記 入 要 領 (用地調査等業務・事業認定申請図書等の作成) 1.調査事項:受注業務の実施に要した作業時間を、分単位(1分刻み)で記入すること。 2.作業時間:現場への移動時間、通勤時間等は含まないものとし、実働時間(実作業に係る待機時間等を含む)を記入すること。 3.作業区分について (1)調査外業 調査区域及びその周辺区域の調査等にあって、受注者の自社内で行うことのできる作業以外のものを調査外業とする。 (2)調査内業 調査外業の結果を基に各種資料、調書、図面等の作成を行い、成果品等の検証及び照査、とりまとめの作成を調査内業とする。 なお、照査とは業務に直接従事した者以外の第三者により行う成果品の品質確保のためのチェック等をいう。 (3)作業項目 作業項目は、用地調査等業務共通仕様書で定める作業内容に沿って設定している。 4.調査対象 区 分 区分の細目 裁決申請図書の作成 本調査対象の別 1.現地踏査 ○ 2.資料の整理・検討(裁決申請)(明渡裁決申立) ○ 3.裁決申請書(案)の作成 明渡裁決申立図書の作成 ○ 明渡裁決申立書(案)の作成 4.図面の作成(裁決申請)(明渡裁決申立) ○ 5.その他参考図書の作成(裁決申請)(明渡裁決申立) ○ 5.調査票データ作成上の留意点 (1) 1業務毎に1ファイルを作成するものとし、ファイル名は『裁決申請図書等の作成調査票・事務所名・受注者名』とすること。 《 (例)『裁決申請図書等の作成調査票・★★河川国道・△△コンサル.xlsx 》 なお、ファイル名に使用するカタカナ、数字、アルファベット、記号等は半角とすること。 (2) 作成するシート数等については、以下のとおりとする。 ①「1.現地踏査」・・・1業務毎に1シート作成するものとする。 ② 裁決申請図書作成・明渡裁決申立図書作成・・・それぞれ申請件数毎に1シート作成するものとし、1業務計10シート作成を上限とする。 ((例)裁決で10件、裁決5件+明渡5件、裁決1件+明渡9件 など) なお、1業務で10件を超える場合の調査対象案件選定は、業務着手前に発注者と協議のうえ確定すること。 また、整理番号は裁決申請図書作成は大文字アルファベット(A、Bなど)、明渡裁決申立図書作成は小文字アルファベットとし、裁決申請の 予定地により双方を整合させるものとする(例:裁決申請対象土地Aに物件等権利者が3名存する場合:a1、a2、a3)。 (3) 調査票等の修正等(行列・セルの追加・削除、縦方向への複写、不要シートの削除等)はしないこと。 また、入力規制(プルダウン・メニュー)があるものは、直接入力せず選択肢の中から選択すること。 6.職種:次の区分を目安とする。 同じ職種の技術者が複数名で作業した場合には、職種ごとの延べ時間を記入する。 資 格 区 分 職種区分 定型業務に精通し部下を指導して複数の業務を担当する。 また、非定型業務を指導し最重要部分を担当する。 主任技師 技師A 一般的な定型業務に精通するとともに高度な定型業務を複数担当する。 また、上司の指導のもとに非定型的な業務を担当する。 技師B 一般的な定型業務を複数担当する。 また、上司の包括的指示のもとに高度な定型業務を担当する。 技師C 上司の包括的指示のもとに一般的な定型業務を担当する。 また、上司の指導のもとに高度な定型業務を担当する。 技師D 上司の指導のもとに一般的な定型業務の一部を担当する。 また、補助員を指導して基礎的資料を作成する。 なお、職種区分定義で示されている定型業務、非定型業務については下記を参考に判断するものとする。 定 非 型 定 業 型 業 務 ・調査項目、調査方法等が指定されており、作業量、所要工期等も明確な業務 ・参考となる類似業務があり、それらをベースに応用することが可能な比較的簡易な業務 ・設計条件、計画諸元の設定等が比較的容易で、立地条件や社会条件により業務遂行が大きく作用されない業務 務 ・調査項目、調査方法等が未定で、コンサルタントとしての経験から最適な業務計画、設計手法等を確立して対 応することが求められる業務 ・比較検討のウェイトが高く、かつ新技術または高度技術と豊かな経験を要する大規模かつ重要構造物の設計業務 ・文化性、芸術性が特に重視される業務 ・先例が少ないか、実験解析、特殊な観測・診断等を要する業務 ・委員会運営や関係機関との調整等を要する業務 ・計画から設計まで一貫した業務
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