プロフィール - 第1回福島第一廃炉国際フォーラム

小川徹は 2015 年 4 月の廃炉国際共同研究センター(CLADS)設立以来、センター長を務めて
いる。1975 年に日本原子力研究所(後に日本原子力研究開発機構)に入社してから、2012 年
に長岡技術科学大学に移るまで、高温ガス炉の燃料開発やアクチノイド核変換システムの
ための超ウラン元素系高温化学の研究に従事した。1985-1986 年はカナダのチョークリバ
ー原子力研究所で、酸化物燃料からの核分裂生成物の放出の研究に従事した。その他、燃
料製造、品質検査、照射後試験について技術的経験を有している。福島事故直後は基礎工
学研究部門長として除染効果評価システム開発等を指揮した。長岡技術科学大学(2012 年 4
月〜2016 年 3 月)では大学院原子力システム安全工学専攻教授として、主に軽水炉シビア
アクシデントに関連する化学研究を進めてきた。