感染症発生動向速報

手洗い!重要です
夏風邪に気をつけて!
体調管理はしっかりと
感染症発生動向速報
平成 28 年 8 月 18 日
富山県感染症情報センター
(直 0766-56-5431)
(直 0766-56-8142)
( 平 成 28 年 第 32 週 分 ・ 8 月 8 日 ~ 8 月 14 日 )
《 インフォメーション 》
●ヘルパンギーナ
今週、ヘルパンギーナの報告数が定点あた
り 5.32 人になり、先週(5.07)から増加しま
した。この疾患は、夏季に報告数が増加する
傾向があり、夏風邪の一つとして知られてい
ます。今年も報告数が 6 月以降増加してきて
※
います(右図)
。
年齢別では、4 歳以下が全体の約 9 割を占
めています。小さなお子さんのいる家庭や施
月
設では、感染予防に気をつけましょう。
※2016 年第 32 週現在
ヘルパンギーナは、発熱とのどの痛みを特
徴とした急性のウイルス性感染症です。突然 40 度近くの高熱が出て、のどの奥、扁桃(へ
んとう)の上のあたりに小さな水疱がいくつかでき、その周囲が赤くなります。水疱はしば
らくするとつぶれて、潰瘍(かいよう)になります。これがしみて痛むことから、患者は不
機嫌になり食欲が減退します。熱は 2~3 日で下がり、潰瘍も 1 週間程度で治ります。症状
の経過は良好な疾患ですが、発熱時に熱性痙攣(けいれん)を伴う場合があります。また、
のどの痛みや高熱に伴う脱水症状を予防するために、水分補給はしっかりと行うことが大切
です。
原因ウイルスはコクサッキーウイルスなど複数存在し、患者ののどや鼻の分泌物、便に含
まれています。
症状が無くなった後も 2~3 週間は便からウイルスが検出されることがありま
す。次のことに注意して感染を予防しましょう。
おむつ交換やトイレの後、調理や食事の前には必ず手を洗う(石けんの使用は効果的)
。
保育所・幼稚園などの集団生活では、タオルの共用を避ける。
タオル等の消毒には、希釈した塩素系漂白剤や熱湯を用いる。
《 全数報告の感染症 》
二類感染症 結核 3件(①第 31 週診断分:80 歳代、女性 ②60 歳代、男性
③90 歳代、女性)
四類感染症 レジオネラ症 1件(70 歳代、男性、肺炎型)
《 定点報告の感染症 》
今週の県内上位6疾患
定点あたりの数
順位
1位
2位
3位
4位
5位
6位
疾病名
ヘルパンギーナ
感染性胃腸炎
流行性耳下腺炎
マイコプラズマ肺炎
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
伝染性紅斑
今週
5.32
2.64
2.25
1.20
0.64
0.46
先週
5.07
3.90
2.24
1.40
0.69
0.21
増減
↑
↓
↑
↓
↓
↑
この内容は以下のホームページでさらに詳しくご覧いただけます
アドレス http://www.pref.toyama.jp/branches/1279/kansen/
○感染症発生動向調査報告状況(平成28年第32週 平成28年8月8日~8月14日)
分類
疾患
二類感染症
結核
三類感染症
細菌性赤痢
新川
中部
今週報告分(第32週)
高岡
砺波
富山市
1
1
計
新川
2
中部
6
7
1
腸管出血性大腸菌感染症
累積報告数
高岡
砺波
44
富山市
11
4
腸チフス
四類感染症
2
E型肝炎
3
A型肝炎
1
レジオネラ症
五類感染症
1
3
1
8
アメーバ赤痢
1
ウイルス性肝炎
1
カルバぺネム耐性腸内細菌科細菌感染症
急性脳炎
1
クロイツフェルト・ヤコブ病
1
劇症型溶血性レンサ球菌感染症
2
3
ジアルジア症
1
侵襲性インフルエンザ菌感染症
2
侵襲性肺炎球菌感染症
5
インフルエンザ
1
0.25
8
0.80
1
0.10
4
0.40
40
4.00
4
0.40
4
0.40
3
0.30
1
0.10
3
0.06
8
0.29
8
0.29
18
0.64
74
2.64
9
0.32
7
0.25
13
0.46
8
0.29
1,877
268.14
12
3.00
73
18.25
152
38.00
970
242.50
57
14.25
4
1.00
36
9.00
63
15.75
31
7.75
22
5.50
61
6.10
14
1.40
149
5.32
63
2.25
62
15.50
73
18.25
RSウイルス感染症
咽頭結膜熱
定点疾病
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
感染性胃腸炎
