今年は、早い時期から首都圏等でインフルエンザが流行の兆しをみせていま す。 当園では、関係医療機関のご協力で、毎年 11 月に殆どの児童・職員がインフ ルエンザ予防接種を済ませています。このほか、手洗い・うがいの励行、手指のア ルコール消毒に加え、冬季は朝・夕の検温を実施し、感染予防に努めています。 しかし、残念ながら今年は 11 月中旬に早くも数名の児童が罹患してしまいまし た。幸い、数日で終息をむかえましたが、あくまで流行の第一波と捉え、今後の流 行情報に注意していきたいと考えています。 冬に流行する感染症は、インフルエンザに限らず RSウイルス、ノロウイルス等、子ども にとっても大人にとっても注意が必要なものがあります。 特に、RSウイルスは耳慣れない感染症かもしれません が、一部で猛威をふるっているようです。これは、乳幼児 に好発する疾患ですが、重症化するケースもあるので 注意が必要です。 いずれにせよ、“備えあれば患(うれ)えなし”です。 年間通じて皆で意識を高め、感染予防に努めたい ものです。 看護師 清水すみ江 〈順不同・敬称略〉 ・長野市 中村公義 ・松代町 丸山素香 ・千曲市 宇都宮孝和 ・静岡県 鈴木れい子 ・松代町 樽鮨 ・松代町 青木 ・松代町 小池 ・松代町 西村商店 ・松代町 本多誠一郎 ・川中島民児協 ・徳永達夫 ・安曇野市 民生児童委員 ・長野市 金井哲雄 ・長野中央ライオンズクラブ ・ふじみ野市 村山利喜 ・入筒井育成会 ・新田光寿 ・ナガレイ ・中澤要良 ・孝養寺 丸山祥存 ・立正佼成会 榎本光良 ・匿名 -4- ・酒井 -1- ・テスタ 保育士 西村由佳 ・松代町 小池 ました。 ・松本市 金澤且子 ではありましたが、ご覧いただきありがとうござい ・中村 輪寺様ありがとうございました。不十分な完成度 ・長野市 武田正幸 も・・・?衣装を貸してくださいました大英寺様、法 ・龍洞院 ました。今度から職員はエプロンでなくなるか ・松代町 更生保護女性会 お見送りの際、多くの方に「一休さん衣装が似合っているね。」との声を多くいただき 毎日「練習しよう!」「え~」そんなやりとりが ありました。見たいテレビもあるし、宿題もある し、気分ものらないしなかなか進みません… しかし学園祭間近になると「お姉さん!練習し よう!」「今日は?出来る?」と子ども達の方から 声をかけて来ます。この何年かのみんなの成 長も見られ、ちょっと泣いてしまう職員も。 学園祭は子どもも職員も一緒に成長できる 場なのです。 ・松代町 倉島大輔 もありますが本当に職員全員で限られた時間の中で作りあげた劇となりました。 ・長野市赤十字奉仕団松代分団 物を作成する、音響の係と合わせる、各々の役でセリフを付け足し練り直す・・・他に ・匿名 ・日本鏡餅協会 ・アルソック ・カゴメ株式会社 ・ほっともっと ・松代町 久保青果 ・クリエイティブヨーコ ・匿名希望 ・長野県農業経営者協会長野支部 ・長野農業改良普及センター ・毎日新聞東京社会事業団 ・松代町 横田青果店 ・長野ライオンズクラブ ・松代町 北村魚店 ・匿名希望 ・広兼勝正 ・フラワーキッズ ・松代町 蓮乗寺 早川要清 前を呼ぶ子も居ました。台本を深夜まで何日間もかけ考える、衣装を借り、その他の ・アルソック ・山岸 ・松代町 高橋 ・アーキプラン ・荒井 ・更生保護女性会 ・匿名 ・松代町 龍堀石材店 ・水野 ・モロコシ ・匿名 ・長野市 酒井政雄 ・塩尻市 大和鉄男 ・長野市 町田進一 ・松代町 久保青果 ・下高井郡 山本優子 ・大空の伊達直人 職員に子どもたちも自然と前のめりになり、本当にあのお姉さんかなぁ・・・と不安で名 ・梅翁院 普段は怖いあのお姉さんが!普段は優しいあの先生が!!いつもと違うふざけた ・長野市 池田 園祭間近でした。初めて職員全員で揃って通したのは、なんと学園祭の前日でした。 ・大空の伊達直人 「一休さん」。劇をすると決まったのが学園祭の2週間前、台本の完成が1週間前と学 ・坂口和彦 ・長野放送 大成功に終わった学園祭。その中でも子どもたちに内緒で練習していた職員劇の ・松代町 相浦 ・樟原弘信 今年度も恵愛学園祭が、11月9日の日曜日に盛大に 開催する事ができました。地域に開かれた施設(恵愛学 園)を目指し学園祭が開催され、今年で第18回となり、 テーマの「 感謝 ~地域と共に」に相応しい学園祭にし ようと、児童・職員一丸となって取り組みました。 当日、バザーコーナーには、恵愛学園を支援し見守っ て下さっている、松代町、更埴仏教会の寺院からの提 供品が数多く並び、屋台コーナーでは更生保護女性 会・日赤奉仕団・立生校成会・他有志の方々のご協力 を得、小雨降る中ではありましたが開会となりました。 受付では、地元の横田邦隆さんが西条地区各種団体 長ご来賓の対応をして下さり、小中学校の生徒さん・地 元入筒井地区の方々と園庭に溢れんばかりのお客さん をお迎えすることができました。 当園も、平成29年4月の開設を目途に、千曲市稲荷 山地籍への施設移転整備計画が進んでいますが、地 域の理解と協力あっての社会福祉と日々痛感しており ます。 