三木創生のための財源を確保

三木創生のための財源を確保
このたび、三木創生を進めるための貴重な財源となる平成27年度のゴルフ場利用
税交付金や特別交付税、地方創生加速化交付金及びふるさと納税の寄附金額がまとま
りました。
三木市では国への働きかけや要望を行うことで、これらの貴重な財源を確保するた
めの取組を強化してまいりました。
1.ゴルフ場利用税交付金
5億8,145万円
ゴルフ場利用税交付金は約6億円と市税収入の6%を占める貴重な財源となって
おり、ゴルフ振興に取り組んだ結果、平成27年度は前年に比べ微減にとどまり、
減少傾向に歯止めがかかりました。
国においてはここ数年、同税の廃止が議論され続けており、三木市長が「ゴルフ
場利用税堅持のための全国市町村連盟」の代表世話人としてこれまで2年間、国会議
員に対して同税の堅持に向けた要請活動を行ったことで、地方の貴重な財源を堅持し
ています。
ゴルフ場利用税
交付金
25年度
26年度
27年度
6 億 3,704 万円
5 億 8,738 万円
5 億 8,145 万円
-
△ 4,966 万円
(△ 7.8%)
△ 593 万円
(△ 1.0%)
前年比増減額
(増減率)
2.特別交付税
9億1,173万円
特別交付税は、災害などの特殊事情にも多く交付されます。三木市においては、
市長自らが国に対して当市の特殊事情等を説明することで、全国的に災害が多発し
ている中においても、北播磨総合医療センターの健全経営や、公共交通(電車・バ
ス)の充実、人口減少対策といった特殊財政事情が認められ、国全体の交付額が減
少している中、2年前(平成25年度)と比べると14.6%の増加となりました。
25年度
26年度
特別交付税額
7 億 9,554 万円
前年比増減額
(増減率)
-
9億
27年度
661 万円
9 億 1,173 万円
+1 億 1,107 万円
(+14.0%)
+512 万円
(+0.6%)
25 年度と比べ
+1 億 1,619 万円(+14.6%)
(参考)全国平均(都市)増減率
全国平均増減率
(都市)
25年度
26年度
27年度
△2.4%
△1.0%
△0.6%
25 年度と比べ
3.地方創生加速化交付金
△1.6%
7,999万円
地方創生を加速化するための交付金(1団体当たり交付上限額 8,000 万円)が国
により創設されたことを受け、三木の創生を進めるために「地場産業の振興」、
「市内
観光の推進による市街地の活性化」の2件を内閣府へ申請し、国や県に事業の必要性
を説明したことで、このたび交付上限額のほぼ満額となる7,999万円が採択され
ました。
県内では40団体が申請し35団体が採択され、県内における採択団体の平均採
択額は4,850万円となっており、1.6倍以上の額を確保しました。
4.ふるさと納税寄附金
7,569万円
寄附者への記念品として、三木の特産品を充実するとともに、新たにゴルフや乗馬
などの体験型記念品を盛り込むほか、クレジットカード決済を可能とし、寄附者に
とっての利便性を向上させたことで、平成27年度は7,569万円と、前年度の
約2.5倍となりました。
25年度
寄付金額
前年比増減額
(増減率)
26年度
27年度(※)
3,055 万円
3,021 万円
7,569 万円
-
△ 34 万円
(△ 1.1%)
+4,548 万円
(+150.5%)
(※)27年度は、3月末現在の入金額