H27 学校だより No.24(PDF 1.4MB)

ISHIKAWA
水戸市立石川中学校 学校便り
平成28年3月24日(木)
明るい生徒・正しい生徒・力ある生徒
NO24
文責
川又
学校便り「ISHIKAWA」最終号!
縁があって,石川中で出会った生徒と教職員の平成27年度も今日で終了となります。
知性に冨み・心豊かで・たくましい生徒を目指し,「本気」「根気」「元気」を合い言葉
にし,全校の目標「感動一杯の石川中にしよう」とスタートした一年でした。
振り返ってみると,あっという間の1年でした。
「体育祭」
「コスモス祭・合唱コンクール」はもとより,
各学年の行事や,勉強面や運動面で一人一人が頑張り,たくさんの感動と素晴らしい思い出を残すと共に,
いろいろな面で成長することができた1年間だったと思います。
中でも,生活面の成長が感じられた1年でした。「あいさつをきちんとする」「身だしなみを整える」「清
掃を頑張る」「時間を守る」等を自分で意識しながら生活しようとしていました。
「友達とのよりよい関係」「読書活動の充実」「掃除への取り組み」等,課題も残っていますが,来年度
も全校一丸となって取り組んでいきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。
心のこもった卒業式
3月10日(木)第33回卒業式を,多数のご来賓の皆様のご臨席を賜り,厳粛な中にも温かい雰囲気の中
行いました。94名の卒業生が大きな希望を胸に,石川中を巣立っていくことができました。これもひと
えに保護者の皆様や,日頃から温かく見守ってくださる地域の皆様のお陰と感謝申し上げます。
在校生一同,
「心を込めて送りだそう」と臨んだ卒業式。1年生も,2年生も大変立派な参加態度でした。
一人一人の卒業生への思いがこもった「仰げば尊し」と「校歌」が体育館に響きました。
卒業式は学校の1年間の通知票です。このような心のこもった厳粛で温かい卒業式ができたこ
とを誇りに思います。その成果を土台に,卒業生からきちんとバトンを受け継いだ2年生を中心
に,来年度はさらに素晴らしい石川中にしていけるようみんなで頑張っていきましょう。
「すみません」「ありがとう」
叱ってもらったとき
自分の非を素直に認め
「すみません」
「ありがとう」と心から思い
自分の向上の糧にできる人
そのような人は誰からも可愛いがられ
自分も周りの人も幸せにできる人
*
たとえ失敗しても 成功しても
たとえ病気になっても 健康であっても
たとえ順調であっても 逆境であっても
それらを素直に受け入れ,将来に向かって生か
していける人
自分を磨き 道を開き 友を増やし
「自分の花」を咲かせられる人
自分が間違いをしてしまったとき,注意してくれる人は,自分のために行ってくれる人で,「味方」で
す。注意することはとてもエネルギーのいることです。それをあえてしてくれるということは,とても
有り難いことです。注意してくれる人,本気で叱ってくれる人は自分にとっては大切な人です。人は未
熟な存在です。間違いや過ちは誰でも犯します。でも,その時にどんな態度をとるかでその人の価値が
決まります。服装の乱れ,部活動,登下校の仕方,校則違反等,注意してもらった時の事を振り返って
ほしいと思います。学校生活ばかりでなく,家庭や地域も同じです。1年間が終わる今,もう一度自分
を見つめ直し,進級してほしいと思います。
そして,石川中の皆さんには「すみません」「ありがとう」の素直な気持ちを持った人になり,「自分
の花」を咲かせられる,幸せな人生を送っていける人に育ってほしい願っています。
1年間ありがとうございました。
保護者並びに地域の皆様には,日頃より本校教育にご協力いただきありがとうございました。
お陰様で,平成27年度が無事終了することができます。これも皆様のご支援のお陰と感謝申し
上げます。
これからも教職員一同,石川中の生徒一人一人の夢の実現に向けて心を一つにして取り組んで
いく所存です。保護者,地域の皆様にはこれまで同様,温かく見守っていただければと思います。
1年間,誠にありがとうございました。
<水戸市立石川中学校長 川又 将>