この松代西条地区と、関係者各位への感謝でいっぱ いの第18回恵愛学園祭となりました。こうしたご厚情を 糧に、職員・児童一同今後益々邁進し、明るく・楽しい・ 地域に開かれた恵愛学園を目指して参りたい所存を再 確認致しました。職員・児童の皆さんありがとうございま した。 ― 第18回 「恵愛学園祭」 実行委員一同 ― 秋のお散歩♪ あ!ひこうき! 気温も下がり、少し肌寒くなってきた頃。この恵愛学園には 心温まる素敵な贈り物が届きました!匿名のテスタ様という方から、 全国の児童養護施設にモルテンボールの寄付をということでピカピカのボール3つを頂きまし た。依頼を受けた株式会社モルテン様より、メッセージがありますのでご紹介いたします! 拝啓 育成会バスハイク★ 全国児童養護施設責任者様 この度は、当社のボールが突然届き驚かれている方や何だろうこれ?と思われている方もいらっしゃると思います。当 チロルの森♪ 社は、善意をもたれた匿名の方より、依頼を受けました。その方は、全国全ての児童養護施設の子ども達が喜んでもらえ るボールを同じように送りたい。また、この輪が全国に広がれば嬉しい、というお考えの方です。 子どもさんが喜んで使えるよう、サッカーボールとバレーボールとドッジボールを送らせていただきました。 るんるん♪ 商品の安全性や品質に関しましては当社が保障いたします。ご安心してお使いください。また、今回のボールは 当社の寄付ではありません。匿名の善意の方のご寄附で送らせて頂いたもの 冬のお散歩♪ ですので、純粋にクリスマス前の善意のある方からのプレゼントとして 受け取って頂き、子ども達にボール遊びを楽しんでいただけたらと思います。 その方の手書きのメッセージも同封いたしますので、 法輪寺様 こども万灯連参加! 短い秋が過ぎ、寒い冬がやってきました。 大きな風邪を引くこともなく、毎日元気い っぱい可愛い幼児さんたち!多くの方たち のご協力のもと、地域の行事や交流を通し て、日々様々なことを感じていることと思い ます。 初めての場所や人が苦手で泣き出す子も います。チャレンジ精神が高く何でも果敢に 向かって行く子もいます。そうして少しずつ 少しずつ成長していく姿が、とても愛おし い、そうしみじみ感じる毎日です。 もうすぐ春ですね、みんなどんなお兄ちゃ んお姉ちゃんになっていくのかなぁ…★ (保育士 高橋響子) ★ Happy Birthday ★ お友達も職員も一緒に ★ メリークリスマス ★ お祝いします♪ 『さんたさん、ありがとう!』 -3- お読みいただけたらと思います。 子ども達は毎日のように、テスタ様から頂いた ボールで遊んでいます。この感謝の気持ちが どうかテスタ様に届きますように!素敵なご寄附 を、ありがとうございました。 株式会社モルテン 大阪支店 Welcome! 恵愛学園では長野市との委託契約により「子育て支援ショートステイ事業」の受け入れを行っています。ショートステイ とは保護者の方が入院など何らかの理由で児童を自宅で養育することが困難になった時、一時的に学園でお子さんをお預か りし、保護者に代わって養育を行うものです。恵愛学園では昨年の 10 月から 1 月にかけて、延べ 12 人のお子さんをショー トステイでお預かりしました。 子育てのプロ集団を自負する(そうありたいと願っている…)我々職員ですので子どもの養育はお手の物、 「子どもが一 人増えようと二人増えようと関係ない!」……とはいきません…毎日接していてある程度行動パターンの読めている子なら いざ知らず、自由に飛び回る1人のお子さんを何事も無く無事に過ごしてもらい保護者のもとにお返しする。というのはと ても神経を遣うことで、常に目を離すわけにいきません。無事に期間を終え、お父さん・お母さんのもとにお返しするとき はほっと一安心。肩の荷が下りる思いです。 それでも、お預かりするお子さんと接する中で職員側が学ばせていただくことも 数多くあります。 「一般の家庭で生活している子の振る舞い」と「学園で生活して いる子の振る舞い」の違いを思いもよらないところで感じることがあります。今ま で学園で生活している子だけを見て「あたりまえ」と思っていたことが「あたりま えじゃなかったんだ」と気付かせてもらえることが多々ありました。改めて「あた りまえの養育」って何なんだろうと考えさせられる機会を与えていただきました。 子どもの養育を仕事とする我々職員にとって最大の武器はたくさんの様々なケー ス(子どもたち)に関わってきた“経験”です。これがあるからこそどんな子と出 会っても対処できるわけであり、何かトラブルや困難と向き合っている子ども達の 支えになって行くことができます。これからもたくさんの子どもたちと出会い関わ る経験ができる事に感謝しつつ、ショートステイの受け入れを行っていきたいと思 っております。 (指導員 中澤要翠) -2-
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