第５章進行管理１．ＰＤＣＡマネジメントサイクルの活用本戦略を効果的かつ効率的に推進していくため、企画（Ｐｌａｎ）、実施（Ｄｏ）、検証（Ｃｈｅｃｋ）、改善（Ａｃｔｉｏｎ）からなるＰＤＣＡマネジメントサイクルを実践します。本戦略では、重点項目に重要業績評価指標（ＫＰＩ）を設定しており、主な事務事業の推進を通じて、毎年度ＫＰＩの進捗・達成状況について検証を行い、課題の改善などを通じて円滑な取組の推進を図ります。ＰＤＣＡマネジメントサイクルイメージ図総合戦略の策定重点項目の設定Ｐｌａｎ企画検証結果をふまえた事務事業の見直しＡｃｔｉｏｎＤｏ改善実施主な事務事業の実施による重点項目の推進ＣｈｅｃｋＫＰＩの進捗・達成状況に基づく重点項目の検証検証２．持続可能な都市経営に向けて地方創生の長期目標である「人口減少問題の克服」と「成長力の確保」に向けて、本市においては３つの戦略の柱と重点項目を中心として同時かつ一体的な取組を推進し、公民連携などを積極的に進めながら、全庁一丸となった体制のもとで本戦略を重点的に推進します。また、地方創生を推進するうえでは、国の基本方針である「稼ぐ力」・「地域の総合力」・「民の知見」を引き出しながら、新たな「枠組み」や「担い手」、「圏域」づくりに向けた取組を進めることが必要であり、全国的課題である人口減少局面における公共施設の適正配置と効果的な維持管理のあり方、行政財産の有効活用など、本市においても３つの戦略の柱の推進だけでなく、今後さまざまな分野で「人口減少問題の克服」と「成長力の確保」に向けた取組を進めていくことが重要です。本戦略の目的である市民・まち・産業が元気な堺を実現するために、地方創生の長期目標や国の基本方針をふまえ、毎年度の進行管理を適切に行いながら、将来にわたり本市が持続的な発展を可能とする都市経営を実践します。 53