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第1部 個別改定項目について/1
第2部 点数表 新旧対照表/167
Ⅰ 医科診療報酬点数表………………………………
Ⅱ 調剤報酬点数表…………………………………
Ⅲ 療養担当規則等
⑴保険医療機関及び保険医療養担当規則………
⑵保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則………
⑶高齢者の医療の確保に関する法律の規定に
よる療養の給付等の取扱い及び担当に関する
基準………………………………………………
Ⅳ 入院時食事療養費・保険外併用療養費
⑴入院時食事療養費に係る食事療養及び入院時
生活療養費に係る生活療養の費用の額の算定
に関する基準………………………………………
⑵厚生労働大臣の定める評価療養及び選定療養……
⑶保険外併用療養費に係る療養についての費用
の額の算定方法……………………………………
第3部 関係告示(案)/479
●厚生労働大臣が定める掲示事項等の一部改正……
●特定保険医療材料及びその材料価格
(材料価格基準)………………………………………
●基本診療料の施設基準等……………………………
●特掲診療料の施設基準等……………………………
●訪問看護療養費に係る訪問看護ステーションの
基準等………………………………………………
●指定訪問看護の事業者の指定を受けることが
できる者………………………………………………
●保険外併用療養費に係る厚生労働大臣が定める
医薬品等………………………………………………
●入院時食事療養及び入院時生活療養の食事の
提供たる療養の基準等………………………………
●複数手術に係る費用の特例…………………………
168
460
470
472
473
475
476
477
480
485
504
551
588
589
590
593
594
第4部 関係通知(案)/603
●平成28年度診療報酬改定について………………… 604
●診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の
留意事項について………………………………… 605
●基本診療料の施設基準等及びその届出に関する
手続きの取扱いについて…………………………… 919
●特掲診療料の施設基準等及びその届出に関する
手続きの取扱いについて……………………………1145
●指定訪問看護の事業の人員及び運営に関する
基準について………………………………………1401
●特定保険医療材料の材料価格算定に関する留意
事項について…………………………………………1408
●医療費の内容の分かる領収証及び個別の診療報
酬の算定項目の分かる明細書の交付について……1423
●「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき
厚生労働大臣が定める掲示事項等」及び「保険外
併用療養費に係る厚生労働大臣が定める医薬品
等」の実施上の留意事項について………………1434
●入院時食事療養費に係る食事療養及び入院時
生活療養費に係る生活療養の実施上の留意事項
について………………………………………………1461
本年4月1日から診療報酬が改定されます。
本書は、今回の改定に関する資料をとり急ぎま
とめたものです。
この資料は、関係者の準備に資することを目
的とした現段階の案であり、今後、変更があり
うるため、官報及び通知の内容を改めて確認す
る必要があることにご留意ください。
本書の構成
本資料集は、中央社会保険医療協議会資料および厚生
労働省・平成28年度診療報酬改定説明会(平成28年3月
4日)の関係資料等にもとづき作成しています。
第1部:平成28年2月10日付中医協資料およびその他の
関連資料により構成しています。
第2部:中医協の答申書(別紙)
・説明会の関係資料等
にもとづき作成しています。なお、Ⅰ医科診療報酬点数
表(検査・手術を除く)とⅡ調剤報酬点数表の新旧対照
表(3段表)は、次のとおり構成しています。
項目
答申書「項目」欄に準じて記載
4月改正前の点数表告示を全文掲載
(4月に実質的変更がない部分も含む全文)
現行 ※表記の整理については、「現行」欄該当部分
に下線を附し、「改正」欄に整理後の表記を
掲載
改正
答申書「改正案」欄を基本に、原則として改
正があった部分のみを項番・注番単位で掲載
→改正欄が掲載されていない区分番号・診療
行為や、その下の項番・注は、
「
(削除)
」表記
がなければ基本的には「現行」どおり
第3部:説明会の関係資料(医科・調剤)から関連部分
を掲載しています(一部は第2部ⅢⅣに掲載)。
第4部:説明会の関係資料(通知)から、医科・調剤・
訪問看護関連部分を掲載しています。
説明会資料:冊子版とWeb版の異同
3月4日の説明会資料は、冊子版およびWeb版(厚
生労働省HP)として公開されていますが、本書は冊
子版にもとづき作成しており、Web版とは一部異な
ります。また、Web版では、以下の通知が追加され
ています。
◯健康保険法及び高齢者の医療の確保に関する法律に
規定する患者申出療養の実施上の留意事項及び申出
等の取扱いについて(平成28年3月4日 医政発
0304第3号・薬生発0304第1号・保発0304第18
号)
◯健康保険法及び高齢者の医療の確保に関する法律に
規定する患者申出療養の申出等の手続の細則につい
て(平成28年3月4日 医政研発0304第2号・薬
生審査発0304第1号・薬生機発0304第1号・保
医発0304第18号)
第1部
個別改定項目について
(平成28年2月10日・中央社会保険医療協議会資料)
Ⅰ 地域包括ケアシステムの推進と医療機能の
分化・強化、連携に関する視点
28
歯科医師と連携した栄養サポートチームに
4
対する評価 30
3 地域包括ケアシステム推進のための取組の強化に
重症患者を受け入れている10対 1 病棟に対する
評価の充実 6
病棟群単位による届出 6
在宅復帰率の要件見直し 7
有床診療所における在宅復帰機能強化加算の
新設 見直し 周術期口腔機能管理等の医科歯科連携の推進 29
1 医療機能に応じた入院医療の評価について
7 対 1 入院基本料等の施設基準の見直し 手術・処置の時間外等加算 1 の施設基準の
8
特定集中治療室等における重症度、医療・看護
ついて
3 - 1 かかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつ
け薬剤師・薬局の機能の評価について
認知症に対する主治医機能の評価 31
地域包括診療料等の施設基準の緩和 32
小児かかりつけ医の評価 33
必要度の見直し 8
かかりつけ歯科医機能の評価 34
短期滞在手術等基本料 3 の見直し 10
かかりつけ薬剤師・薬局の評価 35
総合入院体制加算の実績要件等の見直し 11
3 - 2 医師、歯科医師、薬剤師、看護師等による
地域包括ケア病棟入院料の見直し 13
療養病棟入院基本料 2 における医療区分の高い
多職種連携の取組の強化等について
特定集中治療室等における薬剤師配置に対する
患者の割合に応じた評価 13
評価 38
療養病棟の医療区分のきめ細かな評価 14
栄養食事指導の対象及び指導内容の拡充 39
療養病棟の在宅復帰機能強化加算の見直し 15
周術期口腔機能管理等の医科歯科連携の推進 40
障害者施設等入院基本料等における脳卒中患者の
歯科医師と連携した栄養サポートチームに
評価 対する評価 16
入院中の他医療機関受診時における減算規定の
40
3 - 3 患者が安心・納得して退院し、早期に住み
緩和 17
慣れた地域で療養や生活を継続できるための取組
地域加算の見直し 18
の推進について
医療資源の少ない地域に配慮した評価及び
退院支援に関する評価の充実 41
対象医療圏の見直し 18
医療機関間の連携と退院支援に向けた評価の
一類感染症患者入院医療管理料の見直し 20
充実 43
退院直後の在宅療養支援に関する評価 43
結核病棟入院基本料における入院初期加算の
見直し 21
2 チーム医療の推進、勤務環境の改善、業務効率化
4 質の高い在宅医療・訪問看護の確保について
在宅医療における重症度・居住場所に応じた
の取組等を通じた医療従事者の負担軽減・人材確保
評価 44
について
小児在宅医療に係る評価の推進 46
在宅医療専門の医療機関に関する評価 46
休日の往診に対する評価の充実 48
医師事務作業補助体制の評価 22
看護職員の月平均夜勤時間数に係る要件等の
見直しと評価 23
在宅医療における看取り実績に関する評価の
夜間看護体制の充実に関する評価 24
充実 48
看護職員と看護補助者の業務分担の推進 26
在宅自己注射指導管理料の見直し 50
常勤配置の取扱いの明確化 26
在宅指導管理料等の適正な評価 50
脳卒中ケアユニット入院医療管理料の医師配置
要件の見直し 機能強化型訪問看護ステーションの要件
27
画像診断管理加算の夜間等における負担軽減 28
見直し 52
病院・診療所からの訪問看護の評価 53
─ 1 ─
衛生材料等の提供についての評価 54
特定保険医療材料等の算定の明確化 55
Ⅲ 重点的な対応が求められる医療分野を充実する
視点
複数の実施主体による訪問看護の組合せの
整理 55
同一日 2 か所目の訪問看護ステーションによる
小児慢性特定疾病に罹患する患者に対する
小児入院医療管理料の対象年齢の延長 95
特に重症な患者に対する新生児特定集中治療室
1 緩和ケアを含む質の高いがん医療の評価について
等の算定日数の延長 96
精神疾患合併妊娠の管理の評価 97
救急患者の受入れ体制の充実 97
薬局における後発医薬品の使用促進 132
97
後発医薬品使用体制加算の指標の見直し 132
56
がん治療中の外来患者の在宅医療への連携の
在宅歯科医療の推進等 56
充実 76
救急医療管理加算 1 の対象患者の拡大 在宅薬剤管理指導業務の推進 59
緩和ケア病棟における在宅療養支援の充実 77 生体検査、処置及び放射線治療等に係る
がん性疼痛緩和指導管理料の見直し 77
小児加算の見直し 外来化学療法加算の評価の見直し 78
6 口腔疾患の重症化予防・口腔機能低下への対応、
分化について 紹介状なしの大病院受診時の定額負担の導入 61
2 「認知症施策推進総合戦略」を踏まえた認知症
患者への適切な医療の評価について
Ⅱ 患者にとって安心・安全で納得できる効果的・
効率的で質が高い医療を実現する視点
1 かかりつけ医の評価、かかりつけ歯科医の評価、
身体疾患を有する認知症患者のケアに関する
評価 79
診療所型認知症疾患医療センターの評価 80
3 地域移行・地域生活支援の充実を含めた質の高い
かかりつけ薬剤師・薬局の評価について
精神医療の評価について
かかりつけ医の評価、かかりつけ歯科医の評価、
地域移行を重点的に進める精神病棟の評価 かかりつけ薬剤師・薬局の評価 重症精神疾患患者に対する集中的な支援の
62
2 情報通信技術(ICT)を活用した医療連携や医療
に関するデータの収集・利活用の推進について
推進 適正化 評価 63
身体合併症を有する精神疾患患者の受入れ
データ提出を要件とする病棟の拡大 63
体制の確保 心臓ペースメーカー等の遠隔モニタリングの
評価 64
早期の機能回復の推進について
83
84
85
86
自殺企図後の患者に対する継続的な指導の
65
回復期リハビリテーション病棟入院料体制強化
66
ADL維持向上等体制加算の施設基準の見直し
133
一般名処方加算の見直し 133
2 退院支援等の取組による在宅復帰の推進について 退院支援等の取組による在宅復帰の推進 生活の質に配慮した歯科医療の充実 3 残薬や重複投薬、不適切な多剤投薬・長期投薬を
99
7 かかりつけ薬剤師・薬局による薬学管理や在宅
134
減らすための取組など医薬品の適正使用の推進に
医療等への貢献度による評価・適正化について
ついて
患者の服薬状況の一元的・継続的な管理の
多剤投薬の患者の減薬を伴う指導の評価 135
135
評価 108
医薬品の適正使用の推進 薬局における対人業務の評価の充実 108
4 患者本位の医薬分業を実現するための調剤報酬の
ンや医療技術の適切な評価について
見直しについて
いわゆる門前薬局の評価の見直し 138
質の高い臨床検査の適正な評価 113
5 重症化予防の取組の推進について
放射線撮影等の適正な評価 113
進行した糖尿病性腎症に対する運動指導の
放射線治療に係る特定保険医療材料の算定 114
評価 141
ニコチン依存症管理料の対象患者の拡大 141
保険医療機関間の連携による病理診断の要件
115
胃瘻造設術・胃瘻造設時嚥下機能評価加算の
人工透析患者の下肢末梢動脈疾患重症化予防の
評価 142
減算要件見直し 116
6 医薬品、医療機器、検査等の適正な評価について 手術等医療技術の適切な評価 117
実勢価格等を踏まえた臨床検査の適正な評価 143
新規医療技術の保険導入等(歯科) 120
自施設交付割合に応じたコンタクトレンズ
先進医療技術の保険導入(歯科) 123
検査料の見直し 144
向精神薬の適切な処方の促進 87
医師主導治験における保険外併用療養費の
人工腎臓の適正な評価 145
医薬品の適正給付 146
専門的な児童・思春期精神科外来医療の評価 89
薬物依存症に対する集団療法の評価 89
医師及び看護師による認知療法・認知行動療法
初期加算、早期加算の算定要件等の見直し 67
の実施 90
廃用症候群リハビリテーション料の新設 69
精神病床における二類感染症管理の評価 91
対象拡大 123
9 DPCに基づく急性期医療の適切な評価について 入院時の経腸栄養用製品の使用に係る給付の
DPC/PDPS(急性期入院医療の診断群分類に
見直し 基づく定額報酬算定制度)の見直し 146
124
4 難病法の施行を踏まえた難病患者への適切な医療
要介護被保険者の維持期リハビリテーションの
の評価について
69
心大血管疾患リハビリテーション料の施設基準
難病法の施行に伴う指定難病の診療の評価 71
生活機能に関するリハビリテーションの実施
92
