平成27年度一関市民憲章表彰受賞者 [145KB pdfファイル]

平成27年度一関市民憲章推進協議会表彰 受賞者
大東商工会青年部摺沢支部OB会(通称 水晶会)
団体
大東
旧大東商工会青年部摺沢支部だった昭和45年岩手国体の開催年から、同OB会に移行した後も
45年以上の長きにわたり継続して、一関地方小学校女子ソフトボール大会(旧郡下小学校招待
ソフトボール大会)を主催運営している。
同大会は一関地域の女子ソフトボール選手の強化及び全国で活躍する選手育成の起因となっ
ており、スポーツによる夢や希望を子どもたちに与え、健全な青少年育成に尽力してきた功績
は極めて大きい。
株式会社フリーデン 大東農場
団体
大東
本社は昭和35年創業。大東農場は昭和52年から始業する。同社は産官学が一体となって豚の
食べる飼料米から生産し、循環型農業による安全、安心、おいしさの食糧生産を行いながら、
地域と一体となって豊かな美しい環境づくりの一役を担っている。
一関市合併以前の旧大東町及び旧東山町の各町民憲章推進事業の一つである花いっぱい運動
から10年以上継続して、運動に参加する大東地域及び東山地域の自治会、老人クラブ、公的施
設等に自社製品の養豚堆肥を無償提供し、一関市の美しい環境づくりの推進に大きく貢献して
いる。
蔵サポーターの会
団体
千厩
平成17年6月の結成以来、国指定有形文化財「酒のくら交流施設」の清掃活動を月1回欠か
さず行い、おもてなしの心を大切にしたガイドと接待で、同施設の来館者数の増加に貢献して
きた。
「盆踊り大会」や「繭玉ならし」等のイベントの企画を行い、「せんまやひなまつり」をは
じめとするイベントでは、創意工夫を凝らした装飾や接待を行っているほか、地域に伝わる
「玉の春小唄踊り」を伝承するなど地域文化の継承にも取り組んでいることから、地域の活性
化と観光客の誘致に大きく貢献している。
千厩八幡太鼓
団体
千厩
昭和57年8月、千厩夏まつりに北ノ沢八幡青年クラブとして部落から参加、地域の太鼓で終
わらせないよう創作太鼓活動を通じて、町の活性化と青少年の育成を目的に設立。
設立当初は地元の祭りや結婚披露宴、町内のイベントなどを中心に活動。その後近隣市町村
から招かれるようになり、演奏の機会が増える。平成4年岩手県太鼓連盟に加入。平成5年磐
井太鼓同志会を結成し、磐井太鼓フェスティバルを開催している。
設立以来、太鼓を通して小学生から大人まで腕を磨き、創作活動を続けており、その聴く人
の心に響く演奏活動を通じた取り組みは、世代を越えた地域づくりの推進に大きく貢献してい
る。
中里一民区
団体
一関
昭和30年頃から、朝のラジオ体操に参加した全員で、1日も欠かすことなく会場である一関
市の中里児童公園の清掃をしている。この活動には、隣接する他の民区からも参加者がおり、
複数の民区の住民が共同して毎日の活動を行うことにより、地域内の親睦を図りながら、市内
で一番きれいな公園として維持できるよう目標を掲げ、積極的な取り組みを続けており、地域
づくりの推進に大きく貢献している。
浜横沢体育協会陸上部
団体
室根
一関市立室根東小学校において毎年秋に行われる校内ロードレース大会に、旧浜横沢小学校
であった平成7年から20年にわたって協賛団体として積極的にかかわっている。同大会では、
入賞者へのメダル提供、競技中の走路における安全指導、遅れがちな児童への伴走、閉会式で
の講評を行い、地域の子どもたちの育成に大きく貢献している。
真柴地区交通安全母の会
団体
一関
昭和44年8月に一関地域交通安全母の会連合会の下部組織「真柴地区交通安全母の会」とし
て結成組織され、現真柴地区交通安全防犯協議会とともに結成以来連携をとりながら、地域内
の通勤・通学路において街頭指導・誘導活動をはじめ、交通安全の思想の普及啓発活動を積極
的に行い、安全で住み良い地域社会づくりに大きく貢献している。
