「多変量データ解析実践」(量的調査分析)

授 業 科 目 名
市民カレッジ青森教室「多変量データ解析実践」
(量的調査分析)
担
当 教 員
日比野愛子
学
期
地域志向科目
後期
曜日・時限
該当
する
集中(10/29, 30, 11/13)
単位
2単位
【授業としての具体的到達目標】
社会科学における実証研究で利用されうるデータ解析手法に習熟する。
【授業の概要】
社会科学における実証研究で利用されうる各種データ解析手法について、多変量解析法を中心に紹
介し、その理論的背景や実際にそれを行うための計算プロセスを学ぶ。
【授業内容予定】
(1日目)
第1回 ガイダンス
第2回 情報量の推定と最尤法
第3回 AIC(Akaike Information Criterion)によるモデル選択
第4回 分割表解析モデルへのAICの応用 クロス表における最適変数の選択
第5回 データ解析演習(質問紙調査データの分析)
(2日目)
第6回 多変量解析1 多変量解析の基本的な考え方
第7回 多変量解析2 多重対応分析の基礎
第8回 多変量解析3 多重対応分析の応用
第9回 多変量解析4 アソシエーション分析
第10回 データ解析演習(オープンテキストデータの分析)
(3日目)
第11回 受講生による地域データの分析結果発表・ディスカッション1
第12回 受講生による地域データの分析結果発表・ディスカッション2
第13回 因子分析法、クラスター法
第14回 データマイニングの今日的展開
第15回 まとめ
【教材・テキスト】
山口富子・日比野愛子(2009)『萌芽する科学技術 : 先端科学技術への社会学的アプローチ』
京都大学学術出版会
【参考文献】
【成績評価の方法および採点基準】
授業中の発表・議論内容を評価する。
【授業形式・形態および授業方法】
学生の演習を主として、教員によるコメントと討議を行なう。
【留意点・予備知識等】本講義においては下記の予備知識・デバイス・準備が必要です。
1) 大学学部において「統計学」に関わる講義をすでに履修済みである
2) ネットワークにつながれたノートPCを各自が持参できる
3) フリーの統計解析ソフトRを各自でインストールしている
【オフィスアワー】
(集中講義のため該当せず)