小児慢性特定疾病の患者に対する医学的管理の
評価 92
場所の拡充 72
指定難病の診断に必要な遺伝学的検査の評価 93
運動器リハビリテーション料の評価の充実 72
5 小児医療、周産期医療の充実、高齢者の増加を
踏まえた救急医療の充実について
リハビリテーション専門職の専従規定の
見直し 73
小児入院医療管理料算定患者の在宅医療への
リンパ浮腫の複合的治療等 73
円滑な移行 摂食機能療法の対象の明確化等 74
重症新生児等を受け入れている小児入院医療
4 明細書無料発行の推進について
明細書無料発行の推進 生活の質に配慮した医療の推進について
評価 86
67
等の見直し 院内処方の外来における後発医薬品使用体制の
98
評価 等 介護保険への移行等 の評価の仕組みの検討について
口腔疾患の重症化予防・口腔機能低下への対応、
見直し 精神科リエゾンチームによる適切な医療の
提供 回復期リハビリテーション病棟における
加算の施設基準の見直し 手厚い医師配置の評価 1 後発医薬品の使用促進・価格適正化、長期収載品
8 医薬品、医療機器、検査等におけるイノベーショ
82
いわゆる「総合病院」の精神病棟における
3 質の高いリハビリテーションの評価等、患者の
アウトカムの評価 81
長期にわたる頻回の精神科デイ・ケア等の
診療情報提供書等の電子的な送受に関する
高める視点
地域がん診療病院・小児がん拠点病院の評価 76
緊急訪問の評価 5 医療保険制度改革法も踏まえた外来医療の機能
Ⅳ 効率化・適正化を通じて制度の持続可能性を
75
① 諮問書(平成28年 1 月13日) 148
② 平成28年度診療報酬改定に係るこれまでの
94
機関に対する評価の充実 94
医療型短期入所サービス中の処置等の評価 95
─ 2 ─
資料
議論の整理(現時点の骨子)( 1 月13日) 参考①平成28年度薬価制度改革の骨子 151
161
②平成28年度保険医療材料制度改革の骨子
163
③ 答申書( 2 月10日) 166
─ 3 ─
20 胸腔鏡・腹腔鏡手術( 3 日間)
21 全身麻酔・脊椎麻酔の手術(16から20を除く)( 2 日
間) 1 医療機能に応じた入院医療の評価について
22 救命等に係る内科的治療( 2 日間)
【基準の見直し】
【基準の見直し】
Ⅰ 地域包括ケアシステムの推進と医療機能の
分化・強化、連携に関する視点
[一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」に係る基 [一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」に係る基
準]
準]
モニタリング及び処置等に係る得点(A得点)が 2 点以 次のいずれかの基準を満たすこと
上、かつ患者の状況等に係る得点(B得点)が 3 点以上。
【Ⅰ- 1 (医療機能の分化・強化/入院医療の評価)-①】
上、かつ患者の状況等に係る得点(B得点)が 3 点以上
骨子【Ⅰ- 1 ⑴】
7 対 1 入院基本料等の施設基準の見直し
(一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の見直し)
第 1 基本的な考え方
「重症度、医療・看護必要度」について、現行の基準を満たす患者以外にも、医療の必要性が高い患者も多くみ
られることから、手術直後の患者、救急搬送後の患者、無菌治療室での管理、認知症・せん妄の患者等を含め、
急性期に密度の高い医療を必要とする状態が「重症度、医療・看護必要度」等において適切に評価されるよう、
見直しを行う。
第 2 具体的な内容
1 .一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」について、急性期に密度の高い医療を必要とする状態が適切に
評価されるよう、項目及び基準の見直しを行う。
・モニタリング及び処置等に係る得点(A得点)が 3 点以
上
・手術等の医学的状況に係る得点(C得点)が 1 点以上
[地域包括ケア病棟入院料における一般病棟用の「重症 [地域包括ケア病棟入院料における一般病棟用の「重症
【評価項目の見直し】
度、医療・看護必要度」に係る基準]
度、医療・看護必要度」に係る基準]
モニタリング及び処置等に係る得点(A得点)が 1 点以 モニタリング及び処置等に係る得点(A得点)が 1 点以
上、又は手術等の医学的状況に係る得点(C得点)が 1 点
上。
以上。
2 .一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の項目の見直しに伴い、各入院料の施設基準に定められている
該当患者割合要件について、見直しを行う。
改定案
現 行
【評価項目の見直し】
・モニタリング及び処置等に係る得点(A得点)が 2 点以
改定案
現 行
【 7 対 1 入院基本料】
【 7 対 1 入院基本料】
一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の基準を 一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の基準を
A項目(モニタリング及び処置等)
A項目(モニタリング及び処置等)
1 ~ 6 略
1 ~ 6 略
7 専門的な治療・処置
7 専門的な治療・処置
① 抗悪性腫瘍剤の使用(注射剤のみ)
① 抗悪性腫瘍剤の使用(注射剤のみ)
一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の基準を 一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の基準を
② 抗悪性腫瘍剤の内服の管理
② 抗悪性腫瘍剤の内服の管理
満たす患者を、10対 1 入院基本料を算定する病棟にあって 満たす患者を、10対 1 入院基本料を算定する病棟にあって
③ 麻薬の使用(注射剤のみ)
③ 麻薬の使用(注射剤のみ)
は0.5割以上入院させる病棟であること。
④ 麻薬の内服・貼付、坐剤の管理
④ 麻薬の内服・貼付、坐剤の管理
⑤ 放射線治療
⑤ 放射線治療
⑥ 免疫抑制剤の管理、
⑥ 免疫抑制剤の管理、
⑦ 昇圧剤の使用(注射剤のみ)
⑦ 昇圧剤の使用(注射剤のみ)
⑧ 抗不整脈剤の使用(注射剤のみ)
⑧ 抗不整脈剤の使用(注射剤のみ)
⑨ 抗血栓塞栓薬の持続点滴の使用
⑨ 抗血栓塞栓薬の持続点滴の使用
⑩ ドレナージの管理
⑩ ドレナージの管理
(新設)
(新設)
B項目(患者の状況等)
8 寝返り
⑪ 無菌治療室での治療
満たす患者を 1 割 5 分以上入院させる病棟であること。
【急性期看護補助体制加算、看護職員夜間配置加算】
満たす患者を 2 割 5 分以上入院させる病棟であること。
【急性期看護補助体制加算、看護職員夜間配置加算】
は0.6割以上入院させる病棟であること。
[経過措置]
平成28年 3 月31日に当該入院料の届出を行っている病棟については、平成28年 9 月30日までの間、上記の基準を満た
しているものとする。
また、平成28年 3 月31日に当該入院料の届出を行っている病棟(病床数200床未満の保険医療機関が有するものに限
る。)であって、当該入院料の病棟群単位の届出を行わないものにあっては、 7 対 1 入院基本料の施設基準について、平
成30年 3 月31日までに限り、一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の基準を満たす患者の割合について、 2 割 5
分を 2 割 3 分と読み替えたものを満たす必要がある。
8 救急搬送( 2 日間)
B項目(患者の状況等)
9 寝返り
9 起き上がり
(削除)
10 座位保持
(削除)
11 移乗
10 移乗
12 口腔清潔
11 口腔清潔
13 食事摂取
12 食事摂取
14 衣服の着脱
13 衣服の着脱
(新設)
14 危険行動
(新設)
15 診療・療養上の指示が通じる
(新設)
C項目(手術等の医学的状況)
16 開頭の手術( 7 日間)
17 開胸の手術( 7 日間)
18 開腹の手術( 5 日間)
19 骨の観血的手術( 5 日間)
20 胸腔鏡・腹腔鏡手術( 3 日間)
21 全身麻酔・脊椎麻酔の手術(16から20を除く)( 2 日
間)
22 救命等に係る内科的治療( 2 日間)
【基準の見直し】
【基準の見直し】
[一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」に係る基
[一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」に係る基
─ 4 ─
準]
準]
モニタリング及び処置等に係る得点(A得点)が 2 点以 次のいずれかの基準を満たすこと
─ 5 ─
Ⅰ 地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する視点
1 医療機能に応じた入院医療の評価について
【Ⅰ- 1 (医療機能の分化・強化/入院医療の評価)-②】
骨子【Ⅰ- 1 ⑴】
重症患者を受け入れている10対 1 病棟に対する評価の充実
第 1 基本的な考え方
10対 1 入院基本料を算定している病棟のうち、一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」に該当する重症患
者を一定程度受け入れている保険医療機関について評価の充実を行う。
第 2 具体的な内容
一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の見直しに伴い、10対 1 入院基本料を算定している病棟につい
て、一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」に該当する患者を受け入れている割合に応じて看護必要度加算
の評価を見直す。
【看護必要度加算(一般病棟入院基本料、特定機能病院入 【看護必要度加算(一般病棟入院基本料、特定機能病院入
院基本料、専門病院入院基本料)】
院基本料、専門病院入院基本料)】
55点 15点 ロ 看護必要度加算 2 45点 ハ 看護必要度加算 3 25点 新
30点 イ 看護必要度加算 1 ロ 看護必要度加算 2 改定案
現 行
料(一般病棟 7 対 1 )、専門病院入院基本料( 7 対 1 )】
料(一般病棟 7 対 1 )、専門病院入院基本料( 7 対 1 )】
[自宅等に退院した患者の割合の基準]
当該病棟を退院する患者に占める、自宅等に退院する 当該病棟を退院する患者に占める、自宅等に退院する
ものの割合が 7 割 5 分以上であること。
[自宅等に退院した患者の割合の分子に含める患者]
ものの割合が 8 割以上であること。
[自宅等に退院した患者の割合の分子に含める患者]
院料(入院医療管理料を含む。)、回復期リハビリテーシ 院料(入院医療管理料を含む。)、回復期リハビリテーシ
イ 看護必要度加算 1
イ 看護必要度加算 1
第 1 基本的な考え方
入院医療における在宅復帰をいっそう推進するために、 7 対 1 入院基本料等の施設基準になっている自宅等に
退院した患者の割合に関する基準の見直しを行う。
第 2 具体的な内容
1 . 7 対 1 一般病棟入院基本料、特定機能病院入院基本料(一般病棟 7 対 1 )、専門病院入院基本料( 7 対 1 )
を算定する病棟について、在宅復帰を推進する観点から自宅等に退院した患者の割合に関する基準の見直しを
行う。
自宅及び居住系介護施設等の他、地域包括ケア病棟入 自宅及び居住系介護施設等の他、地域包括ケア病棟入
[施設基準]
[施設基準]
在宅復帰率の要件見直し
[自宅等に退院した患者の割合の基準]
イ 看護必要度加算 1 (新設)
骨子【Ⅰ- 1 ⑶】
【一般病棟入院基本料( 7 対 1 )、特定機能病院入院基本 【一般病棟入院基本料( 7 対 1 )、特定機能病院入院基本
改定案
現 行
【Ⅰ- 1 (医療機能の分化・強化/入院医療の評価)-④】
一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の基準を 一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の基準を
ョン病棟入院料及び療養病棟入院基本料 1 (在宅復帰機能 ョン病棟入院料及び療養病棟入院基本料 1 (在宅復帰機能
満たす患者を 1 割 5 分以上入院させる病棟であること。
満たす患者を 2 割 4 分以上入院させる病棟であること。
強化加算を算定するものに限る。)を算定する病棟及び病 強化加算を算定するものに限る。)
、有床診療所入院基本
ロ 看護必要度加算 2
ロ 看護必要度加算 2
室並びに介護老人保健施設(いわゆる在宅強化型老健施 料(在宅復帰機能強化加算を算定するものに限る。)、有
一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の基準を 一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の基準を
満たす患者を 1 割以上入院させる病棟であること。
(新設)
満たす患者を 1 割 8 分以上入院させる病棟であること。
設、在宅復帰・在宅療養支援機能加算の届出施設に限 床診療所療養病床入院基本料(在宅復帰機能強化加算を
算定するものに限る。)を算定する病棟及び病室並びに介
る。)に退院した患者。
ハ 看護必要度加算 3
護老人保健施設(いわゆる在宅強化型老健施設、在宅復
一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の基準を
帰・在宅療養支援機能加算の届出施設に限る。)に退院し
満たす患者を 1 割 2 分以上入院させる病棟であること。
た患者。
[経過措置]
平成28年 3 月31日に看護必要度加算 1 又は 2 の届出を行っている病棟については、平成28年 9 月30日までの間、それ
ぞれ看護必要度加算 2 又は 3 の基準を満たしているものとする。
2 .地域包括ケア病棟入院料(入院医療管理料を含む。) 1 を算定する病棟(病室)について、在宅復帰を推進
