感染症発生動向速報

海外旅行の感染予防
予防接種も忘れずに!
平成 28 年 4 月 13 日
富山県感染症情報センター
(直 0766-56-5431)
(直 0766-56-8142)
感染症発生動向速報
( 平 成 28 年 第 14 週 分 ・ 4 月 4 日 ~ 4 月 10 日 )
《 インフォメーション 》
●海外で注意すべき感染症
まもなく春の大型連休に突入します。この連休を利用して、海外
に旅行される方も多いと思います。外国では、日本にはない病気が
発生しています。海外旅行では、時差や気候の違いなどから、
(自覚
していなくても)様々なストレスを受けます。この結果、体の抵抗
力が落ち、病気にかかりやすくなってしまいます。また、日本にい
る時よりも感染する危険が大きい病気があります。
予防接種を受けることで感染症のリスクを下げることができる病
気があります。必要な予防接種は、渡航先、渡航期間、渡航形態、
自身の年齢、健康状態、予防接種歴などによって異なるため、事前
に検疫所や外務省のホームページなどで渡航先の感染症情
検疫所 http://www.forth.go.jp/index.html
報を収集し、それぞれの予防接種について理解した上で、
外務省 http://www.anzen.mofa.go.jp/
どの予防接種を受けるかを判断しましょう。
無理のないスケジュールを心がけ、避けられる危険を避け、楽しい旅行にしましょう。
生水・氷・カットフルーツを食べることは避けましょう。
食事は十分火の通ったものを食べましょう。
蚊・ダニに刺されないように、虫よけ剤を使うなどしましょう。
動物は狂犬病、MERSや鳥インフルエンザなどの病原体をもっていることがあるので、
むやみに触らないようにしましょう。
○ 薬物や性交渉で感染し、一生の後悔をすることのない行動をとりましょう。 ○ 帰国後に体調不良を感じた場合は、早めに医療機関を受診し、渡航歴を伝えましょう。
○
○
○
○
《 全数報告の感染症 》
二類感染症 結核 4件(第 13 週分 2 件含む)
四類感染症 A型肝炎 1 件(60 歳代、男性)
五類感染症 梅毒 1 件(40 歳代、男性、早期顕症梅毒Ⅱ期)
破傷風 1 件(80 歳代、女性)
《 定点報告の感染症 》
今週の県内上位6疾患
定点あたりの数
順位
1位
2位
3位
4位
5位
6位
疾病名
インフルエンザ
感染性胃腸炎
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
流行性耳下腺炎
マイコプラズマ肺炎
突発性発しん
今週
9.13
5.00
2.62
1.04
0.40
0.31
先週
13.04
5.07
3.46
0.68
1.40
0.43
増減
↓
↓
↓
↑
↓
↓
この内容は以下のホームページでさらに詳しくご覧いただけます
アドレス http://www.pref.toyama.jp/branches/1279/kansen/
○感染症発生動向調査報告状況(平成28年第14週 平成28年4月4日~4月10日)
分類
疾患
二類感染症
結核
三類感染症
細菌性赤痢
四類感染症
新川
中部
今週報告分(第14週)
高岡
砺波
富山市
1
1
計
新川
2
8
1
E型肝炎
1
A型肝炎
1
15
41
5
5
1
1
2
1
3
5
2
1
1
2
1
3
1
1
3
アメーバ赤痢
急性脳炎
1
クロイツフェルト・ヤコブ病
1
劇症型溶血性レンサ球菌感染症
1
侵襲性インフルエンザ菌感染症
1
3
侵襲性肺炎球菌感染症
1
梅毒
58
9.67
1
41
8.20
1
0.33
5
1.67
26
8.67
9
3.00
23
7.67
1
0.33
1
0.33
1
0.33
破傷風
インフルエンザ
RSウイルス感染症
咽頭結膜熱
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
感染性胃腸炎
(下段は定点当た
りの患者数を示
水痘
す)
98
7.54
2
0.25
3
0.38
24
3.00
20
2.50
2
0.25
1
伝染性紅斑
突発性発しん
145
9.67
1
0.11
4
1.33
4
1.33
26
2.89
57
6.33
2
0.22
1
411
9.13
3
0.12
4
0.15
68
2.62
130
5.00
4
0.15
4
0.44
2
0.22
5
0.19
8
0.31
1,801
300.17
12
4.00
36
12.00
97
32.33
547
182.33
27
9.00
2
0.67
17
5.67
34
11.33
10
1.11
2
0.08
27
1.04
17
5.67
21
7.00
2
0.40
1
1.00
3
3.00
4
0.50
百 日 咳
ヘルパンギーナ
流行性耳下腺炎
2
0.67
4
1.33
5
1.67
8
1.00
流行性角結膜炎
無菌性髄膜炎
マイコプラズマ肺炎
1
1.00
1
1.00
1
1,722
344.40
1
0.33
24
8.00
80
26.67
423
141.00
5
1.67
1
0.33
12
4.00
11
3.67
3
1.00
インフルエンザによる入院患者(*)
3
2
本週報のデータは速報値であり、今後、調査などの結果に応じて若干の変更が生じることがあります。
1
1
1.00
2
1
0.20
8
3
1
1
2
6
44
1
2,600
200.00
23
2.88
80
10.00
523
65.38
283
35.38
34
4.25
4
0.50
5
0.63
59
7.38
2,312
385.33
18
6.00
11
3.67
159
