救急課題テスト (平成27年度全国高校総体) 1 次の文章を読んで、(①)~(⑥)に入る正しい語句を語群から選び、記号で記せ。 (0.1 点×6) 「熱中症」という言葉を聞かない日がないくらい、毎日暑い日が続いている。この大会でもそうならない よう細心の注意が必要である。水分・塩分の補給をするなど予防が一番であるが、万が一そのような症状 になってしまった場合は、次のような応急処置をする。 ○日陰、風通しの良い涼しい場所に移動させ、(①)に寝かせて足を頭よりも20~30cmほど (②)する。 ○衣服を(③)、熱を放散させる。 ○水と塩分〈(④)%生理食塩水〉を少しずつ飲ませる。嘔吐、意識混濁の場合は飲ませない。 ○回復しない場合、全身を(⑤)する。 ○皮膚循環が悪い場合は四肢を(⑥)する。 ○一刻も早い救助を要請する。 語 群 ア 仰向け ク 冷却 イ うつ伏せ ウ 高く ケ マッサージ エ 低く コ 0.5 オ 緩め サ 0.9 カ かぶせ キ 保温 シ 2.0 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 小 計 ア ウ オ サ ク ケ 0.6 2 次の文章を読んで、(①)(③)(⑤)(⑥)(⑦)に入る正しい語句を語群から選び、記号で記せ。また、②と④の下線 部に関して、正しい場合には○を、誤りがある場合には×を記入せよ。 (0.1 点×7) 登山中に傷病者を発見した場合には、まず始めに(①)を確認しなければならない。もし、 (①)が無かった場 合は呼吸の確認をし、不十分な場合には気道を確保する。②気道を確保する際、口の中の異物は、異物が見えて いる場合は必ず取り除かなければならない。 気道確保後も呼吸が無ければ、人工呼吸を(③)回行う。④この 時、口対口がためらわれる場合などには省略し、心臓マッサージを行うことができる。 人工呼吸後、呼吸が再 開しなければ、直ちに心臓マッサージを行う。心臓マッサージにおける胸骨圧迫の深さは、成人男性の場合は(⑤) cm、胸骨圧迫のリズムは約(⑥)回/分,胸骨圧迫と人工呼吸の回数の比率は(⑦)である。 語 ア 1 群 イ 2 キ 15:2 ウ 100 ク 30:2 エ 120 オ 拍動 ケ 3.5~5.0 カ 意識 コ 6.0~7.5 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 小 計 カ × イ ○ ケ ウ ク 0.7 3 次の文章を読んで、(①)~(③)に入る正しい語句を語群から選び、記号で記せ。 (0.1 点×3) 捻挫の応急処置は RICE である。整復し、患部を(①)、関節を(②)(テーピング等)して安静にする。患部 を心臓より(③)位置にする。自力で歩いて下山する場合、しっかりと(②)する。 語 群 ア 温め イ 冷却 ウ 緩め エ 固定 オ 低い カ 高い ① ② ③ 小 計 イ エ カ 0.3 4 パーティーのメンバーに次のような症状が見られた。何の症状であると判断するか、語群から正しい語句を選び、 記号で記せ。 (0.1 点×2) (1) 顔色が青く、おびえたようす。脈を取ろうとして手に触れたところ、とても冷たく感じた。脈は30秒間 に60回であった。 (2) 立ち止まり、しゃがみこんだが息づかいが荒く、激しく速い呼吸が続いている。 語 群 ア 高山病 イ 過換気 ウ 低体温症 エ 熱けいれん オ ショック (1) (2) 小 計 オ イ 0.2 5 次の応急処置について正しければ○を、誤りがあれば×を記せ。 (0.1 点×2) (1)ハチ刺されの場合は、毒針を毛抜きで抜くか、横に払うように取り除き、ステロイド軟膏(抗ヒスタミン 剤含有)を塗る。 (2)熱傷の場合、速やかに冷却し、軟膏を塗るべきである。 (1) (2) 小 計 ○ × 0.2 隊 班 都道府県名 学校名 得点(2点満点) 救急課題テスト(平成27年度全国高総体)
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