する観点から自宅等に退院した患者の割合に関する基準の見直しを行う。
改定案
現 行
【地域包括ケア病棟入院料(入院医療管理料を含む。) 1 】 【地域包括ケア病棟入院料(入院医療管理料を含む。) 1 】
【Ⅰ- 1 (医療機能の分化・強化/入院医療の評価)-③】
病棟群単位による届出
骨子【Ⅰ- 1 ⑵】
第 1 基本的な考え方
一般病棟入院基本料の届出について、一定の期間に限り、段階的な届出を可能とすることとし、 7 対 1 入院基
本料から10対 1 入院基本料へ転換の際の雇用等の急激な変動を緩和することで、急性期医療の機能分化を促す。
第 2 具体的な内容
一般病棟入院基本料の届出において、 7 対 1 入院基本料から10対 1 入院基本料に変更する際に限り、保険医療
機関が、平成28年 4 月 1 日から 2 年間、 7 対 1 入院基本料病棟と10対 1 入院基本料病棟を病棟群単位で有するこ
とを可能とする。
[施設基準]
[自宅等に退院した患者の割合の分子に含める患者]
[自宅等に退院した患者の割合の分子に含める患者]
自宅及び居住系介護施設等に退院した患者の他、介護 自宅及び居住系介護施設等に退院した患者の他、介護
老人保健施設(いわゆる在宅強化型老健施設、在宅復 老人保健施設(いわゆる在宅強化型老健施設、在宅復
、有床診
帰・在宅療養支援機能加算の届出施設に限る。)に退院し 帰・在宅療養支援機能加算の届出施設に限る。)
た患者及び療養病棟入院基本料 1 (在宅復帰機能強化加算 療所入院基本料(在宅復帰機能強化加算を算定するもの
を算定するものに限る。)を算定する病棟に退院又は転棟 に限る。)、有床診療所療養病床入院基本料(在宅復帰機
した患者
能強化加算を算定するものに限る。)を算定する病室に退
院した患者及び療養病棟入院基本料 1 (在宅復帰機能強化
加算を算定するものに限る。)を算定する病棟に退院又は
転棟した患者
⑴ 届出可能な保険医療機関は、平成28年 3 月31日時点で直近 3 月以上一般病棟 7 対 1 入院基本料(特定機能病院、専
門病院を含む。)を届け出ており、当該入院基本料を算定する病棟を複数有する保険医療機関であること。
⑵ 病棟の数が 4 以上の保険医療機関が届け出る場合、一つの入院基本料の病棟の数は、複数とすること。
⑶ 病棟群単位の新たな届出は 1 回に限り、平成28年 4 月 1 日から平成29年 3 月31日の期間に行われること。
⑷ 当該届出措置を利用した場合には、平成29年 4 月 1 日以降は、 7 対 1 入院基本料の病床数は、当該保険医療機関の
一般病棟入院基本料の病床数の100分の60以下とすること(特定機能病院は除く。)。
⑸ 当該届出措置を利用した場合は、原則として 7 対 1 入院基本料の病棟と10対 1 入院基本料の病棟との間での転棟は
できないこと。
─ 6 ─
─ 7 ─
⑴ A項目(モニタリング及び処置等)
Ⅰ 地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する視点
【Ⅰ- 1 (医療機能の分化・強化/入院医療の評価)-⑤】
有床診療所における在宅復帰機能強化加算の新設
骨子【Ⅰ- 1 ⑶】
第 1 基本的な考え方
高い在宅復帰機能を有する有床診療所に対する評価を充実させる。
第 2 具体的な内容
1 .有床診療所入院基本料に在宅復帰機能強化加算を設ける。
有床診療所在宅復帰機能強化加算 5 点( 1 日につき)
1点
② 輸液ポンプの管理
1 医療機能に応じた入院医療の評価について
1 点 ② 輸液ポンプの管理
1点
③ シリンジポンプの管理
1 点 ③ シリンジポンプの管理
1点
④ 動脈圧測定
1 点 ④ 動脈圧測定
2点
⑤ 中心静脈圧測定
1 点 ⑤ 中心静脈圧測定
2点
⑥ 人工呼吸器の装着
1 点 ⑥ 人工呼吸器の装着
2点
⑦ 輸血や血液製剤の管理
1 点 ⑦ 輸血や血液製剤の管理
2点
⑧ 肺動脈圧測定
1 点 ⑧ 肺動脈圧測定
2点
⑨ 特殊な治療法等
1 点 ⑨ 特殊な治療法等
2点
新
⑵ B項目(患者の状況等)
[施設基準]
⑴ 有床診療所入院基本料 1 、 2 又は 3 を届け出ている保険医療機関であること。
③ 座位保持
1 ~ 2 点 (削除)
④ 移乗
1 ~ 2 点 ② 移乗
⑤ 口腔清潔
⑵ 次のいずれにも適合すること
① 直近 6 か月間に退院した患者の在宅復帰率が 7 割以上である。
② 在宅に退院した患者の退院後 1 月以内に、当該保険医療機関の職員が当該患者の居宅を訪問することにより、又
は当該保険医療機関が在宅療養を担当する保険医療機関から情報提供を受けることにより、当該患者の在宅におけ
る生活が 1 月以上継続する見込みであることを確認し、記録している。
1~2点
1 点 ③ 口腔清潔
1点
④ 食事摂取
1~2点
⑤ 衣服の着脱
1~2点
⑥ 診療・療養上の指示が通じる
1点
⑦ 危険行動
2点
2 .ハイケアユニット用の「重症度、医療・看護必要度」のB項目について、評価の簡素化を図るため、一般病
棟用の評価と統一する。
⑶ 平均在院日数が60日以下である。
新
2 .有床診療所療養病床入院基本料に在宅復帰機能強化加算を設ける。
有床診療所療養病床在宅復帰機能強化加算 10点( 1 日につき)
改定案
現 行
[施設基準]
⑴ 次のいずれにも適合すること。
① 直近 6 か月間に退院した患者の在宅復帰率が 5 割以上であること。
② 在宅に退院した患者の退院後 1 月以内に、当該保険医療機関の職員が当該患者の居宅を訪問することにより、又
は当該保険医療機関が在宅療養を担当する保険医療機関から情報提供を受けることにより、当該患者の在宅におけ
る生活が 1 月以上(医療区分 3 の患者については14日以上)継続する見込みであることを確認し、記録している。
⑵ 平均在院日数が365日以下である。
【ハイケアユニット入院医療管理料】
【ハイケアユニット入院医療管理料】
[「重症度、医療看護必要度」の基準]
[「重症度、医療看護必要度」の基準]
A項目の得点が 3 点以上かつB項目の得点が 7 点以上で A項目の得点が 3 点以上かつB項目の得点が 4 点以上で
あること。
あること。
⑴ A項目(モニタリング及び処置等)
⑴ A項目(モニタリング及び処置等)
略
略
⑵ B項目(患者の状況等)
① 床上安静の指示
【Ⅰ- 1 (医療機能の分化・強化/入院医療の評価)-⑥】
骨子【Ⅰ- 1 ⑷】
特定集中治療室等における重症度、医療・看護必要度の見直し
第 1 基本的な考え方
特定集中治療室等における重症患者に対する評価を充実させるとともに評価の簡素化を図るため、特定集中治
療室用及びハイケアユニット用の「重症度、医療・看護必要度」の見直しを行う。
第 2 具体的な内容
1 .特定集中治療室用の「重症度、医療・看護必要度」のA項目、B項目及び基準について見直しを行うととも
に、特定集中治療室管理料の施設基準の見直しを行う。
改定案
現 行
1~2点
1 点 (削除)
② 起き上がり
入院から15日以降であること。
⑵ B項目(患者の状況等)
1 ~ 2 点 ① 寝返り
① 寝返り
[算定要件]
⑴ A項目(モニタリング及び処置等)
1 点 ① 心電図モニターの管理
① 心電図モニターの管理
② どちらかの手を胸元まで持ち上げられる
③ 寝返り
④ 起き上がり
⑵ B項目(患者の状況等)
1 点 (削除)
1 点 (削除)
1 ~ 2 点 ① 寝返り
⑤ 座位保持
1 ~ 2 点 (削除)
⑥ 移乗
1 ~ 2 点 ② 移乗
⑦ 移動方法
1~2点
1 点 (削除)
1~2点
1 点 (削除)
⑧ 口腔清潔
1 点 ③ 口腔清潔
1点
⑨ 食事摂取
1 ~ 2 点 ④ 食事摂取
1~2点
⑩ 衣服の着脱
1 ~ 2 点 ⑤ 衣服の着脱
1~2点
⑪ 他者への意思の伝達
1 ~ 2 点 (削除)
【特定集中治療室管理料】
【特定集中治療室管理料】
⑫ 診療・療養上の指示が通じる
1 点 ⑥ 診療・療養上の指示が通じる
1点
[施設基準]
[施設基準]
⑬ 危険行動
1 点 ⑦ 危険行動
2点
特定集中治療室管理料 1 及び 2
特定集中治療室管理料 1 及び 2
特定集中治療室用の「重症度、医療・看護必要度」の 特定集中治療室用の「重症度、医療・看護必要度」の
基準を満たす患者を 9 割以上入院させていること。
基準を満たす患者を 8 割以上入院させていること。
特定集中治療室管理料 3 及び 4
特定集中治療室管理料 3 及び 4
[経過措置]
平成28年 3 月31日に当該入院料の届出を行っている病棟については、平成28年 9 月30日までの間、上記の基準を満た
しているものとする。
特定集中治療室用の「重症度、医療・看護必要度」の 特定集中治療室用の「重症度、医療・看護必要度」の
基準を満たす患者を 8 割以上入院させていること。
[「重症度、医療・看護必要度」の基準]
基準を満たす患者を 7 割以上入院させていること。
[「重症度、医療・看護必要度」の基準]
A項目の得点が 3 点以上かつB項目の得点が 3 点以上で A項目の得点が 4 点以上かつB項目の得点が 3 点以上で
あること。
⑴ A項目(モニタリング及び処置等)
あること。
⑴ A項目(モニタリング及び処置等)
① 心電図モニターの管理
1 点 ① 心電図モニターの管理
1点
② 輸液ポンプの管理
1 点 ② 輸液ポンプの管理
1点
③ シリンジポンプの管理
1 点 ③ シリンジポンプの管理
1点
④ 動脈圧測定
1 点 ④ 動脈圧測定
2点
⑤ 中心静脈圧測定
⑥ 人工呼吸器の装着
⑦ 輸血や血液製剤の管理
1 点 ⑤ 中心静脈圧測定
─ 8 ─
2点
1 点 ⑥ 人工呼吸器の装着
2点
1 点 ⑦ 輸血や血液製剤の管理
2点
─ 9 ─
下記以外は包括とする。
全診療報酬
① 第 2 章第 2 部第 2 節在宅療養指導管理料、第 3 節薬
Ⅰ 地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する視点
1 医療機能に応じた入院医療の評価について
剤料及び第
4 節特定保険医療材料料
② 人工腎臓
【Ⅰ- 1 (医療機能の分化・強化/入院医療の評価)-⑦】
③ 抗悪性腫瘍剤
骨子【Ⅰ- 1 ⑸】
短期滞在手術等基本料 3 の見直し
④ 疼痛コントロールのための医療用麻薬
⑤ エリスロポエチン(人工腎臓又は腹膜灌流を受けて
第 1 基本的な考え方
一定程度治療法が標準化した手術等を新たに短期滞在手術等基本料 3 の対象とするとともに、一部の手術等に
ついて診療の実態に合わせた評価の精緻化等を行う。
第 2 具体的な内容
1 .短期滞在手術等基本料 3 について、対象となる手術等を拡大するとともに、包括とされた部分の出来高実績
点数に応じた評価の見直しを行う。併せて、診療形態に大きな変化がみられた項目や年齢によって出来高実績
点数に大きな違いがみられた項目について、評価の精緻化を行う。
いる患者のうち、腎性貧血状態にあるものに対して投
与された場合に限る。)
⑥ ダルベポエチン(人工腎臓又は腹膜灌流を受けてい
る患者のうち、腎性貧血状態にあるものに対して投与
された場合に限る。)
⑦ インターフェロン製剤(B型肝炎又はC型肝炎の効能
若しくは効果を有するものに限る。)
改定案
現 行
⑧ 抗ウイルス剤(B型肝炎又はC型肝炎の効能若しくは
【短期滞在手術等基本料 3 】
【短期滞在手術等基本料 3 】
効果を有するもの及びHIV感染症の効能若しくは効果を
※ 点数は手術、検査、放射線治療ごとに設定。
有するものに限る。)
[対象手術等]
[対象手術等]
⑨ 血友病の治療に係る血液凝固製剤及び血液凝固因子
イ~チ 略
イ~チ 略
抗体迂回活性複合体
リ K282水晶体再建術 1 眼内レンズを挿入する場合 ロ リ K282水晶体再建術 1 眼内レンズを挿入する場合 ロ
その他のもの(片眼)
その他のもの
ヌ K282水晶体再建術 1 眼内レンズを挿入する場合 ロ
(新設)
その他のもの(両眼)
ヌ K282水晶体再建術 2 眼内レンズを挿入しない場合
ル K282水晶体再建術 2 眼内レンズを挿入しない場合
(片眼)
ヲ K282水晶体再建術 2 眼内レンズを挿入しない場合
(新設)
(両眼)
ワ~タ 略
ル~カ 略
ヨ K633ヘルニア手術 5 鼠径ヘルニア(15歳未満に限 レ K633ヘルニア手術 5 鼠径ヘルニア( 3 歳未満に限
る。)
る。)
(新設)
ソ K633ヘルニア手術 5 鼠径ヘルニア( 3 歳以上 6 歳未
(新設)
ツ K633ヘルニア手術 5 鼠径ヘルニア( 6 歳以上15歳未
満に限る。)
満に限る。)
る。)
る。)
限る。)
限る。)
【総合入院体制加算】
総合入院体制加算 1 240点 総合入院体制加算 1 総合入院体制加算 2 総合入院体制加算 1
ム K634腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)( 6 歳以上15
歳未満に限る。)
要件をすべて満たしていること。
(新設)
ツ~ム 略
ヰ~ヤ 略
マ K616- 4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術
ケ K768体外衝撃波腎・尿管結石破砕術
(新設)
フ M001- 2 ガンマナイフによる定位放射線治療
2 .短期滞在手術等基本料 3 の包括範囲について、一部に高額の医療を要する患者がみられることから、包括範
囲の見直しを行う。
全診療報酬
[施設基準等]
総合入院体制加算 1
要件をすべて満たしていること。
② 当該保険医療機関の算定対象病棟において、一般病
るA得点が 2 点以上又はC得点が 1 点以上の患者が 3 割
(新設)
[包括範囲]
120点 以上であること。
(新設)
改定案
現 行
180点 120点 総合入院体制加算 3 棟用の重症度、医療・看護必要度に係る評価票におけ
ソ K634腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)(15歳以上に ウ K634腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)(15歳以上に