53.00
343
114.33
15
5.00
2
0.67
2
0.67
18
6.00
4,986
332.40
16
1.78
68
7.56
863
95.89
1,229
136.56
145
16.11
42
4.67
219
24.33
34
3.78
39
13.00
1
1.00
1
0.13
49
6.13
10
5.00
63
21.00
109
12.11
5
2.50
7
7.00
33
33.00
8
8.00
1
1.00
18
18.00
19
1
1.00
36
クラミジア肺炎
感染性胃腸炎(ロタウイルス)
1
2
1
69
11.50
手足口病
計
12
カルバぺネム耐性腸内細菌科細菌感染症
定点疾病
富山市
5
2
1
レジオネラ症
五類感染症
累積報告数
高岡
砺波
中部
40
8
8.00
71
1
13,421
298.24
70
2.69
219
8.42
1,722
66.23
2,825
108.65
226
8.69
51
1.96
255
9.81
156
6.00
3
0.12
18
0.69
281
10.81
16
2.29
1
0.20
69
13.80
1
0.20
9
1.80
210
*インフルエンザによる入院患者累計報告数は、平成27年第36週(8月31日~)の集計です。
平成28年4月13日
富山県感染症情報センター
(直0766-56-5431)
(直0766-56-8142)
インフルエンザ定点における患者診断状況
このデータは、インフルエンザ定点医療機関で実施されたインフルエンザ
迅速診断キットの診断数を集計したものです。現在、下の表によると、B型
が79%となっています。
第14週(4/4~4/10) : 富山県 9.13人/定点
厚生セン
ター・保健所
名
新川
中部
高岡
砺波
富山市
富山県
報告定点数
6
5
12
6
15
44
迅速診断キット
A型
/6
/5
/13
/6
/15
/45 ※1
15
15
8
15
29
82
4,906
富山県累計(2015年36週~)
B型
43
25
86
54
116
324
8,176
(単位:件)
その他
合計
1
4
5
524
58
41
98
69
145
411
13,606
※1 報告定点数の例(44/45の場合):45の定点医療機関の内、インフルエンザと診断した医療機関
は44か所で、残りの1か所はインフルエンザの診断がなかったことを示します。
※2 「その他」には、臨床症状等によりインフルエンザと診断したが型別までは不明な患者や迅速診
断キットの結果がA型とB型共に陽性の患者が対象となります。
件数
1,200
1,000
800
600
400
200
0
インフルエンザ迅速診断キット型別患者報告状況(富山県 2015/2016年)
A型
B型
36 38 40 42 44 46 48 50 52 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 週
9月
10月
11月 12月
1月 2月 3月
4月 5月 6月
25
20
15
件
数10
5
インフルエンザウイルス検出状況(富山県2015/2016年)
B(山形系統):
B(ビクトリア系統):
AH1pdm09:
AH3(香港型):
AH1(ソ連型):
60 件
10 件
70 件
13 件
0件
抗インフルエンザ
薬耐性AH1pdm09
株は県内では累
計2株検出されて
います
0
36 38 40 42 44 46 48 50 52 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 週
9月
11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月
10
kansen1614w
インフルエンザ情報
● 定点医療機関からのインフルエンザ患者報告状況
第 14 週(4/4~4/10):富山県 9.13 人/定点
新川 HC(9.67)、中部 HC(8.20)、高岡 HC(7.54)、砺波 HC(11.50)、富山市 HC(9.67)
県内は第 6 週に警報レベルとな
る定点あたり 30 人を超えました。
県内のインフルエンザの流行は
縮小傾向にありますが、依然とし
て報告数の多い状態が続いていま
す。
● 都道府県別インフルエンザ患者報告状況 第 13 週(3/28~4/3)
全国の患者報告数は、定点あたり 11.20 人となり、前週の定点あたり 13.81 人より
も減少しました。
全 43 都道府県で前週の報告数よりも減少しました。
都道府県 人/定点
都道府県 人/定点
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
14.73
17.28
15.63
15.16
14.20
14.67
13.30
7.17
7.26
7.59
8.28
8.24
7.46
神奈川県 6.88
新潟県 23.20
富山県 13.04
石川県 15.96
福井県 23.34
山梨県
9.58
長野県 15.43
岐阜県 12.80
静岡県
7.60
愛知県 12.36
三重県 12.17
13.68
9.85
7.22
11.08
9.98
和歌山県 7.80
鳥取県 12.45
島根県
9.95
岡山県
8.26
広島県
9.11
山口県 12.93
徳島県 11.14
香川県
7.34
愛媛県 19.84
高知県 20.33
福岡県 14.97
佐賀県 13.67
長崎県 13.88
熊本県 13.79
大分県 10.50
宮崎県 13.29
鹿児島県 17.97
沖縄県 16.10
全国
11.20