資料4 改革工程に沿った取組の評価シート(案) 府省庁名 関係府省庁 改革項目 文部科学省 部局名 大臣官房文教施設企画部、生涯学習政策局、初等中等教育局、スポーツ庁、文化庁 内閣府、総務省、国土交通省、厚生労働省等 D=(C-A)/(B-A) A B C ⑤日本版「資本のリサイクル」として、コンセッション、公的不動産の利活用や包括的民間 委託など多様なPPP/PFI手法の積極的導入の推進 ⑥PPP/PFI手法について、公的負担の抑制につながることを前提としつつ、地域の実情 2016年度(初期値) 2020年度(目標値) 201〇年度末 進捗率(%) を踏まえ、導入を優先的に検討するよう促す仕組みの構築 アクションプランを踏まえたPPP/PFI事業の事業規模 - - (注) (注) KPI(第1階層) PPP/PFI手法導入を優先的に検討する仕組みを構築した各省庁及び人口20万人以上 の地方公共団体等の数 - - (注) (注) KPI(第2階層) - - - (注) (注) ■PPP/PFIアクションプランの推進 ■PPP/PFI手法について、国及び人口20万人以上の地方公共団体等において、地域の実情を踏まえ、導入を優先的に検討するよう促す仕組みの構築 改革工程に位置づけられ た施策及びKPIの進捗管理 と評価をどのように進める のか 改革工程に沿って新たに 予算措置した事項や新た に着手した施策(平成27年 度実施、平成28年度予定 含む) 関係府省と連携しながら、文部科学省としては以下の取組を実施。 ・地方公共団体等においてPFIの検討や円滑な実施ができるよう、学校施設整備に関するPFI活用の手引の普及、各種説明会やホームページ等を通じた普及・ 啓発、国公立学校施設・公立社会体育施設の整備にあたって従来手法と同等にPFI事業に対する補助を実施。 ・社会教育施設、社会体育施設、文化施設等の管理運営について、指定管理者制度の導入状況を把握するとともに、導入に当たって留意すべき点等を周知。 ・文教施設への多様なPPP/PFI手法の導入に関しては、コンセッション方式について、来年度から、調査研究等を実施して地方が検討しやすい環境を醸成する とともに、その他の方式についても、今後、先駆事例の収集・発信、関係府省連携による周知等を実施することにより、地方での導入の促進に努める。 ・「多様なPPP/PFI手法導入を優先的に検討するための指針」について、関係機関に対して周知(平成27年12月) ※(注)と記載した部分については、今年度は記載を求めません。 文教施設におけるPPP/PFI推進のための取組 平成28年3月24日 これまでの文教施設におけるPPP/PFI推進のための取組 手引の作成等 ○ 地方公共団体等においてPFIの検討や円滑な実施ができるよう、PFIを活用する際の手続き等を 示した手引を作成し、その取組を支援。 ○ 各種講習会・説明会やホームページ等を通じ、地方公共団体等に対し普及・啓発。 施設整備費の補助 ○ 国公立学校施設、公立社会体育施設の整備にあたり、地方公共団体等がPFI事業を選択しても、 通常整備と変わらぬ補助を実施。 内閣府PFI推進室の調査によると、文教施設等の「教育と文化」分野におけるPFI事業の導入実績は、 政府全体の約3割(511件中176件)(平成27年9月現在) 指定管理者制度の導入状況 ○ 公立の社会教育・社会体育・文化施設等においては、PFIの導入のほか、指定管理者制度の導入も 進んでいる。 ⇒ 指定管理者制度については、公立の施設数のうち、約4分の1で導入済み。 【種類別指定管理者別施設数】 区分 公立の施設数 (社会体育施設は団体数) 計 53,804 公民館 図書館 (類似施設含む) (同種施設含む) 15,392 3,249 博物館 724 博物館 類似施設 3,522 青少年 教育施設 1,020 うち指定管理者 14,098 1,319 347 158 1,053 393 導入施設数 公立の施設数 26.2% 8.6% 10.7% 21.8% 29.9% 38.5% に占める割合 (注)「指定管理者」とは、地方自治法第244条の2第3項に基づき管理者を指定している場合をいう。 (出所)「平成23年度社会教育調査」(平成25年3月文部科学省) 女性教育 施設 社会体育 施設 文化会館 生涯学習 センター 277 27,469 1,742 409 88 9,714 935 91 31.8% 35.4% 53.7% 22.2% 1 今後の文教施設におけるPPP/PFI推進のための取組 現状と課題 ○ 文教施設におけるPPP/PFI手法導入の件数は着実に増加しているものの、地方公共 団体等における取組にばらつきがある。 ○ 収益施設を併設するといった多様な形態のPPP/PFIについては、まだ事例も少なく、 地方公共団体等に対する更なるノウハウの提供、普及・啓発が必要。 今後の取組方針 ○ 今後、アクションプランの見直しや、人口20万人以上の地方公共団体等における優先 的検討規程の動向を踏まえ、文教施設における多様なPPP/PFIの導入が促進されるよ う、文科省として以下の方策を実施。 ・ 更に多くの地方公共団体等でPPP/PFIの導入が進むよう、引き続き、普及・ 啓発や予算補助等を実施。 ・ コンセッション方式について、来年度から、調査研究等を実施して地方が検討し やすい環境を醸成するとともに、その他の方式についても、今後、先駆事例の収 集・発信、関係府省連携による周知等を実施することにより、地方での導入の促 進に努める。 2
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