真柴地区交通安全・防犯協議会
団体
一関
昭和45年9月に一関地区交通安全協会の下部組織「真柴分会」として組織結成ののち、平成
21年5月に地区防犯協会と合併し、真柴地区交通安全防犯協議会と改称し現在に至っている。
結成以来、地域内の通勤・通学路において街頭指導・誘導活動をはじめ、交通安全の思想の
普及啓発活動を積極的に行い、安全で住み良い地域社会づくりに大きく貢献している。
小野寺 正四郎
個人
一関
一関文化協会常任理事、一関市教育振興基本計画検討委員、博物館協議会委員を務め、現在
は一関文化協会副会長、一関カメラクラブ会長。
平成17年より「骨寺村荘園遺跡の日々」をインターネットで運営し、平成18年からは「骨寺
村荘園遺跡」のブログを更新している。骨寺村荘園交流会主催の写真撮影会や一関文化協会主
催の「骨寺村と私の10年」「骨寺村の生きもの語り」の講師をするなど、世界遺産「平泉」へ
の拡張登録を目指し、暫定リストに追加記載された骨寺村荘園遺跡を写真を通して発信してい
る。現在も骨寺村荘園交流館に写真を展示し、地域文化に大きく貢献している。
菊池 建
個人
大東
平成5年から平成27年まで22年間にわたって、京津畑自治会長として優れたリーダーシップ
を発揮し、伝統食を通じた地域づくりを推進し、地域力の向上に寄与した。
京津畑自治会では平成12年に「京津畑ふるさとづくり実践計画」を策定し、特に「食の文化
祭」は、郷土食の豊かさを市内外に発信し、「郷土食研究会やまあい工房」発足の契機になっ
た。同自治会は、農林水産業と農山漁村の活力再生を目的に全国の地域活性化の先進事例を選
定する「食と地域の『絆』づくり」優良事例に選ばれ、農林水産省表彰を受けた。これらの活
動の発展や評価に大きく尽力し、その功績は極めて大きい。
菅原 實
個人
千厩
昭和62年4月千厩町防犯協会小梨支部理事に就任以来、千厩地域防犯協会長、一関東地区防
犯連絡会協議会長及び一関東地区防犯協会連合会副会長として、持ち前の指導力を発揮し、各
団体との連携を深め、多年にわたり地域安全活動に積極的に取り組み、安全で安心なまちづく
りの推進に大きく貢献した。
鈴木 三男
個人
室根
屋中地区に伝わる田植え踊り保存会と打ち囃子保存会が統合し昭和52年に発足した屋中郷土
芸能保存会において、結成以来現在まで約38年にわたって事務局長を務め、地域に伝わる郷土
芸能を継承し地区住民、子どもたちに広げるため長年にわたって尽力している。
また、昭和57年の屋中自治会発足当初から自治会の運営に関わり、先頭に立って地区住民を
まとめた。現在も長年の自治会活動の経験を元に自治会活動の相談役として指導・助言を行っ
ている。
その他、室根神社総代を18年、勢返納税組合長を33年務めるなど、地区の主要な要職を長年
にわたり務め地域に大きく貢献している。
藤原 冬雄
個人
東山
昭和57年4月から県の許可を得て、砂鉄川河川敷土手、名勝猊鼻渓の下流約500m地点に約1
坪の花壇を作った。以来、1人で花壇の草取りや清掃など一切の世話を33年にわたって継続
し、現在では堤防沿い約200mの花壇となった。見事な花は四季折々に通行する人の目を楽し
ませ、安らぎとなり、地域住民に感謝されている。
また、老人クラブのボランティア活動にも積極的に参加し、明るく住みよい地域づくりに大
きく貢献している。
松田 幸夫
個人
一関
昭和12年から、古文書に親しむ会会員として、地方文書の研究と保存活動に積極的に参加し
ている。研究成果の史料集「いわいの古文書」編集責任者として郷土史解明に貢献している。
また、毎年開催の「入門者講座」講師に就任するなど、生涯学習の推進に寄与するとともに
後継者育成を進めている。一関博物館において、古文書整理活動に参加、現在まで約16年間に
わたり継続中であり、活動の柱としての貢献は極めて大きい。