第2消極損害①休業損害.xls 1.有職者(1)給与所得者 損害項目 1.有職者 費用項目 (1)給与所得者 エクセルで入力する場合は、「(記入例)」の記載は消去してOKです。 休業期間 休業日数 備考 金額 (記入例)H26.○.○~H26.○.○ (記入例)○日 事故前の月収→ 事故1か月前の月収→ 事故2か月前の月収→ 備考) 月収は、本給以外に残業手当、住宅手当、通勤手当等の付加給を含む(所得税、住民税、社会保険料を差し引く必要はなし) 事故前年の給与総額 前年分の源泉徴収票 - - 事故前年の年収→ 備考) 年収は、源泉徴収票の「支払金額」欄の金額を記入 有給休暇を使用した場合 休業損害証明書 - (記入例)○日 記入不要 ←有給消化日数 (記入例)○日 ←稼働日数 記入不要 区分 事故前3か月分の給与 休業中、昇給・昇格が あった場合 備考) 稼働日数は、事故前3か月の日数から勤務先の休日を差し引いた日数を記入 (記入例)辞令 (昇給前の期間を記入) (記入例)○日 賞与の減額があった場合 退職した場合 退職の理由 【(記入例)の記載方法】 立証資料 休業損害証明書 前年分の源泉徴収票 賞与減額証明書 前年分の源泉徴収票 給与明細書 (昇給後の期間を記入) (記入例)○日 - (事故後から症状固定まで) - (記入例)○日 (症状固定から再就職まで) (記入例)○日 - 記入不要 昇給・昇格によって増加 した月収の金額を記入→ 減額された金額を記入→ 事故前の月収→ 事故1か月前の月収→ 事故2か月前の月収→ 事故前年の年収→ 備考) 再就職が未定の場合は、見込期間を記入 (記入例)事故により階段の昇降等が不自由になり、電車による通勤が困難となったため 備考) 【費用項目】赤字は、”自賠責保険請求”にはない費用項目です。 【立証資料】黄色の塗りつぶしは、”自賠責保険請求”に必要な書類と同じです。 休業損害について) 裁判実務では、休業損害は症状固定時まで認められます。 症状固定後も後遺症が残る場合は、後遺症による逸失利益の算定が必要です。 また、裁判実務においては、受傷及びその治療の内容に照らし、就労制限の程度について、逓減(ていげん)方式が採られたり、減収額について割合的な認定がされることもあります。 休業日数について) 治療期間内で、かつ、実際に休業した日数のうち、受傷及びその治療の内容や、被害者の従事している仕事の内容等によって、相当な日数が認められます。 よって、当然に、休んだ日数=休業日数にはなりません。 これを式で表すと、以下のようになります。 治療期間の日数≧実際に休んだ日数≧休業日数 (1/1)
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