限る。)
240点 総合入院体制加算 2 ① 年間の手術件数が800件以上であること。また、実績 ① 年間の手術件数が800件以上であること。また、実績
歳未満に限る。)
限る。)
改定案
現 行
【総合入院体制加算】
[施設基準等]
ラ K634腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)( 3 歳以上 6
(新設)
第 1 基本的な考え方
総合入院体制加算について、総合的かつ専門的な急性期医療を適切に評価する観点から、加算 1 について、化
学療法の要件の見直しを行うとともに、新たに急性期患者に対する医療の提供密度に関する要件等を追加し、ま
た、加算 2 について、一定程度の実績を満たすことを要件とし、新たに認知症・精神疾患患者等の受入れ体制に
関する要件等を追加した上で評価の見直しを行う。
第 2 具体的な内容
総合入院体制加算について、総合的かつ専門的な急性期医療を適切に評価する観点から、以下のとおり見直し
を行う。
(新設)
レ K634腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)(15歳未満に ナ K634腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)( 3 歳未満に
(新設)
総合入院体制加算の実績要件等の見直し
骨子【Ⅰ- 1 ⑹】
新
タ K633ヘルニア手術 5 鼠径ヘルニア(15歳以上に限 ネ K633ヘルニア手術 5 鼠径ヘルニア(15歳以上に限
【Ⅰ- 1 (医療機能の分化・強化/入院医療の評価)-⑧】
[包括範囲]
下記以外は包括とする。
① 第 2 章第 2 部第 2 節在宅療養指導管理料、第 3 節薬
剤料及び第 4 節特定保険医療材料料
② 人工腎臓
③ 抗悪性腫瘍剤
④ 疼痛コントロールのための医療用麻薬
─ 10 ─
⑤ エリスロポエチン(人工腎臓又は腹膜灌流を受けて
いる患者のうち、腎性貧血状態にあるものに対して投
(新設)
③ 公益財団法人日本医療機能評価機構等が行う医療機
能評価を受けている病院又はこれらに準ずる病院であ
ること。
(新設)
総合入院体制加算 2
① 年間の手術件数が800件以上であること、年間の救急
用の自動車等による搬送件数が2,000件以上であるこ
と。また、実績要件について全て満たしていることが
望ましく、少なくとも 4 つ以上満たしていること。
② 精神科については、24時間対応できる体制(自院又は
他院の精神科医が、速やかに診療に対応できる体制も
含む。)があり、以下のいずれも満たすこと。
イ 精神科リエゾンチーム加算、又は認知症ケア加算
1 の届出を行っていること。
ロ 精神疾患診療体制加算 2 又は救急搬送患者の入院
─ 11 ─
3 日以内の入院精神療法若しくは救命救急入院料の
注 2 の加算の算定件数が年間20件以上であること。
② 精神科については、24時間対応できる体制(自院又は
他院の精神科医が、速やかに診療に対応できる体制も
Ⅰ 地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する視点
含む。)があり、以下のいずれも満たすこと。
1 医療機能に応じた入院医療の評価について
イ 精神科リエゾンチーム加算、又は認知症ケア加算
1 の届出を行っていること。
ロ 精神疾患診療体制加算 2 又は救急搬送患者の入院
3 日以内の入院精神療法若しくは救命救急入院料の
注 2 の加算の算定件数が年間20件以上であること。
③ 当該保険医療機関の算定対象病棟において、一般病
棟用の重症度、医療・看護必要度に係る評価票におけ
るA得点が 2 点以上又はC得点が 1 点以上の患者が 3 割
以上であること。
【Ⅰ- 1 (医療機能の分化・強化/入院医療の評価)-⑨】
地域包括ケア病棟入院料の見直し
第 1 基本的な考え方
地域包括ケア病棟(病室)において、手術、麻酔にかかる費用を包括外とすること等によって、地域包括ケア
システムにおいて比較的軽度な急性期患者に対する入院医療を整備する。
第 2 具体的な内容
1 .地域包括ケア病棟入院料(入院医療管理料を含む)の包括範囲から、手術、麻酔にかかる費用を除外する。
④ 公益財団法人日本医療機能評価機構等が行う医療機
改定案
現 行
能評価を受けている病院又はこれらに準ずる病院であ
【地域包括ケア病棟入院料(入院医療管理料を含む)】
【地域包括ケア病棟入院料(入院医療管理料を含む)】
ること。
[包括範囲]
[包括範囲]
診療に係る費用(注 3 から注 5 に規定する加算、第 2 診療に係る費用(注 3 から注 5 に規定する加算、第 2
総合入院体制加算 3
総合入院体制加算 2
骨子【Ⅰ- 1 -⑺】
① 年間の手術件数が800件以上であること。なお、実績 ① 年間の手術件数が800件以上であること、また実績要
節に規定する臨床研修病院入院診療加算、在宅患者緊急 節に規定する臨床研修病院入院診療加算、在宅患者緊急
件について全て満たしていることが望ましく、少なく
入院診療加算、医師事務作業補助体制加算(一般病棟に 入院診療加算、医師事務作業補助体制加算、地域加算、
とも 2 つ以上を満たしていること。
限る。)、地域加算、離島加算、医療安全対策加算、感染 離島加算、医療安全対策加算、感染防止対策加算、患者
要件を満たすことが望ましい。
② 精神科については、24時間対応できる体制(自院又は ② 精神科については、24時間対応できる体制(自院又は
防止対策加算、患者サポート体制充実加算、救急搬送患 サポート体制充実加算、退院支援加算 1 及びデータ提出
他院の精神科医が、速やかに診療に対応できる体制も
他院の精神科医が、速やかに診療に対応できる体制も
者地域連携受入加算(一般病棟に限る。)及びデータ提出 加算、地域連携診療計画加算(退院支援加算)、第 2 章第
含む。)があれば、必ずしも標榜し、入院医療を行う体
含む。)があり、以下のいずれかを満たすこと。
加算、地域連携診療計画退院時指導料(Ⅰ)、第 2 章第 2
制を必要としないこと。
イ 精神科リエゾンチーム加算、又は認知症ケア加算
1 の届出を行っていること。
働大臣が定める除外薬剤・注射薬の費用を除く。)は、地 部麻酔の費用を除く。)は、地域包括ケア病棟入院料 1 、
ロ 精神疾患診療体制加算 2 又は救急搬送患者の入院
(新設)
1 、地域包括ケア病棟入院料 2 又は地域包括ケア入院医 料 2 又は地域包括ケア入院医療管理料 2 に含まれるもの
注 2 の加算の算定件数が年間20件以上であること。
療管理料 2 に含まれるものとする。
③ 当該保険医療機関の算定対象病棟において、一般病
るA得点が 2 点以上又はC得点が 1 点以上の患者が 2 割
7 分以上であること。
ア) 人工心肺を用いた手術
域包括ケア病棟入院料 1 、地域包括ケア入院医療管理料 地域包括ケア入院医療管理料 1 、地域包括ケア病棟入院
3 日以内の入院精神療法若しくは救命救急入院料の
棟用の重症度、医療・看護必要度に係る評価票におけ
[実績要件]
2 部在宅医療、摂食機能療法、人工腎臓並びに別に厚生
部在宅医療、摂食機能療法、人工腎臓並びに別に厚生労 労働大臣が定める除外薬剤・注射薬、第10部手術、第11
40件/年以上
イ) 悪性腫瘍手術
400件/年以上 イ) 悪性腫瘍手術
400件/年以上
ウ) 腹腔鏡下手術
100件/年以上 ウ) 腹腔鏡下手術
100件/年以上
エ) 放射線治療(体外照射法)
4,000件/年以上 エ) 放射線治療(体外照射法)
4,000件/年以上
オ) 化学療法
4,000件/年以上 オ) 化学療法
1,000件/年以上
カ) 分娩件数
100件/年以上 カ) 分娩件数
100件/年以上
[経過措置]
平成28年 1 月 1 日に総合入院体制加算 1 、加算 2 の届出を行っている保険医療機関については、平成29年 3 月31日ま
での間、それぞれ総合入院体制加算 1 、加算 3 の基準を満たしているものとする。
2 .集中治療室等を持つ保険医療機関において、地域包括ケア病棟入院料の届出病棟数に制限を設ける。
[算定要件]
以下の施設基準を届け出ている保険医療機関又は許可病床数が500床以上の病院においては、地域包括ケア病棟入院
料(入院医療管理料を除く)の届出は 1 病棟に限る。
[実績要件]
40件/年以上 ア) 人工心肺を用いた手術
とする。
⑴ 救命救急入院料
⑵ 特定集中治療室管理料
⑶ ハイケアユニット入院医療管理料
⑷ 脳卒中ケアユニット入院医療管理料
⑸ 小児特定集中治療室管理料
ただし、平成28年 1 月 1 日時点で既に届け出た病棟等についてはこの限りではない。
【Ⅰ- 1 (医療機能の分化・強化/入院医療の評価)-⑩】
骨子【Ⅰ- 1 ⑻】
療養病棟入院基本料 2 における医療区分の高い患者の割合に応じた評価
第 1 基本的な考え方
医療療養病床の機能を有効に活用する観点から、療養病棟入院基本料 2 の病棟においても、医療の必要性の高
い患者を一定程度受け入れるよう求めることとする。
第 2 具体的な内容
療養病棟入院基本料 2 の施設基準に、「当該病棟の入院患者のうち、医療区分 2 又は 3 の患者の割合の合計が
5 割以上」を加える。
ただし、当該基準又は、看護職員の配置基準(25対 1 )のみを満たさない病棟が、別に定める下記の基準を満
たしている場合には、平成30年 3 月31日までに限り、所定点数の100分の95を算定できる。
[別に定める基準]
⑴ 療養病棟入院基本料 2 の施設基準のうち、「看護職員25対 1 」を「看護職員30対 1 」に読み替えたものを満たすこ
と。
⑵ 平成28年 3 月31日時点で 6 か月以上療養病棟入院基本料 1 又は 2 を届け出ていた病棟であること。
[経過措置]
平成28年 3 月31日に当該入院基本料の届出を行っている病棟については、平成28年 9 月30日までの間、上記の基準を
満たしているものとする。
─ 12 ─
─ 13 ─
Ⅰ 地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する視点
1 医療機能に応じた入院医療の評価について
【Ⅰ- 1 (医療機能の分化・強化/入院医療の評価)-⑪】
療養病棟の医療区分のきめ細かな評価
骨子【Ⅰ- 1 ⑼】
第 1 基本的な考え方
療養病棟入院基本料を算定する病棟における医療区分の評価をより適正なものとするため、酸素療法、うつ状
態及び頻回な血糖検査の項目について、きめ細かな状況を考慮するよう見直しを行う。
第 2 具体的な内容
1 .療養病棟入院基本料の医療区分 3 に関する項目の定義又は留意点を次のように変更する。
現 行
改定案
【酸素療法を実施している状態】
【酸素療法を実施している状態】
[項目の定義]
[項目の定義]
酸素療法を実施している状態
【Ⅰ- 1 (医療機能の分化・強化/入院医療の評価)-⑫】
療養病棟の在宅復帰機能強化加算の見直し
第 1 基本的な考え方
療養病棟入院基本料の在宅復帰機能強化加算について、在宅復帰率の算出から入院期間が 1 か月未満の患者が
除外される計算式を見直すとともに、急性期等から受け入れた患者の在宅復帰がより適切に評価されるよう指標
の見直しを行う。
第 2 具体的な内容
療養病棟入院基本料の在宅復帰機能強化加算に関する要件を次のように変更する。
改定案
現 行
[施設基準]
[施設基準]
① 療養病棟入院基本料 1 を届け出ていること。
常時流量 3 L/分以上を必要とする状態又は常時流量 3
① 療養病棟入院基本料 1 を届け出ていること。
L/分未満を必要とする状態であってNYHA重症度分類のⅢ
② 当該病棟から退院した患者(当該病棟に入院した期 ② 当該病棟から退院した患者(自院の他病棟から当該
度若しくはⅣ度の心不全の状態又は肺炎等急性増悪によ
間が 1 月以上のものに限る。)に占める在宅に退院した
病棟に転棟した患者については、当該病棟に入院した
り点滴治療を実施した場合。ただし、肺炎等急性増悪に
患者の割合が 5 割以上であること。
期間が 1 月以上のものに限る。)に占める在宅に退院し
た患者の割合が 5 割以上であること。
より点滴治療を実施した場合については、30日間は本項目
③ 退院患者の在宅生活が 1 月以上(医療区分 3 の患者 ③ 退院患者の在宅生活が 1 月以上(医療区分 3 の患者
に該当する。
2 .療養病棟入院基本料の医療区分 2 に関する項目の定義又は留意点を次のように変更する。
現 行
改定案
【酸素療法を実施している状態】
【酸素療法を実施している状態】
[項目の定義]
[項目の定義]
(新設)
については14日以上)継続することを確認しているこ
については14日以上)継続することを確認しているこ
と。
と。
④ 30.4を当該病棟の入院患者の平均在院日数で除して得 ④ 自院又は他院の一般病棟・地域包括ケア病棟(病室)
た数が、100分の10以上であること。
から当該病棟に入院し自宅・居住系介護施設等に退院
した年間の患者(自院の他病棟から当該病棟に転棟し
酸素療法を実施している状態(医療区分 3 に該当する
て 1 か月以内に退院した患者は除く。)の数を当該病棟
状態を除く。)
の年間平均入院患者数で除した数が100分の10以上であ
【頻回の血糖検査を実施している状態】
【頻回の血糖検査を実施している状態】
[留意点]
[留意点]
糖尿病に対するインスリン治療を行っているなどの、 1 糖尿病に対するインスリン製剤又はソマトメジンC製剤
日 3 回以上の頻回の血糖検査が必要な状態に限る。な の注射を 1 日 1 回以上行い、 1 日 3 回以上の頻回な血糖検
お、検査日から 3 日間まで、本項目に該当するものとす 査を実施している状態に限る。なお、検査日から 3 日間
る。
ること。
[経過措置]
平成28年 3 月31日に当該加算の届出を行っている病棟については、平成28年 9 月30日までの間、上記の基準を満たし
ているものとする。
まで、本項目に該当するものとする。
【うつ症状に対する治療を実施している状態】
