業 4 コマ、仕事の山、あわ ただしい現実の世界に戻ります。
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