授 業 科 目 名 アジア地域学 担 当 教 員 李 良 学 期 地域志向科目 前期 曜日・時限 該当 する 火曜日・5-6時限 単位 2単位 【授業としての具体的到達目標】 弘前が生んだ国際的な人物 山田良政・純三郎の生い立ちと近代中国について多角的に検証する ことによって、今日の日中両国のあるべき姿と現状について考え、然るべき未来像について議論し て提示してみようとすることを目標とします。 【授業の概要】 山田良政・純三郎という地域(弘前)に存在した歴史的人物の生い立ちを追うことによって、 彼らの思想、行動および当時の日中両国の関係を理解していく。 【授業内容予定】 第1回:オリエンテーション 近代日本と中国 第2回:弘前絵図からみた在府町とそこの面々 第3回:フィールド調査:在府町界隈、貞昌寺(山田家菩提寺)の孫文肉筆碑など 第4回:陸羯南と山田兄弟 第5回:山田良政と中国-東亜同文書院を中心に― 第6回:山田良政と孫文(1)中国革命へのまなざし 第7回:山田良政と孫文(2)中国革命に殉じる 第8回:山田良政の中国革命における位置づけ -南京中山陵麓にあった山田良政碑のゆくえをめぐって- 第9回:山田純三郎と孫文 第10回:山田純三郎と陳士美、蒋介石など 第11回:山田純三郎と国民党政府 第12回:日中戦争時の山田純三郎 第13回:山田純三郎と上海 第14回:戦後の山田純三郎 第15回:総括-山田兄弟からみた日本と中国- 【教材・テキスト】 陸羯南『近時正論考』(岩波文庫7454-7455)、愛知大学東亜同文書院大学記念センター 『オープン・リサーチ・センター年報』 (2008年度版3号、愛知大学)など 【参考文献】 開講時、その都度、紹介します。 【成績評価の方法および採点基準】 平常点(授業参加、議論ぶり)と期末レポートを総合的に勘案して判定します。 【授業形式・形態および授業方法】 講義、討議、フィールドワークおよび適宜映像資料などの活用をします。 【留意点・予備知識等】 情熱をもって臨んでほしいです。 【オフィスアワー】 毎週月曜日正午12時~14時、その他、必要に応じて可能な限り随時応対します。
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