【うつ症状に対する治療を実施している状態】
[項目の定義]
[項目の定義]
うつ症状に対する治療を実施している状態(うつ症状 うつ症状に対する治療を実施している状態(精神保健
に対する薬を投与している場合、入院精神療法、精神科 指定医がうつ症状に対する薬を投与している場合、うつ
作業療法及び心身医学療法など、『診療報酬の算定方法』 症状に対する入院精神療法、精神科作業療法及び心身医
別表第 1 第 2 章第 8 部の精神科専門療法のいずれかを算 学療法など、『診療報酬の算定方法』別表第 1 第 2 章第 8
定している場合に限る。)
骨子【Ⅰ- 1 ⑽】
部の精神科専門療法のいずれかを算定している場合に限
る。)
─ 14 ─
─ 15 ─
Ⅰ 地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する視点
【Ⅰ- 1 (医療機能の分化・強化/入院医療の評価)-⑬】
障害者施設等入院基本料等における脳卒中患者の評価
1 医療機能に応じた入院医療の評価について
骨子【Ⅰ- 1 ⑾】
新
第 1 基本的な考え方
障害者施設等入院基本料・特殊疾患病棟入院料の病棟や特殊疾患入院医療管理料の病室に入院する意識障害を
有する脳卒中患者の多くは、本来当該病棟への入院が想定される状態像とは異なっており、こうした患者が当該
病棟に入院を要する場合について、療養病棟の評価体系を踏まえた見直しを行う。
第 2 具体的な内容
1 .障害者施設等入院基本料の見直し
7 対 1 入院基本料及び10対 1 入院基本料の施設基準を届け出た病棟に入院する場合
医療区分 2 に相当する場合 1,465点
医療区分 1 に相当する場合 1,331点
13対 1 入院基本料の施設基準を届け出た病棟に入院する場合
医療区分 2 に相当する場合 1,317点
医療区分 1 に相当する場合 1,184点
15対 1 入院基本料の施設基準を届け出た病棟に入院する場合
医療区分 2 に相当する場合 1,219点
医療区分 1 に相当する場合 1,086点
新
新
[算定要件]
当該病棟に入院する重度の意識障害者(脳卒中の後遺症の患者に限る。)の疾患及び状態等が療養病棟入院基本料に
規定する医療区分 1 又は 2 に相当する場合は、各々医療区分に従い、所定点数を算定する。医療区分 3 相当のものは、
従来通り、障害者施設等入院基本料に規定する所定点数を算定する。
[包括範囲]
特掲診療料の包括範囲については療養病棟入院基本料と同様とし、入院基本料等加算等については、障害者施設等入
院基本料の規定に従う。
新
2 .特殊疾患病棟入院料及び特殊疾患入院医療管理料の見直し
特殊疾患病棟入院料 1 の施設基準を届け出た病棟に入院する場合
医療区分 2 に相当する場合 1,857点
医療区分 1 に相当する場合 1,701点
特殊疾患病棟入院料 2 の施設基準を届け出た病棟に入院する場合
医療区分 2 に相当する場合 1,608点
医療区分 1 に相当する場合 1,452点
特殊疾患入院医療管理料の施設基準を届け出た病室に入院する場合
医療区分 2 に相当する場合 1,857点
医療区分 1 に相当する場合 1,701点
新
新
[算定要件]
当該病棟又は病室に入院する重度の意識障害者(脳卒中の後遺症の患者に限る。)であって、当該患者の疾患及び状
態等が療養病棟入院基本料に規定する医療区分 1 又は 2 に相当する場合は、各々医療区分に従い、所定点数を算定す
る。医療区分 3 相当のものは、従来通り、特殊疾患病棟入院料又は特殊疾患入院医療管理料に規定する所定点数を算定
する。
【Ⅰ- 1 (医療機能の分化・強化/入院医療の評価)-⑭】
入院中の他医療機関受診時における減算規定の緩和
骨子【Ⅰ- 1 ⑿】
第 1 基本的な考え方
入院中の患者が、異なる診療科の疾患を有する場合にも診断・治療が円滑に行われるよう、入院中の他医療機
関受診時の減算について、診療科の少ない保険医療機関等に配慮し、控除率を緩和する。
第 2 具体的な内容
精神科病院や有床診療所など、特に診療科の少ない保険医療機関等に配慮し、控除率を緩和するとともに、透
析又は共同利用を進めている機器による検査のみを目的とする場合の算定方法は活用されていないため廃止する。
改定案
現 行
【入院中の患者の他医療機関への受診について】
【入院中の患者の他医療機関への受診について】
[出来高入院料の場合]
[出来高入院料の場合]
出来高入院料は当該出来高入院料の基本点数の30%を 出来高入院料は当該出来高入院料の基本点数の10%を
控除した点数により算定すること。
控除した点数により算定すること。
ただし、結核病棟入院基本料、精神病棟入院基本料、 (削除)
特定機能病院入院基本料(結核病棟及び精神病棟に限
る。)又は有床診療所入院基本料を算定している場合であ
って、透析又は共同利用を進めている機器による検査の
みを目的として他医療機関を受診した場合は、当該出来
高入院料の基本点数の15%を控除した点数により算定す
る。
[特定入院料等(包括診療行為算定)の場合]
[特定入院料等(包括診療行為算定)の場合]
特定入院料等を算定している場合であって、当該他医 特定入院料等を算定している場合であって、当該他医
療機関において特定入院料等に含まれる診療に係る費用 療機関において特定入院料等に含まれる診療に係る費用
(特掲診療料に限る。)を算定する場合は、特定入院料等 (特掲診療料に限る。)を算定する場合は、特定入院料等
は、当該特定入院料等の基本点数の70%を控除した点数 は、当該特定入院料等の基本点数の40%を控除した点数
により算定すること。
により算定すること。
ただし、精神科救急入院料、精神科急性期治療病棟入 ただし、精神療養病棟入院料、認知症治療病棟入院料
院料、精神科救急・合併症入院料、児童・思春期入院医 又は有床診療所療養病床入院基本料を算定している場合
療管理料、精神療養病棟入院料又は認知症治療病棟入院 は、当該特定入院料等の基本点数の20%を控除した点数
料を算定している場合であって、透析又は共同利用を進 により算定する。
めている機器による検査のみを目的として他医療機関を
受診した場合は、当該特定入院料等の基本点数の55%を
控除した点数により算定する。この場合において、認知
症治療病棟入院料を算定している患者であって透析のみ
を目的として他医療機関を受診する患者については、入
院日から起算して61日以上の場合に限る。
[特定入院料等(包括診療行為未算定)の場合]
[特定入院料等(包括診療行為未算定)の場合]
特定入院料等を算定している場合であって、当該他医 特定入院料等を算定している場合であって、当該他医
療機関において特定入院料等に含まれる診療に係る費用 療機関において特定入院料等に含まれる診療に係る費用
(特掲診療料に限る。)を算定しない場合は、特定入院料 (特掲診療料に限る。)を算定しない場合は、特定入院料
等は、当該特定入院料等の基本点数の30%を控除した点 等は、当該特定入院料等の基本点数の10%を控除した点
数により算定すること。
数により算定すること。
ただし、有床診療所療養病床入院基本料を算定してい (削除)
る場合であって、透析又は共同利用を進めている機器に
よる検査のみを目的として他医療機関を受診した場合、
又は、認知症治療病棟入院料を算定している場合(入院
日から起算して60日以内に限る。)であって、透析のみを
目的として他医療機関受診をした場合は、当該特定入院
料等の基本点数の15%を控除した点数により算定する。
─ 16 ─
─ 17 ─
資料③ 答申書
資料③ 答申書
資料③
厚生労働大臣 塩崎 恭久 殿
平成28年 2 月10日
中央社会保険医療協議会
会長 田辺 国昭
答 申 書
(平成28年度診療報酬改定について)
平成28年 1 月13日付け厚生労働省発保0113第 1 号を
もって諮問のあった件について、別紙 1 から別紙 8 ま
での改正案〔編注:本書第 2 部参照〕を答申する。
なお、答申に当たっての本協議会の意見は、別添の
とおりである。
(別添)
答申書附帯意見
1 . 急性期、回復期、慢性期等の入院医療の機能分
化・連携の推進等について、次に掲げる事項等の影
響を調査・検証し、引き続き検討すること。
・一般病棟入院基本料・特定集中治療室管理料にお
ける「重症度、医療・看護必要度」等の施設基準
の見直しの影響(一般病棟入院基本料の施設基準
の見直しが平均在院日数に与える影響を含む)
・地域包括ケア病棟入院料の包括範囲の見直しの影響
・療養病棟入院基本料等の慢性期入院医療における
評価の見直しの影響
・夜間の看護要員配置における要件等の見直しの影響
あわせて、短期滞在手術基本料及び総合入院体制
加算の評価の在り方、救急患者の状態を踏まえた救
急医療管理加算等の評価の在り方、退院支援におけ
る医療機関の連携や在宅復帰率の評価の在り方、療
養病棟を始め各病棟における患者像を踏まえた適切
な評価の在り方、医療従事者の負担軽減にも資する
チーム医療の推進等について、引き続き検討すること。
2 .DPCにおける調整係数の機能評価係数Ⅱの置き
換えに向けた適切な措置について検討するととも
に、医療機関群、機能評価係数Ⅱの見直し等につい
て引き続き調査・検証し、その在り方について引き
続き検討すること。
3 .かかりつけ医・かかりつけ歯科医に関する評価等
の影響を調査・検証し、外来医療・歯科医療の適切
な評価の在り方について引き続き検討すること。
4 .紹介状なしの大病院受診時の定額負担の導入の影
響を調査・検証し、外来医療の機能分化・連携の推
進について引き続き検討すること。
5 .質が高く効率的な在宅医療の推進について、重症
度や居住形態に応じた評価の影響を調査・検証する
とともに、在宅専門の医療機関を含めた医療機関の
特性に応じた評価の在り方、患者の特性に応じた訪
問看護の在り方等について引き続き検討すること。
6 .回復期リハビリテーション病棟におけるアウトカ
ム評価の導入、維持期リハビリテーションの介護保
険への移行状況、廃用症候群リハビリテーションの
実施状況等について調査・検証し、それらの在り方
について引き続き検討すること。
7 .精神医療について、デイケア・訪問看護や福祉サ
ービス等の利用による地域移行・地域生活支援の推
進、入院患者の状態に応じた評価の在り方、適切な
向精神薬の使用の推進の在り方について引き続き検
討すること。
8 .湿布薬の処方に係る新たなルールの導入の影響も
含め、残薬、重複・多剤投薬の実態を調査・検証
し、かかりつけ医とかかりつけ薬剤師・薬局が連携
して薬剤の適正使用を推進する方策について引き続
き検討すること。あわせて、過去の取組の状況も踏
まえつつ、医薬品の適正な給付の在り方について引
き続き検討すること。
9 .医薬品・医療機器の評価の在り方に費用対効果の
観点を試行的に導入することを踏まえ、本格的な導
入について引き続き検討すること。
あわせて、著しく高額な医療機器を用いる医療技
術の評価に際して費用対効果の観点を導入する場合
の考え方について検討すること。
10.患者本位の医薬分業の実現のための取組の観点か
ら、かかりつけ薬剤師・薬局の評価やいわゆる門前薬
局の評価の見直し等、薬局に係る対物業務から対人
業務への転換を促すための措置の影響を調査・検証
し、調剤報酬の在り方について引き続き検討すること。
11.後発医薬品に係る数量シェア80%目標を達成する
ため、医療機関や薬局における使用状況を調査・検
証し、薬価の在り方や診療報酬における更なる使用
促進について検討すること。
12.ニコチン依存症管理料による禁煙治療の効果につ
いて調査・検証すること。
13.経腸栄養用製品を含めた食事療養に係る給付につ
いて調査を行い、その在り方について検討すること。
14.在宅自己注射指導管理料等の評価の在り方につい
て引き続き検討すること。
15.未承認薬・適応外薬の開発の進捗、新薬創出のた
めの研究開発の具体的成果も踏まえた新薬創出・適応
外薬解消等促進加算の在り方、薬価を下支えする制度
として創設された基礎的医薬品への対応の在り方、年
間販売額が極めて大きい医薬品を対象とした市場拡大
再算定の特例の在り方について引き続き検討すること。
16.公費負担医療に係るものを含む明細書の無料発行
の促進について、影響を調査・検証し、その在り方
について引き続き検討すること。
17.診療報酬改定の結果検証等の調査について、NDB
等の各種データの活用により調査の客観性の確保を
図るとともに、回答率の向上にも資する調査の簡素
化について検討すること。また、引き続き調査分析
手法の向上について検討し、調査の信頼性の確保に
努めること。
18.ICTを活用した医療情報の共有の評価の在り方を
検討すること。
─ 166 ─
第2部
点数表 新旧対照表
Ⅰ 医科診療報酬点数表
第1章 基本診療料
第1部 初・再診料…………………………………
第2部 入院料等……………………………………
第2章 特掲診療料
第1部 医学管理等…………………………………
第2部 在宅医療……………………………………
第3部 検査…………………………………………
⑴①新検査項目一覧 ………………………………
②名称を変更する項目 …………………………
③1つの検査を複数に分ける項目 ……………
⑵新設、注の追加・見直し等 ……………………
第4部 画像診断……………………………………
第5部 投薬…………………………………………
第6部 注射…………………………………………
第7部 リハビリテーション………………………
第8部 精神科専門療法……………………………
第9部 処置…………………………………………
第10部 手術 ………………………………………
168
174
246
277
305
305
327
327
328
331
340
345
350
360
374
391
⑴①新手術項目一覧 …………………………… 391
②名称を変更する項目 ……………………… 435
⑵新設、通則・注の見直し等 ………………… 436
第11部 麻酔 ………………………………………
第12部 放射線治療 ………………………………
第13部 病理診断 …………………………………
