生物セミナー - 新潟県立八海高等学校

平成27年度 現代文セミナー シラバス( 国語
)
学番57 新潟県立八海高等学校
教科(科目)現代文セミナー
単位数
2
3学年(普通科)
学年(コース)
使用準教科書 東京書籍『新編 現代文』 教育出版『国語表現Ⅰ』
副教材等
パスワード級別漢字(浜島書店)・改訂版錬成現代文(尚文出版)
1 学習目標
国語に関する様々な分野の学習をする。
生きるために必要な現代文の解釈力、表現力を養成する。
2 指導の重点
・基本的な言語習得と、漢字の確実な習得を目指す。 ・いろいろな分野の現代文を読み解く力をつける。
・文章を意識して読み解き、その読みが一般性を持つような根拠を考える。
・さまざまな文章への理解を通して、自己の考えを確立させることを目指す。
・自己の意見を的確な言葉遣いで表現し、他者を意識して伝えられるようにする。
3 学習計画
単元名
月
随想
4
・
5
月 評論1
教材
俵万智『さくらさくらさく
ら』
『小論文・レポートを書く』
姜尚中
『もう一つの知性』
読むこと
知識・理解
小説1
5
・
6
・
7 詩
8
・ 評論2
9
村上 春樹
『カンガルー日和』
読むこと
意欲・関心
書くこと
評論3
12
1 小説2
2
2
3
評論4
・筆者の心情や思考の流れを読みとり、随想の特徴を知る。随
想と小論文の違いを筆者の文章を参考にしながら考え、小論文
の書き方を学ぶ。
・主題文を的確に捉え、筆者の論理展開を明確に読みとり、意
見を文章にまとめる。
・論理展開に注意して評論を読んで、扱われ
ている問題を正確に捉える。
・筆者の考えを手がかりにして、現代社会を
生きていく上でどのような態度が必要か考え
る。
・キーワードの重要性に気づかせる。
・登場人物の果たす役割や風景描写の効果な
ど細部に目を配ることによって得られる小説
のおもしろさに気づく。
・人間の心の動きについて熟考し、自分自身
を起点とした感想文を書く。
『竹』
萩原朔太郎
『一日の長さ』
清岡卓行
読むこと
・詩的言語の働きを理解し、言語感覚を磨く。
・詩歌における技法、表現の特徴などを理解する。
・作者の思想、心情などを読み取る。
話すこと・聞
くこと
詩歌の内容を理解した上で、工夫して朗読で
きる。
今井むつみ
『言葉と世界』
読むこと
・評論文を明確に読み取り、論理的文章を書
く際の参考とする。
・日本語の構造を客観視し、言語が文化に与
える影響について考察する。
書くこと
10
11
学習活動(指導内容)
主要学習領域
読むこと
書くこと
意欲・関心
山崎正和
『国際化の流れの中
で』
読むこと
知識・理解
井上ひさし
『ナイン』
読むこと
知識・理解
鷲田清一
『モードの論理』
・言語と文化の関係について考え、自分の意
見をまとめる。
・論理の展開を追って読解できるようにな
る。
・筆者の主張を理解し、社会理解に役立て
る。
・作品の構成や展開の仕方を丁寧にたどり、
表現に即した読解をする。
・人間の心やそれに起因する行動を読み解
き、それについて考える。
・作者と作品についての概要を知り、近代文
学の流れを把握する。
書くこと
関心・意欲
・文章に即した感想を書き、小説を主体的に読むとはどういう
ことかを考える。また、読後にも自分の意見をまとめる。
・全編を読むことを勧め、鑑賞力を高める。
読むこと
知識・理解
・文章を正確に読みとり、筆者の主張を読みとる。
・実用的な文章から表現方法の工夫を知る。
時間
評価方法
5 定期テスト
授業の取り組
み
提出物
8 錬成現代文1
~5
10 定期テスト
授業の取り組
み
提出物
錬成現代文 6
5 ~10
定期テスト
授業への取り
12 組み
錬成現代文10
~15
14
定期テスト
授業の取り組み
錬成現代文16~20
定期テスト
授業の取り組
み
8 錬成現代文21
~25
8
定期テスト
錬成現代文26~30
4 課題・提出物
・必修の現代文で取り上げなかった教材を読む。
・単元ごと、あるいは考査ごとにノートを提出する。
・文章の読み方の基本から問題の取り組み方までを学習する。
5 評価規準と評価方法
(①関心・意欲・態度)
関心・意欲・態度
国語で伝え合う力を進んで
高めるとともに、言語文化
に対する関心を深め、国語
を尊重してその向上をはか
ろうとする。
評価は次の5観点から行います。
(②思考・判断) (③技能・表現)
話す・聞く能力
書く能力
読む能力
目的や場に応じて効果
的に話し的確に聞き
取ったり、話し合った
りして、自分の考えを
まとめ、深めている。
相手や目的、意図に
応じた適切な表現に
よる文章を書き、自
分の考えをまとめ、
深めている。
文章を的確に読み取ったり、
目的に応じて幅広く読んだり
して、自分の考えを深め、発
展させている。
以上の観点をふまえ、
・授業の取り組み(授業態度、関心・意欲、学習活動への参加状況など)
・提出物や課題の内容
・問題集の取り組みの意欲
・定期テスト
などから、総合的に判断する。
(④知識・理解)
知識・理解
伝統的な言語文化及
び言葉の特徴やきま
り、漢字などについ
て理解し、知識を身
に付けている。