記 入 要 領(建物等の調査(②立竹木等))

記 入 要 領(建物等の調査(②立竹木等))
1.調査事項:受注業務の実施に要した作業時間を、分単位(1分刻み)で記入すること。
2.作業時間:現場への移動時間、通勤時間等は含まないものとし、実働時間(実作業に係る待機時間等を含む)を記入すること。
3.作業区分について
(1)調査外業 調査区域及びその周辺区域の調査等にあって、受注者の自社内で行うことのできる作業以外のものを調査外業とする。
(2)調査内業
調査外業の結果を基に各種調査表、図面の作成、補償額の算定を行い、成果品等の検証及び照査、とりまとめの作成を調査内業と
する。なお、照査とは業務に直接従事した者以外の第三者により行う成果品の品質確保のためのチェック等をいう。
(3)作業項目
作業項目は、用地調査等共通仕様書で定める作業内容に沿って設定している。
4.調査対象
本調査対象の別
区分の細目
区分
1.立竹木の調査及び算定(用材林・薪炭林)毎木調査
〇
2.立竹木の調査及び算定(用材林・薪炭林)標準地調査
〇
○
3.立竹木の調査及び算定(竹林)
建物等の調査
(工作物の調査) 4.立竹木の調査及び算定(収穫樹・苗木)毎木調査
○
5.立竹木の調査及び算定(苗木)標準地調査
○
6.庭園の調査及び算定
〇
5.調査票データ作成上の留意点 (1) 1業務ごとに1ファイルを作成するものとし、ファイル名は『建物等調査票(②立竹木等)・事務所名・受注者名』とすること。
《 (例)『建物等調査票(②立竹木等)・★★河川国道・△△コンサル.xls』 》
なお、ファイル名に使用するカタカナ、数字、アルファベット、記号等は半角とすること。
(2) すべてのシートについて、業務ごとに共通の整理番号をふることとし、以下の区分ごとに1シートを作成する。
・区分、地形、人工林・天然生林の別ごとに作成・・・・・・・・・・『1.立竹木(【毎木】)用材林・薪炭林)』『2.立竹木(【標準地】)用材林・薪炭
林)』の2シート
・区分・地形ごとに作成・・・・・・・・・・『3.立竹木(竹林)』『4.立竹木(収穫樹・【毎木】苗木)』『5.立竹木(【標準地】)苗木)』の3シート
・区分・箇所ごとに作成・・・・・・・・・・『6.庭園の調査及び算定』の1シート
なお、すべてのシートで2区分等以降の記載がある場合は、下にあるシートに記載すること。
(3) 調査票等の修正等(行列・セルの追加・削除、縦方向への複写、不要シートの削除等)はしないこと。
6.職種は、次の区分を目安とする。
同じ職種の技術者が複数名で作業した場合には、職種ごとの延べ時間を記入する。
資格区分
職種区分
主任技師
技師A
技師B
技師C
技師D
定型業務に精通し部下を指導して複数の業務を担当する。
また、非定型業務を指導し最重要部分を担当する。
一般的な定型業務に精通するとともに高度な定型業務を複数担当する。
また、上司の指導のもとに非定型的な業務を担当する。
一般的な定型業務を複数担当する。
また、上司の包括的指示のもとに高度な定型業務を担当する。
上司の包括的指示のもとに一般的な定型業務を担当する。
また、上司の指導のもとに高度な定型業務を担当する。
上司の指導のもとに一般的な定型業務の一部を担当する。
また、補助員を指導して基礎的資料を作成する。
なお、職種区分定義で示されている定型業務、非定型業務については下記を参考に判断するものとする。
定 型 業 務 ・調査項目、調査方法等が指定されており、作業量、所要工期等も明確な業務
・参考となる類似業務があり、それらをベースに応用することが可能な比較的簡易な業務
・設計条件、計画諸元の設定等が比較的容易で、立地条件や社会条件により業務遂行が大きく作用されない業務
非 定 型 業 務 ・調査項目、調査方法等が未定で、コンサルタントとしての経験から最適な業務計画、設計手法等を確立して対
応することが求められる業務
・比較検討のウェイトが高く、かつ新技術または高度技術と豊かな経験を要する大規模かつ重要構造物の設計業務
・文化性、芸術性が特に重視される業務
・先例が少ないか、実験解析、特殊な観測・診断等を要する業務
・委員会運営や関係機関との調整等を要する業務
・計画から設計まで一貫した業務