社会実験(フラッシュ放流試験) 住民が行う景観調査報告書 (試験日 H23.9/26、9/29、10/3、10/6の4回) 目 次 調査の概要等 P1 調査項目・集計状況 P2 調査項目(1)~(9)の結果(グラフ) P3~11 調査項目(10)自由意見 上流 中流 下流 三隈川 P12 P13~17 P18~23 P25~29 水郷ひた再生委員会 平成23年12月 【調査の概要】 (1)調査の目的 松原・下筌ダムや柳又発電所が出来る前まで、大山川では毎秒20~30トンの水が流れていた が、その後0トンの時代を経て、現在夏場4.5トン、冬場1.8トンの河川維持流量が九州電力(株)の 大山川取水堰から流れている。 そのような中、昔のような川「清流復活」を目指して、毎秒10トンの流量を川に戻してほしいという 市民の想いを受け関係機関で協議を重ね合意形成に向けて取組んでいる。 今回、関係機関で合意され、社会実験として『フラッシュ放流試験』が実施されることとなったこと から、住民の皆さんに河川の景観や水音の変化などの感覚(見た目)によるアンケート調査を行っ たものである。 (2)調査の方法 ◇調査依頼先 沿川自治会、沿川企業、水郷ひた再生委員会等各市民団体 ◇調査票記入方法 ・下記の調査場所①~④のどこかのエリア内で、 ・10トン、20トン、30トン、40トンの最大流量の時間に、 ・川を見て、調査票に記入。 ※基本、同じ場所で、同じ人が各流量(4回)とも見て回答してもらうように依頼しているが、4回全 て見ることができなかった場合もある。 ◇調査場所 亀山公園 小淵合流点 ④ 三隈川 エリア 千丈橋 ③ 大山川 下流エリア 水辺の郷 ② 大山川 中流エリア ① 大山川 上流エリア 大山川ダム(取水堰) ・松原ダム (3)試験日及び放流量 H23. 9.26 9.29 10.3 10.6 (大山ダム堰からの最大放流量) 10m3/s 20m3/s 30m3/s 40m3/s 2 【調査項目】 (設問内容) (1) 水面の幅について ( 広く感じる ・ やや広く感じる ・ あまり変わらない ) (2) 水音について ( 大きく感じる ・ やや大きくなった ・ さほど感じない ) (3) 水の流れ(勢い)について ( 力強く感じる ・ やや勢いを感じる ・ 勢いを感じない ) (4) 瀬の状況について ( 白波が増え瀬ができた・少し白波が増えた ・ いつもと変わらない ) (5) 川岸のよどみについて (よどみが消えた ・少しは消えた ・よどみは改善されていない) (6) 川の濁りについて ( いつもより綺麗 ・ いつもと同じ ・ いつもより濁っている) (7) この水量で ( 満足できる ・ やや満足できる ・ 不 満 ) この水量を2時間流す事で (8) 川がきれいになる効果があ ( 思 う ・ 少しは思う ・ 思わない ) ると思うか (9) この水量が常時流れるとし たら ( 多すぎる ・ ちょうど良い ・ 少 な い ) (10)自由意見 ※何でも結構です。 感想をお聞かせ下さい。 【集計状況】 ◇配布数 400人×4枚=1600枚 ◇回収数 1416枚 ◇回収率 88.5% 【調査結果について】 ・結果は、設問ごとに上流、中流、下流、三隈川のグラフに分け、放流量10、20、30、40(m3/s)について 回答をパーセントで表示した。 回答者数は、グラフ上部に示した。 ・自由意見は、上流、中流、下流、三隈川ごとに区分し、さらに10、20、30、40(m3/s)の数量別にまとめた。 また、誤字等の軽微な修正のみ行った。 この度の4回の調査によって、大山川ダム堰からの放流量の違いによる景観など川の様子 の違いを市民の皆様が、どう感じ取っているかという事がわかりました。 また、多勢の皆様に、調査の目的を持って川を見ていただいた事も大変意義ある調査に なったと思います。 御協力いただいた皆様に心から感謝申し上げます。 (水郷ひた再生委員会 2 代表 岩里諫夫) にまとめた。 2 関係自治会 おおやま北部 大山川上流エリア おおやま清流 おおやま南部 おおやま中央 おおやま老松 大山川中流エリア おおやま西峰 おおやま都築 おおやま烏宿 大宮町 大山川下流エリア 八幡町 大部町 桃山町 日ノ隈町 中ノ島町 川原町 若宮町 三隈川エリア 下井手町 三芳小渕町 高瀬本町 銭渕町 京町 上野町
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