0411誠実(ルールを守るということ)

誠実⇔心にまっすぐ生きる= 言行一致
よく考え 助け合って やりぬく
2016.04.11 No.3
北陵中学校生徒指導通信
学校電話 0572-27-6068
先週の対面式、生徒会役員の皆さん、短い時間の中での準備、気付いて自ら動く運営、大変だったとは思いま
すが、無事終わり、新入生との出会いの場は成功だったと思います。ありがとう。
生徒会役員のように、生徒自身が願いをもち、学校生活をより良いものにしていくことは、吉川にとって理想
であり、学校生活は、そうでなくてはならないといつも思っています。
今日の全校学活は、北陵中学校の生活を全校で見つめ、理解する学活です。学校生活は、生徒自身が願いをも
ち、その願いを叶えていく場であると思っています。それは、やりたいことばかりをやるということではなく、
やりたいことよりやるべきことを優先させていく中で、力をつけ、やりたいことができる環境を創っていくとい
うことです。
学校生活は、社会にでるための訓練の場と言われます。中学校卒業後は、自分で生き方を決め、歩んでいかな
ければいけません。具体的には、進学、就職、家事都合です。いずれにしても、自分が責任をとること、つまり
自分で考え、判断する。決定して、行動し、やりきることが要求されます。そのやりきるまでの力を、中学校生
活を終えるまでに付けなければいけません。中学校までの学校生活が義務教育と言われるように、君たちにとっ
て、それらの力をつけるのは義務です。
中学校で取り組むこと、学ぶことすべてが、卒業後の生活で活かされます。つまり、中学校で取り組むことに
無駄は1つもなく、どれだけきちんと取り組み、やってきたかが、卒業後の社会で試されます。力不足は、その
社会で生き残ることができない場合もあります。生き方を変えなければいけないということです。
また、一人で生活をするのではなく、人とかかわりながら生活をします。集団生活です。自分の気が向く、気
が向かないではなく、あなた一人が居ないことが、生活を大きく変えていきます。あなたの存在は、かけがえの
ない存在です。
そして、気が合う、気が合わないではなく、自分以外の人と、どう関わっていくかも大事です。やるべきこと
をきちんとやることが、自分の価値を上げ、そして、自分以外の人の為動く。それは、
「思いやり」をもつ自分に
なり、信頼関係を築くことにもつながってきます。
集団生活の中には、必ず守るべきルール・果たすべき約束があります。そもそも、約束やルールは何のために
あるのでしょうか?その答えは「自分と周りの人がよりよく生きるため」のです。そして、私たちは、善悪の区
別を理解しなければいけませんし、それよりも悪を選択しない力、善を選択する力、吉川の言葉でいえば、自分
を正しい方へコントロールする力をつけなければならないのです。
約束やルールを守ることは、堅苦しいことではありません。全ての約束やルールは、北陵中学校の生徒全員の
命や体、心を守ったり、お互いが気持ちよく生活したりするために設定されています。自分勝手ではなく、自分
と自分が所属する集団と仲間を大切にするためにも、約束やルールを守りきることが大事です。
また、
「北陵中学校での1日の生活」を自分から誠実に取り組むことが、
『みんなの中の自分の責任を果たす』
ことにつながり、信頼される仲間関係へとつながります。
北陵中学校での生活を大事にしてください。約束やルールを守りきり、仲間と共に、よく考え、助け合って、
やりぬく生活を築いていください。自分自身を大事にすることにもつながります。
担任の先生と、北陵中学校の一日、守り切るべき約束を、確認し、互いに声を掛け、人として大事な力をきち
んと、仲間と共につけてください。