第3章 介護老人保健施設入所者に係る診療料…
第4章 経過措置……………………………………
改正告示 前文(適用年月日) ………………………
443
449
453
456
459
459
Ⅱ 調剤報酬点数表 …………………………… 460
Ⅲ 療養担当規則等 …………………………… 470
Ⅳ 入院時食事療養費・保険外併用療養費 474
─ 167 ─
─ ─
167
項
Ⅰ
第
章
第
部
項
目
現
医科診療報酬点数表 新旧対照表
基本診療料
注
初・再診料
目
現
行
改
正
通則
【通則の見直し】
第
節
健康保険法第63条第 項第 号及び高齢者
医療確保法第64条第 項第 号の規定による
初診及び再診の費用は、第 節又は第 節の
各区分の所定点数により算定する。ただし、
同時に 以上の傷病について初診を行った場
合又は再診を行った場合には、区分番号A
000に掲げる初診料の注 のただし書、区分
番号A001に掲げる再診料の注 及び区分番
号A002に掲げる外来診療料の注 に規定す
る場合を除き、初診料又は再診料(外来診療
料を含む。)は、 回として算定する。
歯科診療及び歯科診療以外の診療を併せて
行う保険医療機関にあっては、歯科診療及び
歯科診療以外の診療につき、それぞれ別に初
診料又は再診料(外来診療料を含む。)を算定
する。
入院中の患者(第 部第 節に規定する短
期滞在手術基本料を算定する患者を含む。
)
に対する再診の費用は、第 部第 節、第
節又は第 節の各区分の所定点数に含まれる
ものとする。
初診料
A000 初診料
282点
注
保険医療機関において初診を行った場合
に算定する。
注
病院である保険医療機関(特定機能病院
(医療法(昭和23年法律第205号)第 条の
第 項に規定する特定機能病院をいう。
以下この表において同じ。)及び許可病床
(同法の規定に基づき許可を受け、若しく
は届出をし、又は承認を受けた病床をい
う。以下この表において同じ。)の数が500
以上である地域医療支援病院(同法第 条
第 項に規定する地域医療支援病院をい
う。以下この表において同じ。)に限る。
)
であって、初診の患者に占める他の病院又
は診療所等からの文書による紹介があるも
のの割合等が低いものにおいて、別に厚生
労働大臣が定める患者に対して初診を行っ
た場合には、注 の規定にかかわらず、
209点を算定する。
注
病院である保険医療機関(許可病床数が
500床以上である病院(特定機能病院、地
域医療支援病院及び医療法第 条第 項第
号に規定する一般病床に係るものの数が
200未満の病院を除く。
)に限る。
)であっ
て、初診の患者に占める他の病院又は診療
所等からの文書による紹介があるものの割
― 168 ―
注
入院中の患者(第 部第 節に規定する短
期滞在手術等基本料を算定する患者を含む。
)
に対する再診の費用(区分番号A001に掲げ
る再診料の注 及び注 に規定する加算並び
に区分番号A002に掲げる外来診療料の注
及び注 に規定する加算を除く。
)は、第
部第 節、第 節又は第 節の各区分の所定
点数に含まれるものとする。
注
注
注
注
行
合等が低いものにおいて、別に厚生労働大
臣が定める患者に対して初診を行った場合
には、注 の規定にかかわらず、209点を
算定する。
当該保険医療機関(許可病床数が200床
以上である病院に限る。)における医療用
医薬品の取引価格の妥結率(当該保険医療
機関において購入された使用薬剤の薬価
(薬価基準)
(平成20年厚生労働省告示第
495号。以下「薬価基準」という。)に収載
されている医療用医薬品の薬価総額(各医
療用医薬品の規格単位数量に薬価を乗じた
価格を合算したものをいう。以下同じ。)
に占める卸売販売業者(医薬品、医療機器
等の品質、有効性及び安全性の確保等に関
する法律(昭和35年法律第145号)第34条
第 項に規定する卸売販売業者をいう。)
と当該保険医療機関との間での取引価格が
定められた薬価基準に収載されている医療
用医薬品の薬価総額の割合をいう。以下同
じ。)が 割以下の保険医療機関において
初診を行った場合には、注 の規定にかか
わらず、209点を算定する。
傷病の診療継続中に他の傷病が発生し
て初診を行った場合は、それらの傷病に係
る初診料は、併せて 回とし、第 回の初
診のときに算定する。ただし、同一保険医
療機関において、同一日に他の傷病につい
て、新たに別の診療科を初診として受診し
た 場 合 は、 つ 目 の 診 療 科 に 限 り 141 点
(注 から注 までに規定する場合にあっ
ては、104点)を算定できる。ただし書の
場合においては、注 から注 までに規定
する加算は算定しない。
歳未満の乳幼児に対して初診を行った
場合は、75点を所定点数に加算する。ただ
し、注 又は注 に規定する加算を算定す
る場合は算定しない。
保険医療機関が表示する診療時間以外の
時間(深夜(午後10時から午前 時までの
間をいう。以下この表において同じ。)及
び 休 日 を 除 く。以 下 こ の 表 に お い て 同
じ。)、休日(深夜を除く。以下この表にお
いて同じ。)又は深夜において初診を行っ
た場合は、それぞれ85点、250点又は480点
( 歳未満の乳幼児の場合においては、そ
れぞれ200点、365点又は695点)を所定点
数に加算する。ただし、専ら夜間における
救急医療の確保のために設けられている保
険医療機関にあっては、夜間であって別に
厚生労働大臣が定める時間において初診を
行った場合は、230点( 歳未満の乳幼児
の場合においては、345点)を所定点数に
加算する。
小児科を標榜する保険医療機関(注 の
ただし書に規定するものを除く。)にあっ
ては、夜間であって別に厚生労働大臣が定
める時間、休日又は深夜(当該保険医療機
関が表示する診療時間に限る。)において
歳未満の乳幼児に対して初診を行った場
合は、注 の規定にかかわらず、それぞれ
200点、365点又は695点を所定点数に加算
する。
別に厚生労働大臣が定める施設基準に適
合しているものとして地方厚生局長等に届
― 169 ―
改
正
→
第60号
→
施設基準を満たす保険医療機関
項
目
現
行
改
正
項
け出た保険医療機関(診療所に限る。)が、
午後 時(土曜日にあっては正午)から午
前 時までの間(深夜及び休日を除く。)
、
休日又は深夜であって、当該保険医療機関
が表示する診療時間内の時間において初診
を行った場合は、夜間・早朝等加算とし
て、50点を所定点数に加算する。ただし、
注 のただし書又は注 に規定する加算を
算定する場合にあっては、この限りでな
い。
第
節
再診料
A001 再診料
A001 再診料
72点
注
保険医療機関(許可病床のうち医療法第
条第 項第 号に規定する一般病床に係
るものの数が200以上のものを除く。
)にお
いて再診を行った場合に算定する。
注
当該保険医療機関(許可病床数が200床
以上である病院に限る。)における医療用
医薬品の取引価格の妥結率が 割以下の保
険医療機関において再診を行った場合に
は、注 の規定にかかわらず、53点を算定
する。
注
同一保険医療機関において、同一日に他
の傷病について、別の診療科を再診として
受診した場合は、注 の規定にかかわら
ず、 つ目の診療科に限り、36点(注 に
規定する場合にあっては、26点)を算定す
る。この場合において、注 から注 ま → 注 から注 まで及び注10から注13まで
で、注10から注12までに規定する加算は算
定しない。
注
歳未満の乳幼児に対して再診を行った
場合は、38点を所定点数に加算する。ただ
し、注 又は注 に規定する加算を算定す
る場合は算定しない。
注
保険医療機関が表示する診療時間以外の
時間、休日又は深夜において再診を行った
場合は、それぞれ65点、190点又は420点
( 歳未満の乳幼児の場合においては、そ
れぞれ135点、260点又は590点)を所定点
数に加算する。ただし、区分番号A000に
掲げる初診料の注 のただし書に規定する
保険医療機関にあっては、同注のただし書
に規定する時間において再診を行った場合
は、180点( 歳未満の乳幼児の場合にあ
っては、250点)を所定点数に加算する。
注
小児科を標榜する保険医療機関(区分番
号A000に掲げる初診料の注 のただし書
に規定するものを除く。)にあっては、夜
間であって別に厚生労働大臣が定める時
間、休日又は深夜(当該保険医療機関が表
示する診療時間に限る。)において 歳未
満の乳幼児に対して再診を行った場合は、
注 の規定にかかわらず、それぞれ135点、
260点又は590点を所定点数に加算する。
注
区分番号A000に掲げる初診料の注 に
規定する別に厚生労働大臣が定める施設基 → 施設基準を満たす保険医療機関
準に適合しているものとして地方厚生局長
等に届け出た保険医療機関(診療所に限
る。)が、午後 時(土曜日にあっては正
午)から午前 時までの間(深夜及び休日
を除く。)、休日又は深夜であって、当該保
険医療機関が表示する診療時間内の時間に
― 170 ―
【注の追加】
A002 外来診療料
目
現
行
改
正
おいて再診を行った場合は、夜間・早朝等
加算として、50点を所定点数に加算する。
ただし、注 のただし書又は注 に規定す
る場合にあっては、この限りでない。
注
入院中の患者以外の患者に対して、慢性
疼痛疾患管理並びに別に厚生労働大臣が定
める検査並びに第 部リハビリテーショ
ン、第 部精神科専門療法、第 部処置、
第10部手術、第11部麻酔及び第12部放射線
治療を行わないものとして別に厚生労働大
臣が定める計画的な医学管理を行った場合
は、外来管理加算として、52点を所定点数
に加算する。
注
患者又はその看護に当たっている者から
電話等によって治療上の意見を求められて
指示をした場合においても、再診料を算定
することができる。ただし、この場合にお
いて、注 の外来管理加算及び注12の地域 → 注 の外来管理加算、注12の地域包括診療
包括診療加算は算定しない。
加算及び注13の認知症地域包括診療加算
注10 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適
合しているものとして地方厚生局長等に届
け出た保険医療機関(診療所に限る。)に
おいて再診を行った場合には、当該基準に
係る区分に従い、次に掲げる点数をそれぞ
れ所定点数に加算する。
イ 時間外対応加算
点
ロ 時間外対応加算
点
ハ 時間外対応加算
点
注11 個別の費用の計算の基礎となった項目ご
とに記載した明細書の発行等につき別に厚
生労働大臣が定める施設基準に適合してい → 施設基準を満たす保険医療機関
るものとして地方厚生局長等に届け出た保
険医療機関(診療所に限る。)を受診した
患者については、明細書発行体制等加算と
して、 点を所定点数に加算する。
注12 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適
合しているものとして地方厚生局長等に届
け出た保険医療機関(診療所に限る。)に
おいて、脂質異常症、高血圧症、糖尿病又
は認知症のうち 以上の疾患を有する患者
に対して、患者の同意を得て、療養上必要
な指導及び診療を行った場合には、地域包
括診療加算として、20点を所定点数に加算
する。
(追加) 注13 別に厚生労働大臣が定める施設基準を満
たす保険医療機関(診療所に限る。)にお
いて、認知症の患者(認知症以外に 以上
の疾患(疑いのものを除く。)を有するも
のであって、 処方につき 種類を超える
内服薬の投薬を行った場合及び 処方につ
き抗うつ薬、抗精神病薬、抗不安薬又は睡
眠薬を合わせて 種類を超えて投薬を行っ
た場合のいずれにも該当しないものに限
る。)に対して、患者又はその家族等の同
意を得て、療養上必要な指導及び診療を行
った場合には、認知症地域包括診療加算と
して、30点を所定点数に加算する。
A002 外来診療料
73点
注
許可病床のうち医療法第 条第 項第
号に規定する一般病床に係るものの数が
200以上である保険医療機関において再診
を行った場合に算定する。
注
病院である保険医療機関(特定機能病院
及び許可病床数が500床以上である地域医
― 171 ―
項
目
現
注
注
注
【注の見直し】
注
行
改
正
療支援病院に限る。)であって、初診の患
者に占める他の病院又は診療所等からの文
書による紹介があるものの割合等が低いも
のにおいて、別に厚生労働大臣が定める患
者に対して再診を行った場合には、注 の
規定にかかわらず、54点を算定する。
病院である保険医療機関(許可病床数が
500床以上である病院(特定機能病院及び
地域医療支援病院を除く。)に限る。
)であ
って、初診の患者に占める他の病院又は診
療所等からの文書による紹介があるものの
割合等が低いものにおいて、別に厚生労働
大臣が定める患者に対して再診を行った場
合には、注 の規定にかかわらず、54点を
算定する。
当該保険医療機関における医療用医薬品
の取引価格の妥結率が 割以下の保険医療
機関において再診を行った場合には、注
の規定にかかわらず、54点を算定する。
同一保険医療機関において、同一日に他
の傷病について、別の診療科を再診として
受診した場合は、注 の規定にかかわら
ず、 つ目の診療科に限り36点(注 から
注 までに規定する場合にあっては、26
点)を算定する。この場合において、注
のただし書及び注 から注 までに規定す
る加算は算定しない。
第 章第 部検査及び第 部処置のうち 注
第 章第 部検査及び第 部処置のうち
次に掲げるものは、外来診療料に含まれる
次に掲げるものは、外来診療料に含まれる
ものとする。ただし、第 章第 部第 節
ものとする。ただし、第 章第 部第 節
第 款検体検査実施料の通則第 号に規定
第 款検体検査実施料の通則第 号に規定
する加算は、外来診療料に係る加算として
する加算は、外来診療料に係る加算として
別に算定することができる。
別に算定することができる。
イ 尿検査
イ 尿検査
区分番号D000からD002までに掲げる
区分番号D000からD002-2までに掲げ
