第1章 公共施設適正配置方針の概要 第 1 章 公共施設適正配置方針の概要 第1章 公共施設適正配置方針の概要 主な背景と目的 ● 公共施設の老朽化(延床面積約 124 万㎡) ・60%以上が築 30 年以上経過、今後 20 年で多くの施設が更新時期を迎える。 ● 社会情勢の変化 ・少子高齢化の進行 ・区民ニーズの多様化、複雑化 ・地域社会構造の変化 など ◎ 人口構成の変化や社会保障関係費の増加など、財政状況を取り巻く様々な環境が 変化する中にあっても、区は将来にわたり安定的な公共施設の整備、区民サービス の提供をしていかなければならない。 将来を見据えた「公共施設適正配置方針」の策定が必要 <基本的な考え方> ○「大田区ファシリティマネジメント基本方針」を踏まえ、施設の課題や利用状況等 を踏まえた、適正な施設配置を実現していく。 ○ サービス水準を低下させることなく、施設機能の集約や複合化、多目的化等により 施設利用者の利便性を高めつつ、施設の総量抑制も目指していく。 適正配置方針を実現するための基本的な方針(5つの柱) 目標:効果的・効率的な施設マネジメントによる区民サービスの維持・向上の実現 ① 地域ごとの将来のまちづくりを見据えた、施設の適正配置の実現 ② 施設重視から機能重視への転換による、施設の集約及び有効活用 ③ 学校施設の複合化・多機能化による、地域コミュニティの活動拠点づくり ④ 適切な維持管理、長寿命化による財政負担の平準化及びライフサイクル コストの削減 ⑤ 公民連携手法の検討(民間事業者との連携、協働)、推進体制の構築等 1 第 1 章
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