環境共生型コンクリートの創造 月永 洋一 (つきなが よういち) 職 名 :入試部次長、教授 学 位 :博士(工学) 所属(部門・研究室等):大学院建築工学専攻(耐久耐震工学部門)、工学部土木建築工学科(材料・施工研究室) 出 身 大 学 :日本大学大学院 専 門 分 野 :コンクリート工学、建築材料学 所 属 学 会 :American Concrete Institute、日本コンクリート工学協会、日本材料学会、日本建築学会、日 本建築仕上げ学会ほか 問 合 せ 先 :E-mail:tsukina@hi-tech. ac. jp TEL 0178−25−8091 FAX 0178−25−5018 住 所 :〒031−8501 青森県八戸市妙字大開88−1 八戸工業大学 教育研究テーマ 1.高耐久コンクリートを創造する 建設材料として最も多用されるコンクリートは長年月を経て徐々に劣化し、ひび割れや剥離などを生じます。このような 劣化を抑制・防止し、長年月の使用に耐えるコンクリートの開発について研究しています。 2.コンクリートの凍害を防止する 寒冷地のコンクリートに特有な劣化として古くから凍害が知られています。しかし現在でもその劣化事例は後を絶ちませ ん。凍害を防止するためには劣化の特性と発生機構を明らかにする必要があり、この点を中心に研究を行っています。 3.コンクリートの劣化診断技術を開発する コンクリートがどの程度健全であるのか、また、どの程度劣化しているのかを現場で簡単に評価するための試験技術を研 究しています。これまでに強度と透過性を評価する試験方法を開発し、現在はその有用性について検討しています。 担当科目 建築材料/建築材料実験/建築施工/構造材料特論/耐久性能論 卒業研修テーマ コンクリート表層部の品質改善/コンクリートの凍害の特性と発生メカニズムおよび防止/コンクリートの非破壊試験の開 発/ホタテ貝殻を有効利用した建設材料の開発ほか 著書・論文等 コンクリート総覧(技術書院・共著)/建築材料学(共立出版・共著)/建築材料実験用教材(日本建築学会・共著)/コ ンクリート診断技術(日本コンクリート工学協会・共著)/改良プルオフ法による表層部コンクリートの強度評価に関する 研究(日本建築学会)ほか 学外委員等 日本建築学会東北支部研究委員会材料部会委員・施工部会委員/日本コンクリート工学協会東北支部支部長/青森県生コン クリート品質管理監査会議副議長/青森県原子力政策懇話会委員/青森県リサイクル製品認定審査会委員/青森県入札監視 委員会委員ほか 講演・出前講義 [可能なテーマ]コンクリートの耐久性(特に凍害について) 、コンクリートの非破壊試験、ほかコンクリートの材料・施工 に関する内容全般 受託研究・プロジェクト参加等の実績 各種建築物の劣化診断・火害診断(青森県・岩手県および各市町村等)/コンクリートのスケーリング抵抗性に関する研究 (全国コンクリート製品協会)/融雪剤によるコンクリート構造物の劣化研究(日本コンクリート工学協会)/各種スラグ のコンクリート用骨材としての利用研究(日本鉱業協会)/透水型枠によるコンクリートの耐久性改善研究(戸田建設㈱) 主要研究施設・設備など コンクリートの水密性・気密性試験装置(文科省補助) 、コンクリートの耐凍害性評価試験装置(文科省補助) 、寒冷地建設 材料の複合環境劣化装置(文科省補助) 、コンクリート品質・劣化度の各種試験・分析装置(環境建設工学科との共通装置) 得意とする技術・分野など コンクリートおよび各種建設材料の品質評価・劣化診断に関する技術、コンクリートの耐凍害性向上に関する技術 産業界と交流を深めたい技術・分野など コンクリートの劣化診断技術・耐久性向上技術(特に、コンクリートの凍害を対象) 、産業廃棄物の建設材料としての利用技 術、および新材料・新素材の適用による建設材料の開発 キーワード 高耐久コンクリート、凍害、劣化診断技術、非破壊検査 53 土八 木戸 建工 築業 工大 学学 科
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