もの
るもの
ロ 糞便検査
ロ∼ツ (略)
区分番号D003に掲げるもの
ハ 血液形態・機能検査
区分番号D005( のうちヘモグロビ
ンA1c(HbA1c )、12デオキシチミジン
キナーゼ(TK)活性、13ターミナルデ
オキシヌクレオチジルトランスフェラー
ゼ(TdT)、14骨髄像及び15造血器腫瘍
細胞抗原検査(一連につき)を除く。)
に掲げるもの
ニ 創傷処置
100平方センチメートル未満のもの及
び100平方センチメートル以上500平方セ
ンチメートル未満のもの
ホ 削除
ヘ 皮膚科軟膏処置
100平方センチメートル以上500平方セ
ンチメートル未満のもの
ト 膀胱洗浄
チ 腟洗浄
リ 眼処置
ヌ 睫毛抜去
ル 耳処置
ヲ 耳管処置
ワ 鼻処置
カ 口腔、咽頭処置
ヨ 間接喉頭鏡下喉頭処置
タ ネブライザー
レ 超音波ネブライザー
― 172 ―
項
目
現
行
ソ
ツ
介達牽引
消炎鎮痛等処置
注
歳未満の乳幼児に対して再診を行った
場合は、38点を所定点数に加算する。ただ
し、注 又は注 に規定する加算を算定す
る場合は算定しない。
注
保険医療機関が表示する診療時間以外の
時間、休日又は深夜において再診を行った
場合は、それぞれ65点、190点又は420点
( 歳未満の乳幼児の場合においては、そ
れぞれ135点、260点又は590点)を所定点
数に加算する。ただし、区分番号A000に
掲げる初診料の注 のただし書に規定する
保険医療機関にあっては、同注のただし書
に規定する時間において再診を行った場合
は、180点( 歳未満の乳幼児の場合にお
いては、250点)を所定点数に加算する。
注
小児科を標榜する保険医療機関(区分番
号A000に掲げる初診料の注 のただし書
に規定するものを除く。)にあっては、夜
間であって別に厚生労働大臣が定める時
間、休日又は深夜(当該保険医療機関が表
示する診療時間に限る。)において 歳未
満の乳幼児に対して再診を行った場合は、
注 の規定にかかわらず、それぞれ135点、
260点又は590点を所定点数に加算する。
― 173 ―
改
正
項
第
章
項
基本診療料 第
目
現
部
行
改
正
第
健康保険法第63条第 項第 号及び高齢者
医療確保法第64条第 項第 号による入院及
び看護の費用は、第 節から第 節までの各
区分の所定点数により算定する。この場合に
おいて、特に規定する場合を除き、通常必要
とされる療養環境の提供、看護及び医学的管
理に要する費用は、第 節、第 節又は第
節の各区分の所定点数に含まれるものとす
る。
同一の保険医療機関において、同一の患者
につき、第 節の各区分に掲げる入院基本料
(特別入院基本料及び月平均夜勤時間超過減
算(以下「特別入院基本料等」という。)を
含む。)、第 節の各区分に掲げる特定入院料
及び第 節の各区分に掲げる短期滞在手術等
基本料を同一の日に算定することはできな
い。
別に厚生労働大臣が定める患者の場合に
は、特別入院基本料等、区分番号A108に掲
げる有床診療所入院基本料又は区分番号A
109に掲げる有床診療所療養病床入院基本料
を算定する場合を除き、入院日から起算して
日までの間は、区分番号A400の に掲げ
る短期滞在手術等基本料 を算定し、 日目
以降は第 節の各区分に掲げる入院基本料
(特別入院基本料等を含む。)又は第 節の各
区分に掲げる特定入院料のいずれかを算定す
る。
歯科診療及び歯科診療以外の診療を併せて
行う保険医療機関にあっては、当該患者の主
傷病に係る入院基本料(特別入院基本料等を
含む。)、特定入院料又は短期滞在手術等基本
料を算定する。
第 節から第 節までに規定する期間の計
算は、特に規定する場合を除き、保険医療機
関に入院した日から起算して計算する。ただ
し、保険医療機関を退院した後、同一の疾病
又は負傷により、当該保険医療機関又は当該
保険医療機関と特別の関係にある保険医療機
関に入院した場合には、急性増悪その他やむ
を得ない場合を除き、最初の保険医療機関に
入院した日から起算して計算する。
別に厚生労働大臣が定める入院患者数の基
準又は医師等の員数の基準に該当する保険医
療機関の入院基本料については、別に厚生労
働大臣が定めるところにより算定する。
入院診療計画、院内感染防止対策、医療安
全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制につ
いて、別に厚生労働大臣が定める基準を満た
す場合に限り、第 節(特別入院基本料等を
含む。)及び第 節の各区分に掲げる入院料
の所定点数を算定する。
に規定する別に厚生労働大臣が定める基
準のうち、栄養管理体制に関する基準を満た
すことができない保険医療機関(診療所を除
き、別に厚生労働大臣が定める基準を満たす
ものに限る。)については、第 節(特別入
院基本料等を除く。)、第 節及び第 節(短
期滞在手術等基本料 を除く。)の各区分に
― 174 ―
現
行
改
正
掲げるそれぞれの入院基本料、特定入院料又
は短期滞在手術等基本料の所定点数から 日
につき40点を減算する。
入院料等
通則
【通則の見直し】
目
節
入院基本料
A100 一般病棟入院基本
料( 日につき)
同一の保険医療機関において、同一の患者
につき、第 節の各区分に掲げる入院基本料
(特別入院基本料、月平均夜勤時間超過減算
及び夜勤時間特別入院基本料(以下「特別入
院基本料等」という。
)を含む。
)、第 節の
各区分に掲げる特定入院料及び第 節の各区
分に掲げる短期滞在手術等基本料を同一の日
に算定することはできない。
【注の見直し】
【注の見直し】
A100 一般病棟入院基本料( 日につき)
対 入院基本料
1,591点
10対 入院基本料
1,332点
13対 入院基本料
1,121点
15対 入院基本料
960点
注
療養病棟入院基本料、結核病棟入院基本
料又は精神病棟入院基本料を算定する病棟
以外の病院の病棟(以下この表において
「一般病棟」という。)であって、看護配
置、看護師比率、平均在院日数その他の事
項につき別に厚生労働大臣が定める施設基
準に適合しているものとして保険医療機関
が地方厚生局長等に届け出た病棟に入院し
ている患者(第 節の特定入院料を算定す
る患者を除く。)について、当該基準に係
る区分に従い、それぞれ所定点数を算定す
る。ただし、通則第 号に規定する保険医
療機関の病棟については、この限りでな
い。
注
注 に規定する病棟以外の一般病棟につ 注
いては、当分の間、地方厚生局長等に届け
出た場合に限り、当該病棟に入院している
患者(第 節の特定入院料を算定する患者
を除く。)について、特別入院基本料とし
て、584点を算定できる。ただし、注 に
規定する別に厚生労働大臣が定める施設基
準に適合するものとして地方厚生局長等に
届け出ていた病棟であって、当該基準のう
ち別に厚生労働大臣が定めるもののみに適
合しなくなったものとして地方厚生局長等
に届け出た病棟については、当該病棟に入
院している患者(第 節の特定入院料を算
定する患者を除く。)について、当該基準
に適合しなくなった後の直近 月に限り、
月平均夜勤時間超過減算として、それぞれ
の所定点数から100分の20に相当する点数
を減算する。なお、別に厚生労働大臣が定
める場合には、算定できない。
注
当該病棟の入院患者の入院期間に応じ、
次に掲げる点数をそれぞれ 日につき所定
点数に加算する。
イ 14日以内の期間
450点
(特別入院基本料等については、300
点)
ロ 15日以上30日以内の期間
192点
(特別入院基本料等については、155
点)
注
13対 入院基本料又は15対 入院基本料 注
を算定する病棟において、当該患者が他の
保険医療機関から転院してきた者であっ
て、当該他の保険医療機関において区分番
号A238-3に掲げる新生児特定集中治療室
退院調整加算 又は新生児特定集中治療室
退院調整加算 を算定したものである場合
には、重症児(者)受入連携加算として、
入院初日に限り2,000点を所定点数に加算
する。
― 175 ―
注 に規定する病棟以外の一般病棟につ
いては、当分の間、地方厚生局長等に届け
出た場合に限り、当該病棟に入院している
患者(第 節の特定入院料を算定する患者
を除く。)について、特別入院基本料とし
て、584点を算定できる。ただし、注 に
規定する別に厚生労働大臣が定める施設基
準に適合するものとして地方厚生局長等に
届け出ていた病棟であって、当該基準のう
ち別に厚生労働大臣が定めるもののみに適
合しなくなったものとして地方厚生局長等
に届け出た病棟については、当該病棟に入
院している患者(第 節の特定入院料を算
定する患者を除く。)について、当該基準
に適合しなくなった後の直近 月に限り、
月平均夜勤時間超過減算として、それぞれ
の所定点数から100分の15に相当する点数
を減算する。なお、別に厚生労働大臣が定
める場合には、算定できない。
13対 入院基本料又は15対 入院基本料
を算定する病棟において、当該患者が他の
保険医療機関から転院してきた者であっ
て、当該他の保険医療機関において区分番
号A246に掲げる退院支援加算 を算定し
たものである場合には、重症児(者)受入
連携加算として、入院初日に限り2,000点
を所定点数に加算する。
項
目
現
行
改
正
【注の見直し】
【注の見直し】
13対 入院基本料又は15対 入院基本料
を算定する病棟に入院している患者のう
ち、急性期医療を担う他の保険医療機関の
一般病棟から転院した患者又は介護保険法 → 介護保険法(平成 年法律第123号)
第 条第27項に規定する介護老人保健施設
(以下この表において「介護老人保健施設」
という。)、老人福祉法(昭和38年法律第
133号)第20条の に規定する特別養護老
人ホーム(以下この表において「特別養護
老人ホーム」という。)
、同法第20条の に
規定する軽費老人ホーム(以下この表にお
いて「軽費老人ホーム」という。)、同法第
29条第 項に規定する有料老人ホーム(以
下この表において「有料老人ホーム」とい
う。)等若しくは自宅から入院した患者に
ついては、転院又は入院した日から起算し
て14日を限度として、救急・在宅等支援病
床初期加算として、 日につき150点を所
定点数に加算する。
当該病棟に入院している患者の重症度、
注
当該病棟に入院している患者の重症度、 注
医療・看護必要度(以下この表において
医療・看護必要度(以下この表において
「看護必要度」という。
)につき別に厚生労
「看護必要度」という。)につき別に厚生労
働大臣が定める施設基準に適合しているも
働大臣が定める施設基準に適合しているも
のとして地方厚生局長等に届け出た病棟に
のとして地方厚生局長等に届け出た病棟に
入院している患者については、当該基準に
入院している患者については、当該基準に
係る区分に従い、次に掲げる点数をそれぞ
係る区分に従い、次に掲げる点数をそれぞ
れ 日につき所定点数に加算する。
れ 日につき所定点数に加算する。
イ 看護必要度加算
55点
イ 看護必要度加算
30点
ロ 看護必要度加算
45点
ロ 看護必要度加算
15点
ハ 看護必要度加算
25点
注
別に厚生労働大臣が定める施設基準に適
合するものとして地方厚生局長等に届け出
た病棟において、当該患者の看護必要度に
ついて測定を行った場合には、一般病棟看
護必要度評価加算として、 日につき 点
を所定点数に加算する。
注
退院が特定の時間帯に集中しているもの
として別に厚生労働大臣が定める保険医療
機関においては、別に厚生労働大臣が定め
る患者の退院日の入院基本料(特別入院基
本料等を含む。)は、所定点数の100分の92
に相当する点数により算定する。
注
入院日及び退院日が特定の日に集中して
いるものとして別に厚生労働大臣が定める
保険医療機関においては、別に厚生労働大
臣が定める日の入院基本料(特別入院基本
料等を含む。)は、所定点数の100分の92に
相当する点数により算定する。
注10 当該病棟においては、第 節の各区分に 注10 当該病棟においては、第 節の各区分に
掲げる入院基本料等加算のうち、次に掲げ
掲げる入院基本料等加算のうち、次に掲げ
る加算について、同節に規定する算定要件
る加算について、同節に規定する算定要件
を満たす場合に算定できる。
を満たす場合に算定できる。
イ∼マ (略)
イ 総合入院体制加算
ロ 地域医療支援病院入院診療加算
ハ 臨床研修病院入院診療加算
ニ 救急医療管理加算
ホ 超急性期脳卒中加算
ヘ 妊産婦緊急搬送入院加算
ト 在宅患者緊急入院診療加算
チ 診療録管理体制加算
リ 医師事務作業補助体制加算
ヌ 急性期看護補助体制加算( 対 入院
基本料又は10対 入院基本料を算定する
ものに限る。)
ル 看護職員夜間配置加算( 対 入院基
項
目
現
注
― 176 ―
行
本料又は10対 入院基本料を算定するも
のに限る。)
ヲ 乳幼児加算・幼児加算
ワ 難病等特別入院診療加算
カ 超重症児(者)入院診療加算・準超重
症児(者)入院診療加算
ヨ 看護配置加算
タ 看護補助加算
レ 地域加算
ソ 離島加算
ツ 療養環境加算
ネ HIV感染者療養環境特別加算
ナ 二類感染症患者療養環境特別加算
ラ 重症者等療養環境特別加算
ム 小児療養環境特別加算
ウ 無菌治療室管理加算
ヰ 放射線治療病室管理加算
ノ 緩和ケア診療加算
オ 精神科リエゾンチーム加算
ク 強度行動障害入院医療管理加算
ヤ 重度アルコール依存症入院医療管理加
算
マ 摂食障害入院医療管理加算
ケ がん診療連携拠点病院加算
フ 栄養サポートチーム加算
コ 医療安全対策加算
エ 感染防止対策加算
テ 患者サポート体制充実加算
ア 褥瘡ハイリスク患者ケア加算
サ ハイリスク妊娠管理加算
キ ハイリスク分娩管理加算
ユ 退院調整加算
メ 新生児特定集中治療室退院調整加算
ミ 救急搬送患者地域連携紹介加算
シ 救急搬送患者地域連携受入加算
ヱ 総合評価加算
ヒ 呼吸ケアチーム加算
モ 後発医薬品使用体制加算
セ 病棟薬剤業務実施加算
ス データ提出加算
注11
【注の見直し】
【注の追加】
当該病棟のうち、保険医療機関が地方厚
生局長等に届け出たものに入院している患
