契約確定日平成29年3月6日業務委託特記仕様書本設計委託業務は、補修工事の発注に必要な設計図、数量等の作成を行うものある。（主旨）第１条この特記仕様書は春日部市土木設計業務等標準委託契約約款、埼玉県土木設計業務共通仕様書に定めるもののほか、業務委託に関して必要な事項を定めるものとする。（摘要）第２条この特記仕様書は、次の業務委託に摘要する。１委託業務名橋梁補修設計（その１）業務委託２委託場所春日部市大場外３地内３対象橋梁一覧橋名形式橋長全幅架設 (m) (m) 年度 9.0 10.5 S46 8 径間単純鋼鈑桁橋 71.7 3.6 S35 永沼橋 2 径間単純鈑桁橋 56.5 9.0 S52 樋籠橋 2 径間単純 PC ﾌﾟﾚﾃﾝｼｮﾝ T 桁橋 37.8 10.8 S48 谷中橋鋼単純鈑桁橋春日橋（業務委託項目）第３条本業務における業務委託項目は下記のとおりである。（１）計画準備（１式）（２）現地踏査（１式）（３）詳細調査（１式）（４）詳細調査結果取りまとめ（１式）（５）補修対策工法の検討（１式）（６）橋梁補修設計（１式）（７）概算工事費算出（１式）（８）施工計画（１式）（９）報告書作成（１式）（10）設計協議（１式）（業務委託内容）第４条業務委託内容は、次のとおりとする。（１）計画準備業務の目的・主旨を把握したうえで、特記仕様書に示す業務内容を確認し、業務計画書を作成する。（２）現地踏査計画地点の現地踏査を行い、立地環境、構造物の現状、道路交通等を確認し、交通規制の要否、近接手段等、調査、設計等に必要な状況把握を行う。（３）詳細調査対象橋梁について近接し目視による損傷状況の詳細調査を行う。また、図面作成の為の寸法計測も行う。（４）詳細調査結果取りまとめ詳細調査結果いついて、「橋梁定期点検要領平成 26 年 6 月国土交通省道路局国道・防災課」に準拠して整理する。（５）補修対策工法の検討補修が必要となる各構造について、補修方法の比較表を作成し検討結果をまとめる。変状の状況、技術的特徴等を考慮した最適な方法の選定を行う。（６）橋梁補修設計詳細調査結果による補修の必要箇所全てにおいて、選定された方法により補修設計を行い、補修工事に必要な図面、数量（工事の積算に必要なすべての項目を計上）を作成する。（７）概算工事費設計図、数量を基に補修工事に係る概算工事費を算出する。（８）施行計画施行条件、計画工程、施行手順、施工方法等、工事に必要な内容を記載した計画書を作成する。（９）報告書作成・業務の目的を踏まえ、業務内容の各段階で作成された成果を基に報告書を作成する。・各業務内容について、主な内容や結果、留意事項等を簡潔にまとめた設計概要書を作成する。（１０）設計協議業務を円滑に進めるために、業務着手時、調査報告時、補修方法検討時、補修設計完了時、納品時の他、必要に応じ打合せを行う。（管理技術者および照査技術者）第５条管理技術者は本業務の技術上の管理を行い、技術士（建設部門）または、RCCM （建設部門）を有する者とし、橋梁及びコンクリート構造物に精通するものとする。また、照査技術者は、業務報告書についての内容の妥当性の確認を行い、管理技術者と同等の要件を満たす者とする。（資料の貸与返還）第６条受注者は、契約遂行に必要な資料の貸与を発注者に申し出ることができる。なお、受注者は委託業務の完了後、速やかに返還しなければならない。＜貸与資料（参考）＞過年度点検結果、橋梁台帳（成果品）第７条成果品は次のとおりとする。（１）報告書（金文字製本）Ａ４版２部（２）電子データ（ＣＤ−Ｒ等）一式（報告書 PDF、図面・数量等のオリジナルデータ）（３）その他監督員の指示するもの一式（定めのない事項）第８条上記により定めのない事項については、監督員と協議のうえ決定する。