(下段は定点当た
りの患者数を示
水痘
す)
2
0.50
1
0.25
23
5.75
2
0.50
1
0.33
3
1.00
7
2.33
手足口病
伝染性紅斑
突発性発しん
1
0.25
1
0.25
4
0.57
7
1.00
3
0.43
3
0.43
3
0.43
9
1.29
5
0.71
3
0.75
1
0.25
百 日 咳
ヘルパンギーナ
流行性耳下腺炎
9
2.25
4
1.00
15
5.00
2
0.67
33
4.71
21
3.00
1,833
366.60
1
0.33
49
16.33
159
53.00
798
266.00
7
2.33
4
1.33
57
19.00
27
9.00
3
1.00
92
30.67
90
30.00
2,722
226.83
25
3.57
146
20.86
951
135.86
529
75.57
82
11.71
21
3.00
50
7.14
177
25.29
2
2.00
12
6.00
14
14.00
63
63.00
21
3
3.00
39
204
29.14
279
39.86
無菌性髄膜炎
マイコプラズマ肺炎
2
2.00
2
2.00
1
1.00
1
1.00
6
1.20
1
1.00
7
7.00
クラミジア肺炎
感染性胃腸炎(ロタウイルス)
インフルエンザによる入院患者(*)
本週報のデータは速報値であり、今後、調査などの結果に応じて若干の変更が生じることがあります。
3
3.00
47
6
2
5
8
23
1
2
5
1
3
1
2
4
2
3
1
2
2,438
348.29
20
5.00
19
4.75
300
75.00
409
102.25
33
8.25
5
1.25
5
1.25
58
14.50
2
0.50
75
18.75
405
101.25
急性出血性結膜炎
流行性角結膜炎
1
4
1
薬剤耐性アシネトバクター感染症
3
0.25
6
1
1
1
破傷風
5
1
1
1
梅毒
115
5
4
1
後天性免疫不全症候群
計
47
1
1.00
1
1.00
16
16.00
1
1.00
1
1.00
47
1
3
4
11
5
6
1
2
1
5,234
327.13
60
6.00
208
20.80
1,220
122.00
2,459
245.90
195
19.50
73
7.30
465
46.50
99
9.90
2
0.20
273
27.30
328
32.80
1
0.50
9
4.50
1
14,104
300.09
118
4.21
495
17.68
2,782
99.36
5,165
184.46
374
13.36
107
3.82
613
21.89
424
15.14
7
0.25
706
25.21
1,175
41.96
1
0.14
24
3.43
2
0.40
137
27.40
1
0.20
24
4.80
227
37
37.00
17
17.00
73
*インフルエンザによる入院患者累計報告数は、平成27年第36週(8月31日~)の集計です。
○感染症発生動向調査報告状況(平成28年7月分)
7月報告分
新川
五類感染症
性器クラミジア感染症
(定点把握)
中部
高岡
累積報告数
砺波
中部
高岡
砺波
富山市
計
6
9
1
3
17
35
56
1.00
0.67
1.50
0.90
1.00
3.00
5.67
8.75
5.60
7
7
1
6
1
20
28
1.75
0.70
1.00
2.00
1.00
5.00
2.80
3
3
5
7
12
0.75
0.30
5.00
1.75
1.20
1
3
4
1
5
9
15
0.33
0.75
0.40
1.00
1.67
2.25
1.50
淋菌感染症
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
新川
2
尖圭コンジローマ
(下段は定点当たり
の患者数を示す)
計
1
性器ヘルペスウイルス感染症
月報対象疾患
富山市
2
5
1
2
4
14
13
27
12
11
26
89
2.00
5.00
1.00
2.00
4.00
2.80
13.00
27.00
12.00
11.00
26.00
17.80
7
3
10
7.00
3.00
2.00
1
1
1.00
0.20
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
薬剤耐性緑膿菌感染症
本月報のデータは速報値であり、今後、調査などの結果に応じて若干の変更が生じることがあります。