者であって、当該病棟に90日を超えて入院
する患者については、注 から注10までの
規定にかかわらず、区分番号A101に掲げ
る療養病棟入院基本料 の例により算定す
る。
注12 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適
合するものとして保険医療機関が地方厚生
局長等に届け出た病棟に入院している患者
( 対 入院基本料又は10対 入院基本料
を現に算定している患者に限る。)につい
て、ADL維持向上等体制加算として、入
院した日から起算して14日を限度とし、
日につき25点を所定点数に加算する。
(追加)
― 177 ―
改
正
ケ がん拠点病院加算
フ∼キ (略)
〈現ユ 削除〉
〈現メ 削除〉
〈現ミ 削除〉
〈現シ 削除〉
ユ (略)
メ (略)
ミ (略)
シ 病棟薬剤業務実施加算
ヱ (略)
ヒ 退院支援加算( のイ、
に限る。)
モ 認知症ケア加算
セ 精神疾患診療体制加算
ス 薬剤総合評価調整加算
注12
のイ及び
別に厚生労働大臣が定める施設基準に適
合するものとして保険医療機関が地方厚生
局長等に届け出た病棟に入院している患者
( 対 入院基本料又は10対 入院基本料
を現に算定している患者に限る。)につい
て、ADL維持向上等体制加算として、入
院した日から起算して14日を限度とし、
日につき80点を所定点数に加算する。
注13 注 に規定する別に厚生労働大臣が定め
る施設基準に適合するものとして地方厚生
局長等に届け出ていた病棟であって、当該
基準のうち別に厚生労働大臣が定めるもの
のみに適合しなくなったものとして地方厚
項
目
A101 療養病棟入院基本
料( 日につき)
現
行
改
正
項
生局長等に届け出た病棟については、注
の規定にかかわらず、当該病棟に入院して
いる患者(第 節の特定入院料を算定する
患者を除く。
)について、当分の間、夜勤
時間特別入院基本料として、それぞれの所
定点数の100分の70に相当する点数を算定
できる。
A101 療養病棟入院基本料( 日につき)
療養病棟入院基本料
イ 入院基本料A
1,810点
(健康保険法第63条第 項第 号及び
高齢者医療確保法第64条第 項第 号の
療養(以下この表において「生活療養」
と い う。)を 受 け る 場 合 に あ っ て は、
1,795点)
ロ 入院基本料B
1,755点
(生活療養を受ける場合にあっては、
1,741点)
ハ 入院基本料C
1,468点
(生活療養を受ける場合にあっては、
1,454点)
ニ 入院基本料D
1,412点
(生活療養を受ける場合にあっては、
1,397点)
ホ 入院基本料E
1,384点
(生活療養を受ける場合にあっては、
1,370点)
ヘ 入院基本料F
1,230点
(生活療養を受ける場合にあっては、
1,215点)
ト 入院基本料G
967点
(生活療養を受ける場合にあっては、
952点)
チ 入院基本料H
919点
(生活療養を受ける場合にあっては、
904点)
リ 入院基本料I
814点
(生活療養を受ける場合にあっては、
800点)
療養病棟入院基本料
イ 入院基本料A
1,745点
(生活療養を受ける場合にあっては、
1,731点)
ロ 入院基本料B
1,691点
(生活療養を受ける場合にあっては、
1,677点)
ハ 入院基本料C
1,403点
(生活療養を受ける場合にあっては、
1,389点)
ニ 入院基本料D
1,347点
(生活療養を受ける場合にあっては、
1,333点)
ホ 入院基本料E
1,320点
(生活療養を受ける場合にあっては、
1,305点)
ヘ 入院基本料F
1,165点
(生活療養を受ける場合にあっては、
1,151点)
ト 入院基本料G
902点
(生活療養を受ける場合にあっては、
888点)
チ 入院基本料H
854点
(生活療養を受ける場合にあっては、
― 178 ―
【注の見直し】
【注の見直し】
目
現
行
840点)
リ 入院基本料I
750点
(生活療養を受ける場合にあっては、
735点)
注
病院の療養病棟(医療法第 条第 項第
号に規定する療養病床(以下この表にお
いて「療養病床」という。)に係る病棟と
して地方厚生局長等に届け出たものをい
う。以下この表において同じ。)であって、
看護配置、看護師比率、看護補助配置その
他の事項につき別に厚生労働大臣が定める
施設基準に適合しているものとして保険医
療機関が地方厚生局長等に届け出た病棟に
入院している患者(第 節の特定入院料を
算定する患者を除く。)について、当該基
準に係る区分及び当該患者の疾患、状態、
ADL等について別に厚生労働大臣が定め
る区分に従い、当該患者ごとにそれぞれ所
定点数を算定する。ただし、注 のただし
書に該当する場合には、当該基準に係る区
分に従い、それぞれ 又は の入院基本料
Iを算定する。
注
注 に規定する病棟以外の療養病棟につ 注
いては、当分の間、地方厚生局長等に届け
出た場合に限り、当該病棟に入院している
患者(第 節の特定入院料を算定する患者
を除く。)について、特別入院基本料とし
て、576点(生活療養を受ける場合にあっ
ては、562点)を算定できる。ただし、療
養病棟入院基本料 については、注 に規
定する別に厚生労働大臣が定める施設基準
に適合するものとして地方厚生局長等に届
け出ていた病棟であって、当該基準のうち
別に厚生労働大臣が定めるもののみに適合
しなくなったものとして地方厚生局長等に
届け出た病棟については、当該病棟に入院
している患者(第 節の特定入院料を算定
する患者を除く。)について、当該基準に
適合しなくなった後の直近 月に限り、月
平均夜勤時間超過減算として、それぞれの
所定点数から100分の20に相当する点数を
減算する。なお、別に厚生労働大臣が定め
る場合には、算定できない。
注
療養病棟入院基本料を算定する患者に対
して行った第 部検査、第 部投薬、第
部注射及び第13部病理診断並びに第 部画
像診断及び第 部処置のうち別に厚生労働
大臣が定める画像診断及び処置の費用(フ
ィルムの費用を含み、別に厚生労働大臣が
定める薬剤及び注射薬の費用を除く。)は、
当該入院基本料に含まれるものとする。た
だし、患者の急性増悪により、同一の保険
医療機関の一般病棟へ転棟又は別の保険医
療機関の一般病棟へ転院する場合には、そ
の日から起算して 日前までの当該費用に
ついては、この限りでない。
注
入院患者が別に厚生労働大臣が定める状
態の場合は、当該基準に従い、当該患者に
つき、褥瘡評価実施加算として、 日につ
き15点を所定点数に加算する。
注
当該患者が他の保険医療機関から転院し 注
てきた者であって、当該他の保険医療機関
において区分番号A238-3に掲げる新生児
特定集中治療室退院調整加算 又は新生児
特定集中治療室退院調整加算 を算定した
― 179 ―
改
正
注 に規定する病棟以外の療養病棟につ
いては、当分の間、地方厚生局長等に届け
出た場合に限り、当該病棟に入院している
患者(第 節の特定入院料を算定する患者
を除く。)について、特別入院基本料とし
て、576点(生活療養を受ける場合にあっ
ては、562点)を算定できる。ただし、療
養病棟入院基本料 については、注 に規
定する別に厚生労働大臣が定める施設基準
に適合するものとして地方厚生局長等に届
け出ていた病棟であって、当該基準のうち
別に厚生労働大臣が定めるもののみに適合
しなくなったものとして地方厚生局長等に
届け出た病棟については、当該病棟に入院
している患者(第 節の特定入院料を算定
する患者を除く。)について、当該基準に
適合しなくなった後の直近 月に限り、月
平均夜勤時間超過減算として、それぞれの
所定点数から100分の15に相当する点数を
減算する。なお、別に厚生労働大臣が定め
る場合には、算定できない。
当該患者が他の保険医療機関から転院し
てきた者であって、当該他の保険医療機関
において区分番号A246に掲げる退院支援
加算 を算定したものである場合には、重
症児(者)受入連携加算として、入院初日
項
目
現
注
【注の見直し】
注
注
注
行
改
正
に限り2,000点を所定点数に加算する。
ものである場合には、重症児(者)受入連
携加算として、入院初日に限り2,000点を
所定点数に加算する。
当該病棟に入院している患者のうち、急
性期医療を担う他の保険医療機関の一般病
棟から転院した患者、介護老人保健施設、
特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、有
料老人ホーム等若しくは自宅から入院した
患者又は当該保険医療機関(急性期医療を
担う保険医療機関に限る。)の一般病棟か
ら転棟した患者については、転院、入院又
は転棟した日から起算して14日を限度とし
て、救急・在宅等支援療養病床初期加算と
して、 日につき150点(療養病棟入院基
本料 を算定する場合にあっては、 日に
つき300点)を所定点数に加算する。
当該病棟においては、第 節の各区分に
当該病棟においては、第 節の各区分に 注
掲げる入院基本料等加算のうち、次に掲げ
掲げる入院基本料等加算のうち、次に掲げ
る加算について、同節に規定する算定要件
る加算について、同節に規定する算定要件
を満たす場合に算定できる。
を満たす場合に算定できる。
イ∼ニ (略)
イ 地域医療支援病院入院診療加算
ロ 臨床研修病院入院診療加算
ハ 在宅患者緊急入院診療加算
ニ 診療録管理体制加算
ホ 医師事務作業補助体制加算(50対 補
助体制加算、75対 補助体制加算及び
100対 補助体制加算に限る。
)
ヘ (略)
ホ 乳幼児加算・幼児加算
ト (略)
へ 超重症児(者)入院診療加算・準超重
症児(者)入院診療加算
チ (略)
ト 地域加算
リ (略)
チ 離島加算
ヌ (略)
リ HIV感染者療養環境特別加算
ル (略)
ヌ 療養病棟療養環境加算
ヲ (略)
ル 療養病棟療養環境改善加算
ワ (略)
ヲ 重症皮膚潰瘍管理加算
カ (略)
ワ 栄養サポートチーム加算
ヨ (略)
カ 医療安全対策加算
タ (略)
ヨ 感染防止対策加算
レ (略)
タ 患者サポート体制充実加算
〈現レ 削除〉
レ 退院調整加算
〈現ソ 削除〉
ソ 救急搬送患者地域連携受入加算
〈現ツ 削除〉
ツ 地域連携認知症支援加算
ソ (略)
ネ 総合評価加算
ツ 病棟薬剤業務実施加算
ナ 病棟薬剤業務実施加算
ネ (略)
ラ データ提出加算
ナ 退院支援加算( のロ及び のロに限
る。
)
ラ 認知症ケア加算
ム 薬剤総合評価調整加算
別に厚生労働大臣が指定する期間におい
て、感染症の予防及び感染症の患者に対す
る医療に関する法律(平成10年法律第114
号。以下「感染症法」という。)第 条第
項に規定する新型インフルエンザ等感染
症の患者及びその疑似症患者が入院した場
合に区分番号A100に掲げる一般病棟入院
基本料を算定する旨を地方厚生局長等に届
け出た保険医療機関においては、当該患者
について、注 の規定にかかわらず、区分
番号A100に掲げる一般病棟入院基本料の
例により算定する。
当該病棟(療養病棟入院基本料 を算定
するものに限る。)に入院している患者の
うち、当該保険医療機関において、区分番
― 180 ―
項
目
現
行
改
【注の追加】
号J038に掲げる人工腎臓、J038-2に掲げ
る持続緩徐式血液濾過、J039に掲げる血
漿交換療法又はJ042に掲げる腹膜灌流を
行っている患者については、慢性維持透析
管理加算として、 日につき100点を所定
点数に加算する。
注10 療養病棟入院基本料 を算定する病棟に
おいて、別に厚生労働大臣が定める施設基
準に適合するものとして保険医療機関が地
方厚生局長等に届け出た病棟に入院してい
る患者については、在宅復帰機能強化加算
として、 日につき10点を所定点数に加算
する。
(追加)
【注の追加】
(追加)
A102 結核病棟入院基本
料( 日につき)
A102 結核病棟入院基本料( 日につき)
対 入院基本料
1,591点
10対 入院基本料
1,332点
13対 入院基本料
1,121点
15対 入院基本料
960点
18対 入院基本料
822点
20対 入院基本料
775点
注
病院(特定機能病院を除く。)の結核病
棟(医療法第 条第 項第 号に規定する
結核病床に係る病棟として地方厚生局長等
に届出のあったものをいう。以下この表に
おいて同じ。)であって、看護配置、看護
師比率その他の事項につき別に厚生労働大
臣が定める施設基準に適合しているものと
して保険医療機関が地方厚生局長等に届け
出た病棟に入院している患者(第 節の特
定入院料を算定する患者を除く。)につい
て、当該基準に係る区分に従い、それぞれ
所定点数を算定する。ただし、通則第 号
― 181 ―
正
注11 注 に規定する病棟以外の病棟であっ
て、注 に規定する別に厚生労働大臣が定
める施設基準に適合しているものとして地
方厚生局長等に届け出ていた療養病棟入院
基本料 を算定する病棟については、当該
基準のうち別に厚生労働大臣が定めるもの
のみに適合しなくなったものとして地方厚
生局長等に届け出た場合(別に厚生労働大
臣が定める基準を満たす場合に限る。)に
限り、注 本文の規定にかかわらず、当該
病棟に入院している患者(第 節の特定入
院料を算定する患者を除く。)については、
それぞれの所定点数の100分の95に相当す
る点数を算定する。
注12 注 に規定する別に厚生労働大臣が定め
る施設基準に適合するものとして地方厚生
局長等に届け出ていた病棟(療養病棟入院
基本料 を届け出ていた病棟に限る。)で
あって、当該基準のうち別に厚生労働大臣
が定めるもののみに適合しなくなったもの
として地方厚生局長等に届け出た病棟につ
いては、注 の規定にかかわらず、当該病
棟に入院している患者(第 節の特定入院
料を算定する患者を除く。)について、当
分の間、夜勤時間特別入院基本料として、
それぞれの所定点数の100分の70に相当す
る点数を算定できる。ただし、当該点数が
注 本文に規定する特別入院基本料の点数
を下回る場合は、本文の規定にかかわら
ず、586点(生活療養を受ける場合にあっ
ては、572点)を算定できる。