大切な子どものワクチン親から子へと伝える愛情感染症発生動向速報平成 27 年 2 月 25 日富山県感染症情報センター (直 0766-56-5431） (直 0766-56-8142）（平成 27 年第 8 週分・ 2 月 16 日～ 2 月 22 日）《インフォメーション》 ●子ども予防接種週間子どもに対する予防接種への関心を高め、接種率の向上を図ることを目的として、今年も 3/1～3/7 の間、子ども予防接種週間が実施されます。この間、医療機関の協力により診療時間を延長して予防接種が実施されます。日中忙しくて受診できない方は、この機会を利用して予防接種を受けて下さい。実施医療機関については、県健康課のホームページ「お知らせ」をご覧いただくか、市町村の予防接種担当課へお問い合わせ下さい。なお、診療時間は医療機関によって異なりますので、事前に確認し予約をしてから受診して下さい。予防接種の中でも麻疹風疹（MR）ワクチンは特に重要です。麻疹や風疹は感染力が非常に強いため、ワクチン接種が唯一の予防法になります。平成 26 年度の予防接種法に基づく MR ワクチンは下記の人を対象に行われています。お子さんが対象者であるかどうか、今一度ご確認下さい。さあ！妊婦が風疹にかかると、胎児にも感染し、「先天性風疹症候群：CRS」と行こう！いう目や耳、心臓に障害を持った子が産まれる場合があります。根本的な CRS 対策は、社会全体で予防接種を推進して風疹を流行させないことです。予防接種に！  第 1 期：1 歳児  第 2 期：小学校入学前 1 年間の小児（H20.4.2～H21.4.1 生）順位１位２位３位４位５位６位疾病名インフルエンザ感染性胃腸炎Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎水痘咽頭結膜熱感染性胃腸炎（ロタウイルス）今週 9.98 7.97 2.41 1.17 1.10 0.80 先週 15.19 7.17 2.79 0.41 0.55 0.00 増減 ↓ ↑ ↓ ↑ ↑ ↑ この内容は以下のホームページでさらに詳しくご覧いただけますアドレス http://www.pref.toyama.jp/branches/1279/kansen/ 予防接種はお早めに！《全数報告の感染症》二類感染症結核１件五類感染症侵襲性肺炎球菌感染症１件（第６週診断分：６0 歳代、女性）カルバぺネム耐性腸内細菌科細菌感染症１件（第７週診断分：70 歳代、男性）梅毒１件（第２週診断分：５０歳代、男性、早期顕症梅毒Ⅱ期）《定点報告の感染症》今週の県内上位６疾患定点あたりの数平成27年2月25日富山県感染症情報センター（直0766-56-5431）（直0766-56-8142）インフルエンザ定点における患者診断状況このデータは、インフルエンザ定点医療機関で実施されたインフルエンザ迅速診断キットの診断数を集計したものです。現在、下の表によると、Ａ型が91％を占めています。第8週（2/16～2/22）：富山県　9.98人/定点厚生センター・保健所名迅速診断キット報告定点数 7 5 12 7 16 47 新川中部高岡砺波富山市富山県（単位：件） A型 /7 /5 /13 /7 /16 /48 富山県累計（2014年36週～）その他 B型 52 24 94 27 239 436 9,809 合計 5 5 1 1 3 9 11 24 151 57 30 98 36 258 479 10,214 8 19 254 ※「その他」には、臨床症状等によりインフルエンザと診断したが型別までは不明な患者や迅速診断キットの結果がA型とB型共に陽性の患者が対象となります。件数 2,500 インフルエンザ迅速診断キット型別患者報告状況（富山県 2014/2015年） 2,000 A型 B型 1,500 1,000 500 0 36 38 40 42 44 46 48 50 52 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 9月件数 30 25 20 15 10 5 0 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月週 6月 <参考>インフルエンザウイルス検出状況（富山県2014/2015年） B型 AH1pdm09 AH3(香港型) AH1(ソ連型) 36 38 40 42 44 46 48 50 52 2 9月 10月 11月 12月 4 1月 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 2月 3月 4月 5月 6月週 kansen1508w インフルエンザ情報 ● 定点医療機関からのインフルエンザ患者報告状況第 8 週（2/16～2/22）：富山県 9.98 人/定点新川 HC（8.14）、中部 HC（6.00）、高岡 HC（7.54）、砺波 HC（5.14）、富山市 HC（16.13）県内のインフルエンザ患者報告数は 4 週連続で減少し、インフルエンザの流行は縮小傾向にあります。富山市ＨＣ管内では依然として定点あたり 10 人を超えています。 45 40 35 人 30 / 25 定 20 点 15 10 5 0 インフルエンザ患者報告数の推移（2014/2015年）全国富山県 36 38 40 42 44 46 48 50 52 2 4 6 8 10 12 14 週 ● 都道府県別インフルエンザ患者報告状況第 7 週（2/9～2/15）全国の患者報告数は、定点あたり 12.15 人となり、前週（19.03）よりも減少しています。また、全都道府県で前週の報告数よりも減少しています。都道府県人/定点都道府県人/定点北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県神奈川県新潟県富山県石川県福井県山梨県長野県岐阜県静岡県愛知県三重県 14.80 15.83 17.43 11.61 16.28 11.40 14.00 8.85 11.79 11.63 9.16 12.54 7.74 9.21 21.57 15.19 16.90 23.44 9.65 15.24 15.56 9.74 17.36 13.69 和歌山県鳥取県島根県岡山県広島県山口県徳島県香川県愛媛県高知県福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県全国 11.64 7.81 7.60 10.62 5.76 9.42 11.45 10.55 11.39 14.66 17.29 8.71 7.33 12.49 19.35 12.38 15.23 11.66 10.60 20.62 14.47 19.89 20.03 12.15