5 緊急通報システム (1) 緊急通報システムの概要 緊急通報システムは、一人暮らし高齢者世帯や高齢者のみの世帯及び一人暮らしの重度身 体障がい者家庭に装置( ワンタッチで操作可能な本体装置及びペンダント )を設置することによ り、利用者が急病や災害等の緊急時に通報ボタンを押すと、電話回線を通じて速やかに消防本 部に通報され、通報者の住所、氏名、生年月日、かかりつけの医療機関等が瞬時に表示され る。また、あらかじめ組織された地域支援体制により迅速かつ適切な対応を図るものです。 生駒市では、昭和63年度から、おおむね65歳以上の低所得者の一人暮らしの要援護高齢 者に対する福祉事業の一環として、消防本部を第3通報先に設定し開始しました。その後、平成 7年度には消防本部を第1通報先とした新たなセンター方式のシステムに変更しました。また、 平成11年度には身体障害者もシステムを利用することができるようになりました。 平成27年3月31日現在の設置件数は111件、通報総数( 誤操作等を含む。)は99件で救 急の出動件数は29件となっており、高齢者や身体障害者にとって安全で安心して暮らせるため のライフラインとなっています。 (2) 稼働件数と救急出動の推移 200 150 100 50 0 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 年度末稼働件数 188 178 142 130 111 救急出動件数 26 30 33 16 29 (3) 通報件数の推移 120 100 80 60 40 20 0 緊急ボタン ペンダント 停電 電池切れ 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 33 46 56 10 65 54 110 17 66 32 53 13 27 33 36 14 39 25 26 9
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