山村コミュニテイ活性化モデル事業

(様式3)新規事業事前評価調書 (平成
事業コード T320590
15 年度
( 6 月)
評価確定日( 平成 15 年 5 月 12 日)
当初予算
補正予算
政策コード T 政 策 名 潤いとやすらぎを提供する農山漁村空間の創造 部 局 名 農林水産部
施策コード 3
施 策 名 特色ある圏域として発展する中山間地域の創造 課 室 名 農山村振興課
1851
班名 調整・産業育成支援班 (tel)
事 業 名
担 当 課 長 名 黒子髙夫
担 当 者 名 鈴木光宏
目標コード 2 施策目標名 アグリビジネス起業化数(累計)
山村コミュニティ活性化モデル事業
評 価 対 象 事 業 ( 計 画 ) の 内 容
事業年度 15 年度∼ 19
年度
1.事業立案の背景(施策目標の達成のために今なぜこの事業が必要なのか)
3.事業目的(どういう状態にしたいのか)
安全で快適な国民生活の確保に重要な役割を果たしてきた山村は、過疎化、高齢化の進 森林整備を支える山村地域の活性化を図るため、地域が一体となって若者やIターン者等を積極的に受け
行、林業の採算性の悪化等から、集落機能の衰退が顕著な状況となってきている。このため地 入れるための、定住促進に向けた魅力ある地域づくり活動や、山村地域に賦存する森林資源を活かした新
域の活性化を図る手段として、都市との交流や地域資源を活かした多様な産業を育成するこ たな産業の育成による雇用の場の創出を図ることに資する。
とが重要な課題となっている。
2.住民ニーズの状況
受益者
一般県民 (時期: 15 年 3 月)
①ニーズを把握した対象
②ニーズ把握の方法
アンケート調査
各種委員会及び審議会
ヒアリング
インターネット
その他の手法
)
(具体的に
③ニーズの具体的内容
平成14年度に、県農山村起業化促進検討委員会等において、農山村の資源を利
用した新たな起業化については、農山村の振興のためには必要なものであるという意見
が出されている。
メンバーは農林業関係団体、農林家、観光関係者、医療福祉関係者等
◎把握していない場合の理由及び今後の方針
①理由
②今後の方針
(施策目標の達成に果たす役割)
直接貢献
4.目的達成のための方法
①事業の実施主体 県、市町村、森林組合等
②事業の対象者・団体
林家及び林家の構成するグループ等
③達成のための手段
集落間の連携強化による魅力ある地域づくりや地域資源を活用した新たな産業育成のために、地域のマ
スタープランの作成や、資源調査・マーケティング調査・普及宣伝等を行う。
④比較した代替手段
県単独のアグリビジネス支援事業は、起業が前提となっており、雇用条件もあり、また、施設や備品の整備
に要する経費への補助であるため、全体計画の入り口の事業としては適当では無い。
⑤財源確保のためスクラップした事業
県の財政負担は生じないので、スクラップ等による財源の確保は不要である。
5.事業の全体計画及び財源
左 の 説 明
事業内容
地域連携による 地域のマスタープランを作成し、自然エネルギーの活用、Iターン等の受入活
動や山村ボランティア活動についての経費への助成を行う。
地域づくり
資源を活用した 森林・景観等の地域資源を活かした新たな産業を育成するための活動(資源
新たな産業育成 調査、マーケティング調査、試作品の作成、普及宣伝等)に対する助成を行う。
予算額(千円)
財 国庫補助金
源県
債
内そ
の
他
訳一 般 財 源
間接的に貢献
16年度
15年度
17年度
18年度
19年度
全体(最終)計画
山村ボランティア活動支援
500
資源を活用した産業育成支援
1,500
750
750
750
0
0
0
0
2,000
0
0
0
0
0
2,000
6.事業の効果を把握するための手法及び効果の見込み
指標名(できるだけ成果を表す指標を設定すること)
アグリビジネス起業化数
指標の種類
成果指標
業績指標
その他
指標式
当該事業によるアグリビジネス起業化数
①年度別の目標値(見込まれる効果)
15年度
指 標
14年度
16年度
目標a
1
1
実績b
b/a
東 北
全 国
②データ等の出典
17年度
1
所管課の1次評価
18年度
必
a
c
b
住民ニーズに照らした妥当性
要 【理由】 農山村の活性化を図るための地域資源を活用した新たな起業化は、住民ニーズに
合致している。
性
県関与の妥当性(市町村、国との役割分担) a
b
c
の
全県で統一性を保つ必要のある事務
小規模団体では実施困難な事務の補完
複数市町村にまたがる広域事業
市町村が実施困難な大規模施設の設置・管理
観
広域計画・市町村間の調整・格差是正・技術指導等
点
その他根拠法令に基づく事務等
)
( 山村コミュニティ活性化モデル事業
【理由】 事業主体に対して、県が補助事業者となり補助を行う国庫補助事業である。県が地
域資源を活用した新たな産業の取り組みをモデル的に行う市町村等を支援すること
月
により、他市町村への波及効果も得られることから、県の関与は妥当である。
最終年度
事業実績
③把握する時期
当該年度中
3月
月
翌年度
翌々年度
設定した成果指
雇用の場の創出として、起業化数は適当である。
標等の考え方
指標の目標値の
実施個所で起業化された場合の数値であり適当である。
考え方
指標を設定することができない場合の効果の把握方法
対象者の行動量を把握する
対象者の満足度を把握する
(アンケートによる満足度調査等)
その他の把握方法
評価結果
現状の課題に照らした妥当性
c
a
b
【理由】 山村地域の活性化を図るため、地域の資源を有効に活用した新たな起業化を図るこ
とは妥当である。
B
C
手段の妥当性
a
b
c
有 【理由】 地域の活性化につながる魅力ある地域づくりや地域資源を利用した起業化を行う取
A
効
り組みに対する支援であるので、有効・効率的な手段となっている。
性
B
の
C
a
b
c
観 成果指標・目標値の妥当性
有
無
設定した成果指標等の妥当性
点
有
無
指標の目標値の妥当性
a
b
c
事業の経済性の妥当性
A
効
(基盤整備・施設整備の場合、費用便益比)
B
率
B/C=(
)
性
C
(上記以外の場合、手段の妥当性(再掲))
計画全体の妥当性
A (妥当性が高い)
B (概ね妥当である)
C (妥当性が低い)
(事業への応募数、参加申込数等)
(
A
)
①具体的な把握方法
②見込まれる効果
対応方針
平成
年度
単位 → 平成
年度
単位
③データ等の出典
④把握する時期
当該年度中
月
翌年度
月
翌々年度
月
重点施策推進方針に基づく事業として実施
他の事業のスクラップにより実施
その他
総合政策課の2次評価
重点施策推進方針に 地域活性化のきっかけとなる事業としてモデル的に実施することは必要である。
加工施設の新設、増設等の投資を伴う本格的な生産・販売については、事業の
合致する
実施結果や販売動向、地域全体の特産品のマスタープランでの位置付けなど総
合的に検討して判断する必要がある。
合致しない
⑤指標を設定することが出来ない理由
2次評価の当該事業への反映状況
本事業を地域活性化のきっかけの事業とし、その後の本格的な生産に向けた施設導入方法や販売戦
略等について総合的に検討されるよう支援をしていく。
政策評価委員会意見